知らざるを知らぬと為すこれ知るなり (論語より)
ソクラテスの言葉にも 無知の知 と言うのがありますね。
改めてこの言葉の大きさを認識しました。
世の中知らないことだらけ、この世で人間が知っていることなど塵以下。
その中で自分が知っていることなどもう無いに等しい。すごく限られた範囲の事でしかありません。
人間は今まで学んだ経験や知識で物事を判断します。
それ以外に広い世界が広がっている事になかなか気がつきません。
知らない世界がある事、「無知」を知る事は自分の思考の世界が広がる出発点かも知れないと思いました。
会社などでも自分は何でも知っている、自分が一番頭が良い、自分の言う事を聞いていれば良いのだ!と言う人がいます。
狭い世界に閉じこもっている可愛そうな人だなと思います。
UFOを見たことが無いので無い。
幽霊を見たことがないのでいない。
死後の世界は見たことないので無い。
それは今まで経験していないだけです。
内部が燃えている星のほんの薄い皮に住んでいる人間、すぐそばでその星の周りを回っている星の事も良く解かってません。
宇宙の果てなど解かろうはずもないのです。
知らないは知らないで良いのだと思います。
人間が知っていることなど大したことないのですから。
車の事故、山の事故、これらも自分の小ささを認識していれば避けられるかも知れません。
最近交通のマナーが悪いなと思います。
違反にならない速度で走っているのにすごいスピードで追い越していったり赤になっても止まらなかったりする車は日常茶飯事。
若いころは頭に来ましたけど(今もあまりにひどいとカチンと来ますけど)最近は自分が危険になるだけと思って、あいつより自分はほんの少しマナーを守る上等な人間かな と思うようにしています。
( 追記 )
「 ニャンの飼い猫暮らし 」
今朝はニャンが帰ってきません。
たまに帰らない日があるのですけど、その日かも。