ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

ユニバーサルフロンティア理論より「真空とは何か(4)」

2012年10月16日 | Weblog
・封じ込めによって隔てられる真空

 ユニバーサルフロンティア宇宙におきましては,ヒッグス粒子が蒸発していて,物質に質量が存在しない時期といったものを設けません.ですから,そのヒッグス粒子が凝固しだして,物体に質量が生じ始めた真空の相転移なるものも存在させません.
 それでも2種類の真空が存在するのは,ハドロン形成に必要とされる,クォーク封じ込めにともなう内外の空間の区別だけです.
 封じ込めの内部は,ふつうにはいわゆる外界ですが,そこではヒッグス場が存在して物体はすべて所定の質量を持って運動しています.封じ込めの内部,これはユニバーサルフロンティア理論では最初の真空なのですけど,そこではクォーク凝縮によってクォークがプライマリーな質量を得ています.そこではユニバース粒子が2クォークに生じては消えている真空です.

このユニバーサルフロンティア理論にとっての古い真空の真空期待値は344Gevと予想されましょう.

 封じ込めの内部においては,ヒッグス粒子の代わりとして,さまざまなハドロンが代わりを務めているのですが,クォークが封じ込められる以前には,質量435.2Gevのエンプティー粒子から質量91.2GevのZ粒子が抜け出した質量344.0Gevのt反tからなるクーパー対が,擬ヒッグス粒子として君臨していました.
 つまり,宇宙初期にはヒッグス場だって存在したのですけど,それを追い出す形で,クォークの封じ込めが進行したのです.
 ワインバーグ=サラム理論においては,その真空期待値として246Gevという数値がございまして,ユニバーサルフロンティア理論におきましては,ヒッグス粒子質量を半分の123.0Gevに設定いたしております.t反t対の質量は,それを遥かに凌駕しておりますので,ヒッグス場と共存できなくて,まさにその理由でクォークは封じ込められていくのではないかと存じます.
 ですから,封じ込め内部においてはヒッグス機構が効きませんから,クォークもクォーク凝縮も質量0から始まります.そうなると南部のノーベル賞受賞論文は近似のカイラル対称性による大雑把な近似計算などではなくて,まさしく,厳格な陽子質量を計算していたことになるでしょう.南部理論による質量付与がプライマリーであり,ヒッグス機構はセカンダリーであるに過ぎない,というのがユニバーサルフロンティア理論の結論です.

ユニバース粒子は,封じ込めの内部では2クォークに割れるのですが,外部ではZ粒子とヒッグス粒子とに崩壊します.
 
 

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