葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

竹、柚子、鹿

2006年12月10日 18時04分14秒 | 日記 ・ 雑記録
昨夜は <三八会> の忘年会で、往路と復路に1基ずつ灯台を巡回した。

       これに関連して 「風の旅日記」 に
       <薄暮の俵島、未明の角島> を掲載しています こちら です

今日のタイトルの <竹、柚子、鹿> は三題話みたいだが、脈絡はない。

三八会の仲間 S が、竹の杖を (2本も) プレゼントしてくれた。
黄門様がが持つような、節に特徴のある竹の杖だ。
以前、仲間に話したことがあった。
ローカルの灯台めぐりをする私は、藪を掻き分け、蜘蛛の巣を払いのけて進む。
途中で山犬や猪にに出くわさないとも限らない。
灯台めぐりはしんどくて怖い面もある、と。
そんな話を覚えていた仲間が、竹を根から掘り出し、屈曲した節を延ばし、
大変な苦労をして作った代物らしい。
ありがたいことだ。

仲間の F は、柚子酢を作ってくれた。
1升瓶を一杯にするには300個の柚子を絞るらしい。
棘のある柚子の木に登って枝をゆすらないと実が落ちてこないらしい。
悪戦苦闘の所産だ、という。
ありがたいことだ。

ひと晩の睡眠場所を提供してくれる S からは、鹿の角を1対貰った。
忘年会の料理に猪鍋が用意されていたのだが、話は猪から鹿に及び、
私が、鹿の角の飾りが欲しい、と言うと、
「家にあるから、やる」 と言う。 ひょうたんから駒、だ。
左右で多少長さが違うが、これは愛嬌だろう。
しかし、これをどう細工して飾りにしようか。 難題だ。
とまれ、労せずして入手できて、ありがたいことだ。

郷里には、こんな同期生が居てくれる。 感謝。

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