葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

豊饒の食事

2006年12月13日 23時11分12秒 | 日記 ・ 雑記録
食事に事欠くときは散々で、
朝はご飯に味噌汁をぶっ掛けて、昼は即席めん、夜はボンカレーなんて日もある。
今日はいささか違った。
朝は母の大分土産で、私の一番の好物である <だご汁> をつくり、
昼はキャプテン氏をワインショップまでご案内した帰り道に、
下関を代表する <ふく料理> の老舗割烹で食事をご馳走になり、
夜は親戚から大量の <生牡蠣> をいただいて焼いて食べた。

こんな日は滅多にないが、
太陽と月と地球が一直線に並んだみたいで、低い確率で、あることはある。
焼牡蠣に合わせたのはオーストラリアのシャルドネ、カンガルーの黄色い尻尾。
考えて、選んだわけではない。 たまたまいただいたワインが手元にあったから。
安っぽい、甘い感じが前面に出ているが、焼いた牡蠣には、不思議と合う。
1000円未満のワインでこれなら上出来だ。
市価5000円のワインは、せいぜいこのワインの1,6倍の美味しさだろうから
安ワイン万歳! だ。

‥‥‥‥

試作を重ねること8作目で、どうにか今年の年始状の原型が出来上がった。
試作を重ねた割にはたいした出来ではないけど、
まぁ、これが私の限界だろう。
あれこれ、とっかえひっかえやっているうちに、
自分は何をどうしたかったのか解らなくなるから情けない。
これだから、年始状を出すのを止めよう、などと考えてしまう。

年始状を差し上げる相手に、灯台ファンはほとんど居ない。
それでも、角島灯台の写真を真ん中にもってくる一途さ。 嗚呼。

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