最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

●子どもの問題

2010-01-17 15:30:11 | 日記
●13時間!

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今日は、土曜日。
パソコンと格闘して、13時間!
朝の6時から、夜の7時まで。
先ほど、やっと作業を終えた。

何をどうしたかについては、書いても意味はない。
いろいろあった。
で、やったことは、パソコンのCディスクを、
韓国製のものから、HITACHI製のものに交換しただけ。

もとからあったハードディスクが破損していて、
ハードディスクをそのままコピーできなかったこともある。
あれこれ確かめながら作業を進めた。
プラス、いろいろあった。
それで13時間。

ワイフが、「よくも、それだけの根気がつづくわね」と言って、笑った。
ホント!

が、楽しかった。
ハラハラ、ドキドキの13時間。
おかげでBIOS(バイオス)の設定のし方も、イチから理解できた。

・・・

夕方、暗くなってから、近くの回転寿司店で、回転寿司を食べた。
私が4皿、ワイフが4皿。
プラス、海草汁と茶碗蒸し。
ふと、うしろの席の人たちを見ると、父・母・子ども2人の計4人で、32皿も食べていた。
思わず皿の数を、数えてしまった。

返り際レジで、レジの女性に、「多い人は、どれくらい食べますか?」と聞くと、
「多い人で、この前、2人で、38皿、食べた人がいました」と。

38皿!

私の「17時間より、すごい」と、どういうわけか、思わずそんなことを考えてしまった。


Hiroshi Hayashi++++++++Jan.2010+++++++++はやし浩司

●「花火議員」(浮動票層が動いた!)

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民主党の若手議員たちよ、
あなたたちは、所詮、花火議員でしかない。

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民主党の小沢幹事長、あなたは、我ら、浮動票層をとうとう怒らせた!
あなたが浮かべる不遜な笑みを見て、不愉快に思っていない人はいない。

問題は、どう金が使われたかではない。
その金が、どこから、どのような経路を経て、何のために出てきたか、だ。
小細工を重ねて、問題をすり替えないでほしい。

思い出してほしい。
我ら浮動票層は、民主党を支持したから、民主党に票を入れたのではない。
「麻生首相だけには勝たせたくない」という思いが、一丸となり、民主党に向かった。
ふつうなら、ここでブレーキが働いたはず。
一方の党だけをベタ勝ちにさせるのは、我ら浮動票層のやり方ではない。
そのブレーキが、そのため働かなかった。

が、選挙に勝った(?)とたん、あなたは「支持された」と、はしゃいだ。
奥から出てきて、傲慢になった。
鳩山総理大臣ですら、「支持されたから、その責任を果たす」などというようなことを言っている。
それはどうか?

 いきなり対米追従外交反対を唱え、親中路線。
アメリカをはずして、東アジア何とかという、大風呂敷。
そのうしろで、小沢幹事長は、総勢300人もの国会議員などを従えて、中国へ大名旅行。

 我ら浮動票層は、息を潜めて、小沢幹事長の言動を見守ってきた。
しかし、もう、がまんならない。
醜悪というより、醜悪さという点では、麻生前首相よりひどい。
我々はとんでもない党に、一票を入れてしまった。
バカだった。
後悔しているが、ここからが浮動票層の根性。
ただの(怒り)では、すませない。
もちろんだからといって、自民党に、と考えているわけではない。
しかしそれも醜悪さの程度による。

 それだけではない。
それよりもソラ恐ろしいのは、民主党議員たちの隷属根性。
小沢幹事長は、民主党内では批判も許さない、独裁者?
日本という民主主義国家にありながら、また「民主党」という名前を標榜しながら、その中身は、K国と、どこもちがわない。
若手の議員たちは、「議員にしてもらった」という(恩義)だけで、黙っている。
そこが恐ろしい。
なぜ今日に至るまで、「民主党に失望した」と言って、民主党を離れる議員がいないのか?
ダンマリを決め込んでいるのか?
それほどまでに、権力の果実は、おいしいのか?

