写真歳時記≪まさとしの一日一首≫――写真と短歌で綴るコラボ作品

きょうも生きた、泳いだ、自転車漕いだ。
その一日を、フォト短歌に仕立てる。
写真歳時記≪まさとしの一日一首≫。

アビヤネ村で語らう長老ふたり

2017-05-27 06:06:05 | 日記
独特の文化維持するアビヤネの 長老ふたり何を語らう
(in Abyaneh, Iran)            まさとし

アビヤネ村は、イラン北部――エスファハンからテヘラン
に向かう途中の山の上にある。

この村は、独自の文化をいまも守っていることで知られて
いる。村の家々は、山の赤い土を使っているので、ピンク
がかっている。

村では羊を飼って細々と暮らしている。冬の寒さが厳しい
ので、若い人たちは町に働きに出て、村には老人しか残って
いない。

このふたりの長老は、だぶだぶのズボンを穿いている。
声をかけたら、気さくに写真を撮らせてくれた。