今日は二十四節気の「小雪」 21日は「大雪」 2月になると「節分」…と続きますが、
今年は暖か過ぎてピンときませんね。週末にはちょっと寒く(といっても平年通り)なる…みたい。
久しぶりにお正月映画を観て来ました。お正月気分にはちょっと重たい内容ですが、見ごたえ十分でした。
「母べえ」でもそうでしたが、 声高かに「戦争反対!」という表現ではなく、切々と訴える山田洋治監督の
反戦平和への強い思いを受け止めてきました。
長男を戦争で亡くし、次男を長崎原爆で亡くし、その恋人だった女性に支えられながら凛と生きる母。
恋人を一瞬の間に亡くし、”自分だけ助かった”という罪の意識を背負いながら健気に生きる町子さん。
戦争で亡くなった人は勿論のこと、生き残った人々にも数知れない悲劇が襲いかかったんですね。
亡霊となって現れた息子と母との会話や優しい表情の中に、戦争の惨さを想い泣けてしまいました。
山田洋治監督が、戦後70年・被爆70年の節目に完成された作品。
71年目のスタートに是非たくさんの方々に見ていただきたい!!そう思いました。
安倍ご夫妻は大の映画好きで、年末年始にかけて何本かの映画鑑賞をされたようですが…。
その中に「母と暮せば」はなかったようですね。
折しも、今日、北朝鮮が水爆実験をした?…とのニュースが報じられました。
なぜ、どうして、こんな愚かなことを繰り返すのでしょうか…。
「地震や水害といった天災は、被害を最小限に食い止めることは出来るが、止めようがない。
でも、戦争は人が起こすものだから、止めることは可能だ…」 映画の1シーンより