闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

試合後

2010年01月27日 | 道場日記

昨日大人の人たちが、試合後も稽古に来ていた話を書いたけど・・・。

今日は試合後初の少年部だった。

沢山の子ども達が元気良く稽古に来てくれた。

選手達に「試合お疲れ様。」というと・・・。

開放感と充実感で笑顔の子もいれば浮かない表情の子もいた。

試合に出なかった子は、気持ちがわかるのかそっと何も言わない子もいれば、

「負けちゃったの」と天真爛漫に声をかけている子もいた。

「自分も出てみたらいいよ。もしくは応援にくるとか」・・・そう声かけた。

それぞれの稽古の中でセンセーが試合とその前後について話をした。

真剣に聞いている子もいれば、

足の皮をむいて聞いていない子もいた。

試合の前後の行動も試合でも普段の力を出し切れていなかった、

もっとも話を聞いて欲しかった子だった。

センセーは残念そうにしていたけどあえて怒ったりもしなかった。

負けたら悔しいよね・・・。

センセーだってみんなを勝たせてあげたいと思っているし、

自分の指導だって足りないのではといつも思っている。

試合に出ることは尊いし、勝つことがむずかしいとも言ったけど・・・。

試合に出るだけでも、終わって喜ぶだけでも、自分を責めるだけでもだめで、

自分に何が足りなかったのか、これからどう稽古していったらいいのか、

見つけて、意識をして、さらに稽古することこそ大切なのではないのか。

子どもと言えども試合の中で自分の課題を克服しようとしていた子もいるし、

苦しいと悪い自分の戦い方が出てしまったり、

緊張すると稽古での動きがぜんぜん出せないでいる子もいた。

どうしたら少しずつでも進むことができるのか・・・自分でも考えられるようになる。

「この経験をこれからの人生にも生かして欲しい」

「相手を変えるんじゃなくて、自分が変わること(良くなる、強くなる)しかない」

センセーはそう言っていた。

何をやるにしたって、そのものに対しての考え方を育てていくこと。

子ども達にとってはとっても大切なことなんじゃないだろうか。

最近の子どもは身体を動かさない子の割合が増えているって

2,3日前にニュースで言っていたけど・・・。

身体もそうだけど心も動かさない少年時代じゃかなしい。

感動・・・まさに感じて動く

試合後はそのチャンスなんじゃないだろうか。

心動け!!身体動かせ!!かわいい子ども達よ。

大人もね♪

 

 

 

 

 


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