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【京都/吉田】2015/11/30(Mon) Kyoto Music and Feldenkrais Lessons at Kyo-machiya

2015-10-20 | Feldenkrais Lesson

Music and Feldenkrais-ish Night

2015.11.30

7pm−8:30pm

2,000yen

定員:8名

@人と生活研究所 音楽と植物と。。。

  The application will be closed as soon as the number of participants reaches the limit.

 

 

We will provide fine meditative awareness through movement lessons and organic music and fresh herval tea.

We pick them straight from our garden.

 

Our favorite time is sitting at 縁側(Engawa) and appreciate the view of little garden with moon and wind from Yoshida mountain.

 

Bringing little bit of your favorites go with herbal tea may welcome★

I am thinking of making some hot wine with autum fruets and herbs.

MY favorite these days.

Organized by Movement Art and 人と生活研究所

For more info: felcafe @ gmail.com

 

Organizers:

■阿比留睦美(Mutsumi Abiru)

Musical Therapist

町屋管理人・お茶と音楽担当,日米認定音楽療法士,音楽とリハビリテーション研究会

■小林三悠( Kohayasi iui)

Feldenkrais practitioner.

フェルデンクライス担当。国際フェルデンクライス協会認定プラクティショナ. Movement Art and Good Company 代表


■町家「人と生活研究所 音楽と植物と・・・」

 音楽や植物と通して、無理なく、楽しく、

 人とのコミュニケーション、そして、

 心身の健康の維持・増進をはかるための

 場所です.

 

〒606-8317

京都市左京区吉田本町12番地

電話・ファックス:075-751-5178

e-mail: felcafe @ gmail.com

担当:kohayashi

Subject:Music and Feldenkrais night

Write your ①Name ②Age ③Home Address ④Phone#(which we can reach for sudden cancellion of class etc...)でお申し込み下さい。定員6名に達し次第締め切らせて頂きます。ご予約は、10月27日17時までにお済ませください。

 

躍る剣鉾 差し手観察ノート#001 

2015-10-04 | GRAIN project

Japanese Somatic Education


剣鉾差しの集中練習が始まっています。

剣鉾差しは、特殊な足運びをすることで、先端にある剣先に似た”まねき”と呼ばれる部分の揺れをおこします。そして、飾りの下にある鈴と連動をはかり、音を出します。差し手の醍醐味は、一定のリズムで澄み渡った音を鳴らすことです。

□今年の練習風景動画

https://www.youtube.com/attribution_link?a=updOgftWZoc&u=/watch?v%3DVv0wTFzDeJA%26feature%3Dshare


この剣鉾ですが、種類がいくつもあり、その鉾一つ一つには、習性や性格があります。
 鉾の古さ、長さ、重さ等によっても習性や性格は、変化します。自分の体の中心軸と鉾の中心軸を合わせる作業を【芯】をとると言いますが、差し手は、まず鉾の習性を理解し、芯をとります。そして、その日の身体の軸のとれ具合とその日に差す鉾の芯をよく観察し、両者の芯をとります。芯を取るだけでは、鈴は鳴らず、 せっかくとれた芯を崩しては、とり、また、崩してはとり進みます。そうすることで、 まねきが揺れはじめ鈴が鳴る仕組みです。



 

 

”まねき”は、自分よがりになり、揺らそうとしても微動たりしてくれません。
では、どうしたら”まねき”がまねいてくれるようになるのでしょうか。それには、自己の内的身体感覚の観察、他者からの外的身体感覚の観察、前両者を繋げる周囲の環境への配慮のような3つ要素を取り入れる必要があります。

 

まず、その日の自分の心身のコンディションを注意深く観察する事はもとより、差し手仲間の客観的な視点の観察が一役も二役もかっています。差して仲間からの「鉾が少し前に倒れてんでー、右に少し身体をむけよかー、風、右からキてるしきーつけてー、鉾に行き先きいてー。」等の声掛けによって差し手は、主観的にとらえられなかった芯のズレを仲間差し手の客観的な観察の存在で、主観的要素が強かった観察を全体的な観察へと変化させる援助をします。


