母の看病しているとき、一番恐れたのは母より先に倒れる事でした。
それは無事やり遂げたのですけど、その後の目標を失っています。
息子も巣立ち、母の看取りも終わって家族の為にと言う目標は無くなりました。
自分の為だけに生きる時、何を目標にして良いのか手探りです。
このあたり女性は強いですね。
友達と遊んだりしてその時その時の状況でたくましく生きています。
私も年齢的に後は介護が必要になる年齢です。
誰にも迷惑をかけたくない、誰の世話にもなりたくない と言うのが基本的な考え方。
しばらくは残りの人生の生き方探しです。
最後は我が家の合言葉、一人で腐る で良いのですけど。
江戸の小鉢料理に興味を持ち、小鉢の本とおかずの本を買いました。
レシピを見て今のようなややこしい材料、調味料は無く素朴で気に入りました。
とりあえずおかずの本からシイタケの佃煮(10月)を作ってみました。
一昨日記公からの帰りにシイタケ6個入りを2パック買っていたのでちょうどレシピとぴったり。
軸を取り、傘の部分を食べやすい大きさに切り、軸は石付を取って縦に裂きます。
だし昆布、5センチ程度を1センチ角に切り水につけて30分。
鍋に上記を入れて水は記載がなかったのですけど浸る程度で良いです。
砂糖を大匙1、醤油を大匙1.5入れて煮ます。
水分が半分ほどになったら 実山椒の水煮 を小匙1 加えて水分が無くなるまで煮詰めて完成。
私は残念ながら山椒の手持ちが無かったので入れませんでしたけどなかなか良くできました。
(その後実山椒の水煮は発注しましたので少ししたらもう一度作ってみます)
冷蔵庫は無く、燃料にも制限のあった江戸の料理、面白いです。
独居あるいは少人数の家族には活用出来るレシピが多いと思います。
参考までに買った本は
江戸おかず 12ヵ月のレシピ 季節を味わい体が喜ぶ (講談社のお料理BOOK)
車 浮代
今すぐつくれる江戸小鉢レシピ シンプルで粋。 (講談社+α文庫)
車 浮代
今も季節の食材はありますけど、より食材で季節を感じる時代だったのだなと改めて思います。
たぶんやっとその季節になって初物が食べられる感動は大きかったのでしょうね。
( 追記 )
「 ニャンの飼い猫暮らし 」
今朝4時に起きて下に行くと、ニャンは台所の入り口で廊下のほうを見て座っていました。
私が降りて行くのをずっと待っていたのか、足音が聞こえたから出てきて座ったのかはわかりませんが、今日は雨のようなので一日出ないと良いなと思っています。