 麻生前総理大臣が、「辞職しない」とがんばったとき、それをいちばん喜んだのは、民主党だったはず。
しかし今度、小沢幹事長が「東京地検と全面対決」とがんばればがんばるほど、それをいちばん喜ぶのが、自民党。
そんなこともわからない政治家に、どうして我ら浮動票層は、国際政治を任すことができるか。
まさに音痴政治。
専制政治。
現在の民主党は、国民の総意から、完全にはずれてしまっている。
現在、民主党の支持率はおおむね、50%強。
鳩山内閣の支持率は、10%前後。
小沢幹事長ががんばればがんばるほど、民主党の支持率はさがる。

 小沢幹事長に国会議員にしてもらった、若手の議員のみなさん。
あなたがたにつける名称は、「一夜の夢で終わる、花火議員」。
今回、一期だけの「花火議員」。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 民主党 花火議員 小沢幹事長 汚職 浮動票層の動き)

【補記】

 現在の民主党議員たちを見ていると、江戸時代さながらの封建意識を感ずる。
「忠義」という言葉に代表される、封建意識である。

 西洋では、主従関係と言っても、「契約説」に基づく。
ギブ&テイクの関係である。
親分がまちがいを犯せば、子分たちは、さっさとその場を去っていく。
別の親分と契約を交わして、新しい主従関係を作っていく。

一方、この日本では、あのドロドロしい隷属意識が、いまだに生き残っている。
そこはまさに「忠臣蔵」の世界。
義理と人情の世界。

 親分がいくら狂っても、それにたてつくことすら、許されない。
親分に責任を問うこともない。
「忠臣蔵」でも、悪の張本人は、浅野内匠頭自身ではないのか。
松の廊下での軽率な行為で、家来たちの人生をみな、狂わせてしまった。
本来なら、小沢幹事長自身が、子分たちを追い詰めないよう、自ら身を引くべき。
しかし権力と金に狂った、あの親分に、それは期待できない。
どこまでも醜悪。
ゲボが出そうなほど、醜悪。
いちばんの犠牲者は、若手の議員たちということになる。
一夜の夢だけを見させてもらい、あとは、ポイ捨て!
(2010年1月17日記)


Hiroshi Hayashi++++++++Jan.2010+++++++++はやし浩司

●子どもの問題

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子ども(小学生)に何か問題を発見したら、
つぎの3つの方面から、分析、観察する。

(1) 生来的なものかどうか(遺伝的な要素、たとえば性質、性格など)
(2) 環境的な問題に起因するものかどうか(育児環境、0歳~2歳期の母子関係)
(3) 機能的な障害によるものかどうか(何らかの情緒障害などが背景にないかどうか)

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●将来的な性質

 生来的なものとして、その子ども自身が親から引き継いだ性質、性格などがある。
過敏傾向が強い、鈍感傾向が強い(頭が「鈍感」という意味ではない)など。
繊細さや、鈍感さ(頭が「鈍感」という意味ではない)も、親の性質を引き継ぐことが多い。
これらについては、すでに何度も書いてきたので、ここでは省略する。

●環境の問題

 子どもの成育、知的発達、人格的発達、道徳的発達に、重大な影響を与えるのが、「環境」ということになる。
その環境は、0歳~2歳前後までの環境と、特定してよい。
そのころ子どもの方向性は決まる。
これには、2つの意味が含まれる。

(1) 子どもの方向性が決まる。
(2) 親の育児姿勢が決まる。

 その中でもとくに大きな影響を与えるのは、母親である。
この時期の母子関係の重大さは、それ以後の親子関係のそれとは、比較にならない。

・・・といっても、深刻に考えてはいけない。
子どもというのは、愛情豊かな家庭環境の中で、静かに、穏やかに育てればよい。
ごくふつうの家庭を想定し、自然体で子育てをする。
気負い、心配、不安、過保護、過干渉、過関心は、避ける。
とくに不幸にして不幸な家庭に育った親ほど、注意する。
このタイプの親は、自然な形での(親像)が脳の中にインプットされていない。
そのため子育ての仕方が、どうしてもぎこちなくなる。
その(ぎこちなさ)が、子育てをゆがめる。

