闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

JFKO第3回全日本青少年フルコンタクト空手道選手権大会結果

2024年03月18日 | 仲間たちへ
投稿ながらくお待たせいたしました💦

JFKO第3回全日本青少年フルコンタクト空手道選手権大会が終りました。
去年より始まったBUNKOSTRONGチャレンジの2年目がスタートし、香川県大会、江戸川錬成大会、横須賀錬成大会を経て今回はレベルの高い全日本大会でした。
今回の目標は
「初戦を決勝戦として捉え、本戦の前半から自分の全てを出そう。最後まで諦めずに勝利を目指そう。」でした。
第1グループ、先の第2回江戸川錬成大会において小学校3年生男子初級重量級で28名のビッグトーナメントを制して優勝を飾ったマイトの戦いです。初戦、若干の硬さ見られたものの、強い蹴りと突きで攻め続けました。相手の注意もあり、大差の判定勝ちを収めました。そして二戦目が新極真会最強道場のシード選手との戦いです。激しい撃ち合いの中、試合をリードする場面もありましたが、徐々にボディに攻撃を集められ技ありを取られます。それでも時間内しっかり戦い抜きました。心強いお父様のセコンドもあり、ますますの活躍が期待されます。
続いて第2グループ、コトネは残念ながら合わせ1本負け、シオリは膝蹴りを決められ1本負けとなってしまいました。2人のパワーとスピードを持ってすれば本戦の時間内倒されない戦い方も可能でしょう。でもそれでは最初に述べた目標を成し遂げる戦い方ではありませんし、何より勝つ事は難しくなります。最初から全力を尽くす戦い方をしたからこそ、勝つ為に前に出たからこその1本負けです。二人の気持ちは間違っていません。後は強い攻撃を身につけ、受けと耐久力を身につけ、また、勝利に向かって進めば良いのです。ホノは身長と体格の大きい相手としっかり打ち合いました。パンチで攻め込むも相手の強い膝蹴りで苦しい戦いだったと思います。それでも最後まで勝利を目指した戦いを展開しました。残念ながら判定負けでしたがとても素晴らしい試合でした。セナは昨年から中級までの試合に多くの実績を残し、上級へのチャレンジに入っています。早くから世界メンバーの先輩たちと共に稽古し、突き込み蹴り込みは誰よりも多くこなしました。初戦はその実力を発揮し、見事な力強い下段蹴りで技ありを奪い勝利します。そして二戦目は第一シードの選手との戦いです。突きと下段蹴りの力強さでセナがリードし、相手が突きの早い回転で反撃する拮抗した本戦は引き分けになりました。そして延長に入り、そこでも互角の戦いを展開しましたが、後半相手の動きの方が若干上回り残念ながらそこで判定負けとなりました。結果、その選手が優勝しましたので、優勝した選手と延長まで戦ったことになります。体格も目に見えて大きくなって来ましたし、良い突き方、蹴り方が身について来ています。お父様、お母様のサポートもあり、これからさらに多くの経験を積んで、上級の部で、全国大会で花を咲かせてもらいたいと思います。
続いて第3グループのアイリ。初戦からセカンドシード選手の強豪他流道場の選手との戦いです。先の江戸川錬成大会で、念願の女子フルコン初優勝を飾り今回も勝利を目指して強い突き下段でも攻めます。それでも相手は冷静に捌きながら強い突きを返してきます、相手は実績のある選手で若干相手の攻撃が効果的に当たっている印象がありました。アイリも下がらずによく攻撃を出しましたが、残念ながら本戦の判定負けとなりました。このレベルでは難しい事ですが「自分のペースに相手を引き込む」戦い方を目指しましょう。
第3グループの中学2年生中量級で試合する予定だったフミヤは体重が200グラム超過のため試合をすることができませんでした。フミヤはアイリと共に世界メンバーの3人と最も多くの稽古をこなしている選手です。真面目で常に全力の稽古をします。常々皆に言っていますが、身長や体重が増えるタイミングは成長期の中学生なら当然あり得ます。フミヤモ最近、目に見えて体格がしっかりとして来ました。その中で無理やりの食事制限をしたり急激な体重調整をすると大切な成長の機会を逃す可能性があります。今回の件はフミヤのせいでもお母様のせいでもなく、先生の方からの体重に関する注意の声掛けが足らなかった事に責任があります。これから希望があれば、道場の体重計で随時体重を測り階級選択や長期的で緩やかな体重調整のアドバイスをより的確にしていきたいと思います。フミヤごめんね。お母様ごめんなさい。
真面目に稽古に励む稽古生、真剣に空手に向き合ってくださっているご家族のお気持ちに報いるように、道場はこれからますますしっかり稽古指導に邁進致します。
遥か先ではありますが、確かに光は見えました。
「.BUNKO STRONG」
迷わず共に前に進みましょう。
押忍!
吉岡






試合中は下に降りることができる人数が制限されていたようですが、試合終了後、選手も親御さんも全員が残り集まり待って、先生を呼びにきてくださり、写真を撮ることができました。本当にお疲れ様でした。
梅澤・手島(海)指導員がアップからセコンド、フォローまでついてくれて子ども達もとても心強かったことでしょう。本当にありがとうございました。
大会に際しまして、朝早くからご協力いただいたスタッフの皆様、新しいシステムが導入されましたが、大きなトラブルなく、おかけざまで滞りなく試合が進行できました。お引き受けくださり本当にありがとうございました。
素晴らしい大会の開催に関わってくださったすべての皆様に感謝いたします。