コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

いろんな考え方が認められる世界 「聞き方・伝え方」学習会5月

2011-05-30 01:40:21 | 「聞き方・伝え方」学習会

土曜日は「聞き方・伝え方」の学習会。

 

朝まで仕事した後、軽く睡眠とってたら連れ合いからメール。

子どもを目医者に連れて行ってたんだけど、診察が思ったより時間がかかり、彼女の午後の予定にギリギリだから迎えに来て欲しいと。

あと1時間は寝たかったけど、ここは仕方なしに起きてお迎え。

 

前日からの雨模様もあいまって、ちょっとけだるい感じで学習会会場へ

悪天候もあってか参加者は3人(うち二人は世話役さん)と少ない。

でも、なじみの方々なんでリラックス。

 

いつもどおり、2分間の静かな時間を持って、それぞれの今の感じを伝えてもらう。

3人3様の感じを聞かせていただき、ゆったりとスタート。

 

いくつかワークを考えていたけど、今回は伝え方の方に重点を置いて、自分の中の感情をキャッチして言葉にする練習を。

といっても難しいことじゃなく、目の前に題材を置いて(今回はお仏壇のお花)そこから感じられるものを言葉にしていってもらうだけ。

ただ、ちょっとだけ意識的に”感情の言葉”に気づいたらそれを言葉にしていくことを大事にしてもらう。

 

 

3人ともこの学習会に慣れてきておられるので、こちらが特に動かなくても、発言しだした方を大事にして、他の方が話してる間は聞き手に徹しておられる。

なんてことはないのだが、じつはこれが自然と出来上がる場になってるのは結構すごいこと。

 

また話される内容も、最初は目に映る花のことを話し出してるが、そこから連想される話題に次々とシフトしていく。

「話し手が話したいことを話たいように」

この原則が自然と出来上がってるから、時間も区切らず、話に耳を傾ける。

 

3人がそれぞれ、ゆっくりと話し、途中気づいた感じを言葉にし、そこから自身の深いところまで語っていく時間。

人数が多ければ、何組かのグループにわけてしないとなかなか取れない時間を、今回は私入れて4人だから全員で持つことが出来た。

 

他の方が話したことに対しての感想もそれぞれ話してもらったけど、それぞれが他の方の話に感心している。

認め合う世界を感じた。

 

 

その後も休憩挟んでゆったりと自由に、エンカウンター的に話合いの場を続けたけど、この学習会を続けてきていることで変わってきているコミュニケーションに対する意識をそれぞれの方から感じた。

 

 

ひとりひとりの成長というものもあるんだろうけど、他の方の姿を通して気づき、自らも変わっていく姿に、響き合い育ち合うという言葉が浮かんだ。

 

あぁ、このことを先達や先生方から見せてもらってきたんだなぁと。

 

真宗カウンセリングという看板を掲げてはいない集まりだけど、私の中にある真宗カウンセリングが体現されている場なんだなぁ。

 

 

6月は残念ながら日程調整がうまくいかずお休み。

(最初予定してた日に、PTA絡みの予定が入っちゃった)

7月は…決まり次第ブログなどでお知らせします。

 

6月は19日に日曜礼拝の法話担当もあるし、26日は京都支部法座

7月に入ってすぐに真カ研のワークショップもあります。


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