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コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

ミニカン継続学習会 12月

2009-12-12 12:12:22 | ミニカウンセリング
木曜日はミニカンの継続学習会。
先月が定員割れで中止でしたし、毎週のエンカウンターにも不参加でしたので、久しぶりにゆっくり参加できた感じです。

参加者3名と世話役2人。
前半は私が外れてタイムキーパー役。
15分実践、2分+2分の振り返り、これが役柄交代してもう一セット。
40分強の時間、一人の時間をもらえました。
ちょうど来年度のスケジュールをいろいろ検討する時期なんで、ちょうどいい時間をもらった気がします。
(家でやってるとあれこれほかの事に気持ちが流れますしね)

後半はもうお一人の世話役さんが早退。
二組のペアで実践です。

すでにワンセッションされている方に対し、わたしは久々のカウンセラー。
最初は自分でもわかるくらい、聞き方が硬かったですね。
でもすぐにやわらかくなってくるのを感じながら、そおっと寄り添ってお話をうかがいます。

交代してクライエント役
最近の困ってる事例を話させてもらったんですが、聞いてもらう過程で「こちら側の理屈の押し付け」があるような気がしてきました。
話しながらそのことを眺めてみたとき、相手の立場になってみると完全に「押し付け」になっていることがわかります。
その出来事の渦中には見えていなかったことが、こうしてカウンセラーさんに聞いてもらうことで気づいていけるんですね。

そういう風に出来事を見つめなおすことで、自分の中の感情がひとつだけじゃなく、変化していくことがわかります。
最初の「こちらが困っている」から「そりゃぁ相手に悪かったよな」と。
その相手の前にたつと、また違ったものが出てくるかもしれませんが、とりあえず「相手に悪かった」という感情も持っていることがわかったんですから、再びその方と会ったときにそのことが言葉にできれば…また違った関係が作れていけるかもしれません。

カウンセリングを通じて、自分のストーリーを振り返り、客観視し、隠れていた感情も見つめてみて、そこにあるどんな自分も「受け止めてみる」

なかなか実践できませんが、この繰り返しから「関係作り」がはじまるのかもしれません。