ここのところ立て続けに電子書籍で小説を読んでいます。
買って読むと当分読み返すことも無いまま本がどんどん溜まって行き始末に困りますが電子書籍はその点良いです。
図鑑や辞書など順に見るものでない本には向いていませんが小説やコミックには向いていると思います。
浅田次郎を読んでいますが、それと並行して前文庫いなっていない本を持っていたと思うのですけど電子書籍で道迷い遭難の本を買って読み直しています。
机上で地図を見たり、ここで迷ったのかと解かりますけど、現場だったらどこで迷ったのか解からないだろうし(わかっていたら迷いません)良いトレーニングになります。
自力で下山している場合もありますが、谷筋で発見されるのが多いのは本能的に谷に入ると言うのが良くわかります。
また、あまり地図を研究していない、あるいは地図を持っていないと言うのもあります。
私の場合、ガイドブックの地図を拡大した物のほか、国土地理院の地図に磁北を入れたもの、その他持っている山岳地図の拡大コピーなどを1か月前から研究しストリートビューのある所は見ています。(航空写真も)
主要なポイントはGPSに入力しておきますし、今回山岳地図入りのGPSも導入したので対応の幅が増えました。
タブレットにも現在地を示すアプリが何種類か入れてあります。
これだけやってもたぶん難しい山域では迷う可能性あり。
机上で地図を暗記するほど見ても実際の地形では地図と景色が一致するとは限りません。
オリエンテーリングをしていた時、例えば道の曲りを間違える場合たいていは曲がるべきところより前で間違えています。
その時、自分は正しいと思っていますのでなかなかリカバリーするのは難しいです。
同じような地形が連続する場合違う尾根、違う谷に入っても気が付きません。
基本は解かっているところまで戻る ですけど、気が付いた時にはかなり進んでいて 戻る よりこっちからも行けるだろうなどとどんどんドツボに入っていくのです。
奥武蔵の詳細地図、前回もコピーして持って行って参照していたのですけど、今日虫眼鏡で見たらテレビ埼玉の建物がこの地図だけカバーされていました。
一般コースでは無いのに調査されていたのですね。
ただ、字が針で突いた程度の大きさ、使っている眼鏡では見えないので、何か書いてあるなと虫眼鏡で見たら書いてありました。
前回の奥武蔵で自分の弱点を幾つか発見、今度は虫眼鏡も持って行こうと思います。
本を読み返して復習、11人、私を含めて12名の低山部メンバーを正しく導かねばと思っているのです。
それにしても体力が落ちて、膝が弱くなったな~、早めに 平地部 になるかも。
道迷いの本を読み返してベテランでも紙一重だなと思います。
これから高齢者の登山者もますます増えます、
若いころから経験を積んでプライドを持っている人も多いです。
でも、道迷いは紙一重、行きやすい低山でもおこります。
低山のほうが起こる可能性が大きいです。
今は携帯のアプリで山岳地図、国土地理院の地図で現在地を示してくれるアプリが幾つも出ています。
また、山岳地図の入ったGPSも幾つも出ています。
これらの使用方法に習熟し道迷いを最低限にとどめましょう。
でも、起こす可能性は0ではありません。