闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

お墓参り

2010年03月23日 | 道場日記

 昨日は春分の日の振替休日でお休みをいただきました。それぞれの父と母を誘ってそれぞれのお墓をお参りしてきました。お彼岸ということで墓地には沢山の人がお参りにみえていました。前日までの風も落ち着いて、雨にも降られず無事お墓参りを終えるとなんだかとても清清しい気持ちになりました。

 実家のお墓は相模原のはずれにあるのでなかなか行くことができません。昨年もちょうどこの頃、型試合の休みを利用して家族三人で出かけました。そのとき昨年の全関東で優勝された保本先生からお電話がありました。(お休みにめったに電話をかけてこられるような人ではありません)全関東大会のスタッフの件を心配してのお電話でした。たぶん誰もいない道場からだったと思います。ものすごいプレッシャーに苛まれる中、ご自分の出場される試合の運営について気遣えるとはさすがだと思いました。

 そういえば去年の今頃は、センセーの胸に影があると病院から呼び出され、生きた心地のしない日々を過ごしていました。おかげさまで大事にはいたらなかったのですが、故人にお願いをするのは筋違いとどこかで聞いたことがありますが、お墓参りにいった時、いてもいられず私は心ひそかについ亡き母に祈ってしまいました。精密検査は、全関東の前後だったのですが、センセーの心の優先は選手の皆さんの大切な試合の方にありました。全く動じず自分の病気どころではない様子に改めて空手や木元道場や仲間を大切に思っているのだと思い知らされた気がしました。

 結果お医者様に言われたこと。「この数値で普通にしていられること自体ありえません。ものすごい体力がありますね。」と感心されてしまいました。結果は別として家族としては無理をするのはほどほどにして欲しいとは思いますが・・・。

 試合に向けて頑張っている選手の皆さん、懸命に準備して下さっている師範やマネージャー、職員の皆様以外に毎年全関東大会にも沢山の稽古生の方がお手伝い下さいます。選手だけでなく、スタッフをやったことない人はぜひその大変さを経験していただけたらと思います。中にはご自分のお子さんが選手として出場される方も含まれています。
 以前スタッフの皆さんが、つかの間試合を見ていた事を責めるように言っていた人がいるそうですが、いつもスタッフを引き受けて下さるのは空手に対してご自身も熱心な方ばかりです。お金を払ってでも試合を応援に来て下さるような方ばかりです。見たいに決まってるじゃないですか~。本当に心ないことを言う人がいたものです。(怒)
 選手の皆さんがいい戦いができるよう誠心誠意お手伝い下さっています。そういう人たちの支えがあってこそ各大会が成り立っていることに気づける人が本当に素晴らしい選手だと私は思います。いつも本当にありがとうございます。スタッフの皆様、学校やお仕事があって大変だと思いますが今年も宜しくお願いします。押忍

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。