 たとえば最近の研究によれば、青年期になってからの、「うつ」「うつ病」の遠因は、この時期に作られることがわかっている。

●機能的な問題

 脳の機質的な問題はともかくも、機能的な問題で、子どもの心がゆがむことは多い。
「情緒障害」といわれるのは、おおむね、脳の機能的な問題と考える。
もっとわかりやすく言えば、脳の機能的な変調が原因と考える。
子どもは、ささいなことで、その変調を起こしやすい。
そのため脳間伝達物資、ホルモンの分泌などに、変調がもたらされ、それが情緒障害へとつながっていく。

(これに対して、脳の構造そのものに器質的問題があるばあいを、機質(器質)障害という。
しかしこれは医学的な問題で、教育の問題ではない。)

●J君の例

 J君(小1)という子どもを仮想してみる。
J君は、静かで、ハキがない。
意見も発表しない。
いつもほかの子どものうしろを、ノロノロとついていく。
穏やかで、柔和な笑みを浮かべているが、何を考えているか、つかみにくい。
つまりその分だけ、不満や不平が、心のどこかに抑圧される。
家の中では、親に対して暴言を吐いたり、暴れたりする。

このタイプの子どもを、英語では、「SHY(シャイ)な子ども」と表現する。
アメリカでは、(シャイな子ども)は、問題児と位置づけられている。
アメリカの内科学会では、情緒障害児を診断するときの、重要な診断項目のひとつにしている。

●「生まれつきです」

 このタイプの子どもの母親に接すると、たいていの母親は、決まってこう言う。
「この子は、生まれつき、こうです」と。

しかしこれはウソ!

 生まれたばかりの子どもを見て、その子どもの性質、性格をつかめる親はいない。
ドクターでもいない。
専門家でもいない。
母親自身が、そういう目、つまり不安先行型、心配先行型の子育てを、(生まれながらに)しているにほかならない。
つまり自分だけにしか通用しない、(色眼鏡)で、子どもを見ている。
言い換えると、責任逃れ!

●分析と観察

 が、すべて(環境)だけが原因とは、考えられない。
そこで冒頭にあげた、3つの方面から、J君を分析、観察する。

 J君は、繊細な感覚をもっている。
神経質で、デリケート。
これらは将来的な部分と考えてよいが、母親自身の性質、性格が移植されているケースも少なくない。
こうした傾向は、遺伝というよりは、代々、世代連鎖しやすい。
とくに、うつ、もしくはうつ病の母親は、注意したほうがよい。

●親の障害 

 ここにも書いたように、親自身に何らかの障害があるときは、とくに警戒を要する。
一時的なマタニティー・ブルーであれば、おおげさに考える必要はない。
しかしそれがときとして、そのまま育児ノイローゼとなって、育児期間にまで残存することがある。
育児ノイローゼそのものは、うつ、もしくはうつ病と考えてよい。
けっして安易にとらえてはいけない。

 このタイプの母親は、一日中、子どものことばかり考える。
またそれが心から離れない。
ささいなことにこだわり、それをおおげさに考える。
取り越し苦労とヌカ喜び、その2つを繰り返す。
子どもに対しては、こまごまと注意したり、叱ったりする。
この心の余裕のなさが、子どもの心を萎縮させる。

●機能的な障害

 どんな子どもにも、情緒障害的な(芽)はあるという前提で考える。
個人差はあるだろうが、それはささいな(差)に過ぎない。
わかりやすく言えば、どんな子どもでも、不適切な家庭環境に置かれれば、情緒障害児になる可能性は、あるということ。
 
 簡単な例で言えば、夜尿症にしても、今では「癖」と考える学者はいない。
脳内ホルモンの変調が原因と考えられている。
睡眠中は、脳内ホルモンの働きによって、尿の生産が止められる。
その脳内ホルモンが、変調する。
睡眠中も、尿が生産されてしまう。
それが夜尿症へとつながっていく。

 もう少し心配なケースでは、かん黙症がある。
幼稚園へ保育園などに入園したようなときに、発症することが多い。
子どもは、かん黙することによって、自分の心を守ろうとする。
心理学の世界では、「防衛機制」という言葉を使って説明する。
家の中では、ふつう児のようによくしゃべる。
が、一歩、集団の世界に飛び込むと、貝殻を閉ざしたかのように、無言を守る。

 が、こうした機能的な障害についても、0~2歳期の環境が大きく影響している。
つまりこの時期の不適切な育児姿勢、育児環境、子どもへの態度が、その(きっかけ)を作る。

