ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

これな~んだ? 日本での普及率68% イタリアではゼロ(ほぼ)

2010-02-08 07:59:21 | 日記

は~い初っぱなから回答
それは、温水洗浄便座(ウォシュレット シャワートイレ)
ウォシュレットは、TOTOの、シャワートイレは、INAXの登録商標(商品名)ですので、一般的には温水洗浄便座と呼ばなければならないそうです。

でも、何で画像がソフィア・ローレン??  それはまた後でね~

マドンナがアメリカに持って帰りたいと言ったこともあるように、来日する外国人にとっては、日本の誇る最先端技術が集約された商品に見えるようです。
(ま!実のところそうなんですけどね)
イタリアで販売してるそうですが、ウリちゃんは、5年間で一度もお目にかかったことがありません。
こんなに便利で快適、しかも洗浄機能と便器が一体化していることにより、トイレのスペースを小さくすることも可能です。
イタリア(一般的なヨーロッパスタイル)の場合、便器とビデが2つ設置されていることが多く、トイレのスペースは、単純計算で日本の倍必要なことになります。
一般家庭の場合、僅かな数字(平米数)ですが、ホテルの客室を想定したら、ホテル全体でどれだけの面積になるでしょう?
新規開業のホテルなら、建築総コストの削減とアメニティーの向上が図れますから、画期的な商品であるはず。
お年寄りにとっても、移動することなく一所で用が済んでしまうというのも便利ですね。
内閣府の消費動向調査によりますと、日本における温水洗浄便座の世帯普及率は、1992年には約14%だったものが、2000年には約41%、2008年には約68%に達しています。
これは、バブル経済が崩壊した後に普及率が飛躍的に伸びていますから、景気が悪くとも快適なものには、お金をかけるということがデータから読むことができます。

さて、ヨーロッパでこの温水洗浄便座を普及させるには?
ウリちゃん的見地から考察しますに
1 製品が全く知られていない
2 メーカーが市場開拓に向けた努力をしていない(気が付いてすらいない)
3 水道水の成分に問題がある
4 既設建物の場合トイレに電源を設置するのが難しい
大体この4点に問題が集約できるようです。
しかし、何れも克服するためのハードルは高くないと考えられます。
しかも、普及させるために、例えばイタリアと日本の政府間で、何らかの国際協約のようなものが結ばれれば、「WIN WIN」 で一気にヒットさせるのは案外簡単と言ってしまっても大丈夫な気がします。
国際協約って、大げさな感じを持たれる方もいらっしゃるでしょうが、ヨーロッパの先進主要国の市場を鑑みれば、数兆円規模になりますもの。

ソフィア・ローレンが「ばばあになっても、お尻は綺麗よ~」なんてキャッチコピーがTVCMから流れてくる日は近いでしょうか?
ウリちゃんを温水洗浄便座普及大使とかに任命してくれたら、きっと近いよ~

だって、先に書いた4つの問題点は、ウリちゃん頭脳の中では、既に解決済みですもん。

イタリアやヨーロッパに旅行を計画されている方で、「わたしウォシュレットないと生きていけな~い」っていう方は、こんな携帯用をお持ちになることをお勧め
どんな高級ホテルでも、ホントないですからね~

これは、携帯用そのもですが、ちょっとお高いかも
ヨーロッパでお使いの場合は、水道水ではなく、ミネラルウォーターを入れてください。
ガス入りだとピリピリするかも(冗談)

こちらは、普及品680円 ペットボトルに付けるだけでOK

もっと節約したい方には、100均で売ってるこれ こちらもペットボトルに取り付けます
(加工が必要です)




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