ダンス以前 》》》

■__/dance izen.

【KYOTO•JAPAN】 2017/06/26(Mon) 《観音》Attune_オトヲミル@Shinpukiji-Temple

2017-06-21 | 日本庭園


We are presenting collaborative gathering among photo, sounds, somatic movement at Soto school temple-Shinpukuji in Kyoto.

  
If you are somewhere in Japan around this time, please stop by and join the event.

The theme of the event would be "ATTUNE". If you have any thought, art piece,songs, or maybe food you would like to cook towards the theme, bring it on that day.

Let's talk and create something off of the theme.

 


2017年06月26日(月)京都•真福寺_すべてのみえるものは、すべてのみえないものにふれている

2017-06-12 | 日本庭園

今月の踊り場は、田の畦道から椿観音と水琴窟のお寺_真福寺様の庭園へとつづく園路となりそうです。

フェルデンクライス•プラクティショナーとして緩和ケアの勉強会へ出席していたときのこと。

ひとりの住職さまに出会いました。

幾度かお寺に足を運ばせていただいているうちに、坐禅とフェルデンクライスの接点やダンスと場の変容のこと等お話しする中で他のお仲間を紹介して頂きました。

相手の身体の中に脈々と流れる音にattuneし、その音の代弁者として音を発する元音楽療法士で今は、相手の本(当の)音を聞き、歌う”おとだま”使いの池田さん。

本人の未だ見ぬ情や仕草にatuuneし、その人の肖像画を一瞬にして掴み、写し撮る写真家の安斎さん。

お2人とも、まだみぬ、まだきこえぬ、以前の兆しを察し、掴む、attunerです。

 

今回は、そのみえぬ以前の事柄を小林が動きによって視覚化する役割をいただきました。

おどりたい人、こえをだしたい人、じぶんの本音、本心、本動に興味のある方、

いっしょに時を過ごせたら嬉しいです。

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絵:小林三悠

_Now and then_

(2017)  

チラシデザイン:安斎しのぶ

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寺の前に広がる田舎の風景。

水のはられた田は、水鏡のように夏の景色を映しています。

当日、雨が降らないかとすこし期待しています。

  

■駐車場は、15台ほどございます。

嵯峨嵐山を通り、ドライブがてらお気軽にお越しください。

 


【庭師•新人勉強会】あなたの好きな風景は?

2017-05-30 | 日本庭園

先日の庭師•新人勉強会のテーマは、椿。

初めの問いは、

「あなたの好きな風景は?」

庭師の勉強会と聞いていたので、椿の品種や育て方、手入れ等の話が中心になるかと予想していたので度肝を抜かれた。

勉強会の進め方というと、

1.進行係が椿のある風景について、自分の好きな風景を語る

2.他の庭師は、グループにわかれ4、5名で自分が好きだと思える風景について語る

ここまでのプロセスを過ぎたところだけでも、

それぞれの庭師の目指す原風景や風景に対する憧れ、記憶は多様であることを実感する。

 

こんなに異なる世界観や主観をもつ庭師が同じ現場で庭を世話し、

庭をつくる施主と関わり構想を練り、お互いの夢見る風景や風情を形にしてゆく。。。

また、それぞれの庭師の追いかける風景や風情を耳にすることによって自分の世界観に他の選択肢が加えられ、深みがでる。

 

なんとも楽しいプロセスが繰り広げられた。

 

さて、この風景をつくるにあたっては

技が必要となる。夢見ているだけでは到底個々人が目指す風景のある風情ある庭は作庭不可能であろう。

そこに、

「無作為の中の作為(意)」といった基本が重要となる。

これについては、

一言では語り尽くせないが話題は、「守破離」にまでおよんだ。

この辺りで議論の熱さは、マックス。

 

まさに、

「見慣れた風景」に「見慣れぬ人動きや姿」を投入することによって現在の風景を異化させる。

それが、ダンス以前の目指す踊りと風景の関係だと言える。

繊細さの中の大胆さ。

緻密の中の無作為さ。

無造作の中にある美。

命が生まれる以前の混沌とした景色の中に何を見出すか。

 

庭師の風景観。

いい

継続して参加すべし。

 

あ。

紺詫助、という種類の椿に出会った。

目も心も奪われた。

機会があれば、来年にでも探して鑑賞してみてください。

 


Re-making Old Kimono into New Costume for the performing Art...

