ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

ユニバーサルフロンティア理論より「真空とは何か(5)」

2012年10月17日 | Weblog
(封じ込めによって隔てられる真空 続き)

さて,ユニバース粒子は2クォークを生みますが,エンプティー粒子はZ粒子とt反tからなるクーパー対を生みます.

 t反tをクーパー対にしてしまう古い真空は,最大深度を-344Gevに設定している真空だ,といったらいいだろう.そうすると,それに対して外界を取り巻く新しい真空は,最大深度は-246Gevなんだから,より浅い(いわゆる偽の)真空だと評しておかしくない.だからtクォークは反tクォークと合わせたら,質量が344Gevになって真空期待値の246Gevを軽く超えてしまうから,まさにその理由でメソン(中間子)結合をすることができなくて,それで単独の出現しかできないのではなかっただろうか.

その際に,分数荷電の素粒子が出たのでは,論理の平仄としてちょっと弱いから,そのこともクォーク整数荷電の弱い証拠のひとつだといえる.

 クォークの封じ込めの内部において,ゲージ粒子が作用しても何も出てこないが,外部では盛んに,あたかも打ち出の小槌のようにハドロンが湧き出てくるというのも「外部が偽の真空である」とする根拠のひとつにできるだろう.ハドロン内部ではクォーク凝縮・グルオン役の中間子・質量の存在しない弱ゲージボソンなどが,それこそ必要に応じて出てくるだけであって,ハドロンを生むような余計な反応はしない.ふたつのクォークが過度に近寄った際にも,ユニバース粒子を合成するが,それは元のふたつのクォークにすぐ分かれて他の種の(陽子を崩壊させるような)割れ方はしない.

ハドロン内部にヒッグス場は機能しないので,ユニバース粒子がZ粒子とヒッグス粒子とに割れるのは,封じ込め外部の新しい真空の中である.

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