 ここでも重要な鍵を握るのが、母子関係ということになる。

●親の自覚

 だれしも、無知(?)の状態から、子育てを始める。
が、まったくの無知かというと、実はそうではない。
「子育ては、本能ではなく、学習である」というのは、そういう意味である。
つまり親は、無意識のうちにも、自分が受けた子育てを、自分の子どもに再現する。
育児姿勢だけではない。
育児哲学にしても、そうだ。
たとえば権威主義的な家庭環境(悪玉親意識が強い家庭環境など)に、育った親は、自信も、権威主義的な子育てをしやすい。
これを心理学の世界では、「世代連鎖」とか、「世代伝播」とか、呼んでいる。

 そこで重要なことは、まず、自分の子育てに気づくということ。
そのためには、自分の(過去)、とくに0~2歳期の自分が、どういう子育てを受けていたかを、知る。

 といっても、そのころの記憶の残っている人はいない。
断片的な記憶はあるかもしれないが、連続性をもった記憶はない。
そこで客観的に、自分が生まれ育った環境を、推察してみる。

「私は、心豊かで、静かな環境で生まれ育ったか」
「私は、母親の愛情をたっぷりと受けて育ったか」
「家庭は円満だったか」

 その中でもとくに重要なのが、母子の間で形成される、基本的信頼関係である。
それについては、たびたび書いてきたので、ここでは省略する。

(興味のある人は、「はやし浩司 基本的信頼関係」で検索してみてほしい。)

 もしそういう環境で、あなた自身が生まれ育ったのなら、よし。
そうでなければ、あなたの子育てのどこかに、(ゆがみ)がないか、・・・というより、(ゆがみ)があるという前提で、自分が今している子育てを、反省する。

●引き金論

 平たく言えば、子どもの情緒問題、つまり機能的な情緒問題の引き金を引くのも、(環境)ということになる。

 一部の情緒障害児団体では、「遺伝説」を前面に押し出し、「親には責任がない」というようなことを主張している。
「遺伝説」と唱えるなら、先にも書いたように、どんな子どもにも、その(芽)はある。
ない子どもはいない。
この問題は、「引き金を引く・引かない」の問題と考えてよい。

たとえば赤ちゃん返りがある。
重篤な子どもになると、嘔吐、発熱を繰り返すようになる。
しかしそういう子どもでも、(下の子ども)が生まれたからそうなったのであって、もし(下の子ども)が生まれなかったら、赤ちゃん返りは起こさなかったはずである。
この場合も、不適切な、(上の子指導)が、赤ちゃん返りの引き金を引いたと考える。

●J君のケース

 日本でも、「シャイな子ども」については、(問題のある子ども)と位置づけるべきではないのか。
またそういう前提で、子どもを観察する。
そういう点では、J君は、「問題児」ということになる。
けっして子どもの、本来、あるべき姿ではない。
またそういう子どもを、よい子と誤解してはいけない。
(今でも、そういう誤解が、この日本に蔓延しているのは、驚くべきことである。)

●では、どうすればよいか

 が、希望を捨ててはいけない。
こうした子どもの問題、さらには、自分自身が生まれ育った環境の問題については、それに気づくだけでよい。
気づけば、あとは時間が解決してくれる。
「すぐに・・・」というわけには、いかない。

 というのも、子育ては、リズム。
親のリズム。
そのリズムは、子どもを妊娠したときから始まっている。
そのリズムを変えるのは、容易なことではない。
そういう点でも、子どもの指導よりも、親の指導のほうが、むずかしい。
だから時間がかかる。

 それに理想的な環境の中で生まれ育った人など、いない。
私にしても、この文章を読んでいるあなたにしても、過去はボロボロ。
そこで重要なことは、そういう過去があったということではなく、そういう過去の上に(私)が乗っていることに気づかず、その過去に振り回されること。
同じ失敗を繰り返すこと。

 繰り返すが、それに気づけば、5年とか10年とかいう年月を経て、この問題は解決する。
あとは時の流れに、静かに身を任せればよい。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 育児論 子どもを見る3つの側面 子どもの環境 子供の問題 はやし浩司 過去)


Hiroshi Hayashi++++++++Jan.2010+++++++++はやし浩司

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