2017-05-15 | 日本庭園

I have been creating the dance performance at Japanese traditional Garden these days.

It is sooooo much fun not only knowing all about the history of that garden but also the thought behind the landscape Artist.

They always think off of Human body.

As they create the design of Rocks, they actually walk and measure the distance among those rocks.

They sense, feel and create the gardens.

Human perception is the BIGGEST key of landscaping. 

 

I am into re-making old Kimono turning into the costume for parformances.

I read, sense, ask about the garden I performe. And then, pick the colors and the texture in order to make the costume.

Fun,fun,fun!!!

 

■___/dance izen

Kyoto,JAPAN

Somatic education, Feldenkrais and ART in Life

BFA in California Institute of the ARTs, choreography and stage management

Hawaii Feldenkrais method Professional Training, Maui, Hawaii, 2004~2008

MFA in Kyoto Woman's University, Cultural Art Expression and Human development

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2017年5月14日(日)大徳寺•聚光院 「白の御神楽」

2017-03-31 | 日本庭園

日ましに春めくこの頃です。

みなさま、いかがお過ごしですか。

私は、桜の開花情報が気になる毎日を送っています。

 

さて、本日は嬉しいご縁に恵まれご報告がてら書いています。

新緑の輝く五月、

大徳寺•聚光院にて朴守賢氏作曲の「白の御神楽」を舞わせて頂く運びとなりました。

朴守賢氏は、「白の御神楽」についてこう書いています。

 
胎児や魂の記憶を表す世界を、私は 「白」 と呼びます。作曲年の2012年は息子の誕生年でもあり、うまれることの美と神秘性がそのまま作品の主題にな り ました。子宮内の音に似たベースがゆったり時を刻み、母なる声が母音から 「うまれる」 の歌を、少しずつ差し込む現世の光が高潮を迎え 「生まれく る愛」 と いう意味のハングルを歌います。 「白」 の世界から発展して、悠久やアジア、平安を想起する 「御神楽」 を題名に付しました。元は現代舞踊との共同発表で、 自装束の韓国舞踊 「サルプリ 」 ともイメージを繋げています。
 
 
「白の御神楽」は、以前ピアノとソプラノ(声楽)やコントラバスとソプラノ(声楽)にて演奏されているようですが
今回は、大北恭子さんによる琴とソプラノ(声楽)によって演奏されます。
琴による演奏がどのような形で奏でられるか、乞うご期待です。
 
そして、当日は、
千利休作庭の”百積庭”をテーマに大北恭子さんが作曲した琴独奏曲も初演されます。
こちらもお楽しみに。
 
私にとって、身に余る舞台です。
心を込めて勤めます。
 
みなさま
どうぞ、お運び下さいませ。
 
 小林三悠
2017.3.31
 
朴守賢[作曲家]
大阪音楽大学作曲専攻出身。作曲を田中邦彦氏に師事。アジア作曲家連盟 「アジア音楽祭2003」 、国際現代 音楽協会(ISClll)World Music Days(2009/ス ウェーデン、2014/ポーランD等に入選。第3回 ACL―Korea青年作曲賞優 秀賞、第15回大郎国際現代音楽祭最優秀賞、日本クラリ ネット 協会作品コンクール第3位、関西現代音楽交流協会作曲賞、 第7回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位、等を受賞。2008年「朴守賢朗読音楽作品展」(神戸女学院小ホール)、 2015 年 「Double Respationj(京 都芸術センター)と個展開催。
 
 
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大北恭子邦楽コンサート
 
大徳寺 聚光院

 
 
写真 京都源泉観光情報より http://kyotoshunju.com/?p=292
 
 
 
お問い合わせ:大北恭子事務所
concert.koto01(at)gmail.com
(at)を@にしてご使用下さい。