時には、路地やビルの間に起こるビル風のような突風がふき、環境的な観察を要する時の手助けがあったり、
また、差し手を故意にちょっと笑わせて、肩に力の入っている新米差し手に先輩差し手が冗談を言ってリラックスさせるといった裏技も大きな隠れ援助のひとつです。

このように、
鉾と差し手と仲間差し手と自然環境のチームワーク(観察や相互関係)の下、剣鉾は差されます。

日本では、ラグビー等のチーム制のスポーツが今、正に盛り上がりを見せていますが、剣鉾のような日本古来のチーム制スポーツ?も秋のよき気候のもと楽しむのも、いかがでしょうか。

 


(写真:吉田神社大祭にむけの練習風景)

★10月5日より、毎日19時より吉田神社境内にて集中練習。

★大祭は、10月11日吉田神社より巡幸開始。


創造的にいきてゆくために~フェルデンクライス•アプローチを再考する~ 

2015-10-03 | Feldenkrais Lesson

フェルデンクライス•アプローチ

創造的に生きてゆくために

~Feldenkrais approach as dynamic creative process in living~

 

 

秋も早たけなわ。

みなさん、いかがおすごしですか。

こちら、美山町では、金木犀のかほりが漂います。今週末は、久しぶりにシェアマウンテンにお客様をお連れてして山栗やらキノコ狩りやらをして秋の味覚を満喫しましたー。山栗は、こぶりなのにちょっと煎るだけであまーくて頬がほころびました。少しずつ、少しずつこんな生活が日常と成りますように日々小さい秋を見つけながら暮らしています。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、

10月よりWhite Cloud Kyoto様でフェルデンクライス•アプローチを担当することになりました。拠点を提供していただけるのは、私にとって偉大なる小さな一歩です。これをきっかけに、どうしてわたしはこのアプローチを実践しているのだろうと、改めてお声掛けいただいてから、問い直してみることに。ちょっとした文章をかいたのでお付き合い頂ければ幸いですー。

 

わたしの中で、フェルデンクライスを実践することは、最終的な人生の終着点ではなく。人生の通過点のひとつに過ぎnないのですが、今どうして実践しているかと言えば、私の人生は常に安定や規則性よりも、変化が目まぐるしく、つねに周囲の状況に即座に対応することを求められていたからかもしれません。

振り返ると、

その変化の多い現場や家庭の状況を満喫しようとしたとき、フェルデンクライスは、あえて言ううならば、創造的に生きて行くための手引きのひとつであったなーーと。経験にこだわって前に進めなくなった時、新しい風穴をあけて、出入り口をつくる作り方手立てをくれたひとつの発想であったな、と思います。

 

 

 

•創造的であること•••わたしたちは、今のままでは解決できないと感じ、これまでのやり方ではこれ以上の改善が見られない、このままではまずいと感じるときがあります。停滞感、限界意識、危機感等です。今に意識的になり(aware)、今を何とか打開しようとするときに重宝するのが新しい発想です。この発想を行動に帰る時に必要なのが創造性です。

•進行形であること•••ノンストップで進んで行く日常では、昨日と同じ事を今まで通りに、今のままで、過去の延長線上で継続していては、生き残る可能性は低くなります。今までのやり方では、通用しないという発想(Aware)が生まれたとき、何が起きるのでしょうか。それは、変化の兆しです。

 

変化とは、今までのあり方に新しさを取り入れた結果です。わたしたちは、時折時代が変わろう、周囲が変わろう、自分が変わろうとしている変化の時を察知しぞびれ、変身せずに、既存のやり方を変えずに進むときがあります。みなさんにも、思い当たる体験があるのではないでしょうか。どうして私たちは、容易に変化できないのでしょうか。

思いつく原因は色々ありますが、その中のひとつとして注目したい点は、変化に気づく感度が低いことです。変化に気づくには(自覚的になる)、繊細な気づく力が求められる。変身するには、まず,変化の対象が「これで(このままで)いいのか」という,疑問をもつ感性も求められます。「何とかできないか」と気づく発想力があり、次に「これからどうしたら良いか」、と創意工夫する創造力があれば、現状の停滞が進歩へ、限界が無限へ、危機が好機へと変わります。

