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コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

逐語録2順目

2005-11-01 11:26:41 | ミニカウンセリング

今回は参加者が少ないので、逐語録担当が2回まわってきます。
その録音を20日に行い、今日までテキスト化してました。

最初はペアを組んだKさんと25日の火曜日に録音することにしていたのですが、Kさんの中に「話したいことがいっぱいあるので早く出来ませんか」と言う思いができたようなので、急遽、聞かせてもらうことにしました。

私自身そのころも風邪でちょっと不調…しかし仕事は休めないと言う状況で、しっかり聞けるんだろうかと言う不安がありましたが、Kさんの「聞いて欲しい」という熱が伝わってきて、自分の調子とは関係無しにカウンセリングの空気に飛び込んでいた気がします。

ま、内容は「秘密はお守りします」という大前提の上で聞いた話なので書きませんが、タイマーのセットをミスったらしく、予定の15分を超えて50分テープの片面が終わるまであっという間の時間、それくらい話したいことがあったようです。実際、テープが終わってからも少し感想を述べると、まだ話したいことが残っていたようでそれからもしばらく聞かせてもらっていました。
もしかしたら風邪で私のほうも感覚がいい感じで麻痺していて(笑)長時間でも苦にならなかったようです。ま、それは冗談ですが。

このKさんとは、華光のつながりでよく知っているので、カウンセリング実践とは関係無しでも相談に乗ってあげたい気持ちがあります。その気持ちと、カウンセラーとして聞くに徹することとの折り合いは難しいところだと感じています。

私の場合は、まだ、カウンセリグの場限定での「聞く態度」ですから、普段とは別の私がいます。
このあたりがどう自然になっていくのか…そのための実践ですね。

予定を超えてカウンセラー役をしたことと、自分のほうの話したいことが特になかったことと、体調のこともあって、クライアントとしての逐語は翌週に残しました。
でも、そのときは話したい気持ちよりも聞いていたい気持ち…そんな自分の気持ちを大事に出来ていたかもしれません。無理なく自然な私がそこにありました。