では、どこでも、どんな状況でも、誰でもこの創意工夫の第一歩となる気づきの力の芯となる感度は、身につけられるのでしょうか。それは、違います。自分の生と他者の生の2つ以上を全うしようと努めている人であり、またそういった状況に身を置いている人である必要があるように感じます。もちろんそう言った場は、家族以外の単位でも良いと思います。会社で社員を雇用している。といった状況もこれにあたるでしょう。

生業であること•••家族を養うことが理由であれ、好きな仕事を全うすることが理由であれ、私たちは、生きて行くために日々の業を個々の尺度で全うしようと創意工夫が求められます(自らも求める)。言い換えれば、生業とは、生活の土台であり、譲れない糧であり、本気にならないと生きて行けない部分に関わる業。人のライフステージによって役割や責任の度合いは変化するものの、この創意工夫は、あなたが生を全うするその日まで続くと想像します。

これらの持ち合わせている場でないとこの感度は、向上するチャンスを得られません。

更に言うと、ひとつのことに対して経験が豊富になればなる程、日々の生業のなかで【当たり前】のことが増加します。【当たり前のこと】の中に存在する、些細な「あれ?」。ひいては、当たり前の中の変化=違和感を肥大化させてカタチにする行為が減少します。

もしも、あt当たり前を問い直す力を発想力と呼ぶならば、新しい変化を起こす行動力を創造力と呼びたいのです。面白おかしくヒトらしく楽しむ力が創造力だとしたら、そんな創造性をもって暮らしていきたいなーと。

フェルデンクライスアプローチは、この当たり前の日常に新しい変化を見つける感性をくれました。

長くなりました。

 

一言では、語りきれませんが

フェルデンクライスは、 

現在進行形で経過する(proces)、生きるための業(Living)に対する創意的(Creative)な姿勢を身に付ける手引き

であるということ。

その手引きを獲得したことで、創作、仕事、結婚、子育て、教育の分野で様々なヒントを得ています。

最後までよんで下さり、ありがとうございました。

みなさんは、何を糧に働いたり、何かを大切にして暮らしていますか。

コメント、ご意見、大歓迎です。

下のコメント欄にお寄せいただけたら嬉しいです。

 

 

小林三悠

ハワイフェルデンクライストレーニング終了。

California Institute of the Art舞踊学科/ファインアート学士取得

「仕事や好きなアクティビティーを末永く、全うしようと考える方々と表現文化やソマティック教育学(フェルデンクライス•アプローチ)を活用することで、創造的な暮らしをおくる応援をしています。」*The feldenkrais lesson is available in English. The practitioner lived in California and Hawaii states for 9years.

□過去の依頼、共同企画団体

京都自由学校様、子育て文化研究所様、人と生活研究所様、スポーツリハビリ研究会様、城陽市働く女性の家様、心身統一合気道会様、デイサービスセンターサクラ様、Impact Hub Kyoto, Traditional Theater Training様,美山Doors様、舞踊学会様•第19回定例研究報告(シンポジウム「ソマティックムーブメントとダンス」)、おおきなかぞく様

 

□依頼寄稿

•ダンスワークス舎様

身体調整法としてのフェルデンクライス的アプローチ~持続的な表現活動のために~

—特集:ダンサーの身体調整バイオメカニクスの視点から(2015)

 

□ 現在進行中の主催プロジェクト

•鴨川ダンス駅伝(表現文化活性化計画)    

•シェアマウンテン(山の暮らしを考える)  

• Art of Caring (福祉従事者とケアする時間を考える)

• GRAIN~静かな糧~ (日系文化にみる有形無形の身体感覚を抽出、継承)

□過去の活動ブログ http://blog.goo.ne.jp/felcafe/



White Cloud Kyotoにてレッスン時間

月曜日10:30~16:00

火曜日14:00~18:00

□レッスンは、通常一時間前後です。プログラム作りのため初回は1時間半前後かかります。

プライベートレッスンですので、ご都合のよい曜日、時間帯を明記の上、件名に「WCKフェルデンクライスレッスン」と書き

ご連絡下さい。

□メールアドレス:felcafe (at) gmail.com *at を@に変えてご使用下さいませ。