AZClubジュエリーの歴史研究
定例ゼミ『古代の金(gold)とジュエリー技法』(17)
グリフィンまたはグリフォンが歴史上に現れてくるのは、
紀元前6〜5世紀頃のようです。
勿論想像上の動物で、金を守る意味もあるのだそうです。
この画像は現在イギリスの大英博物館に所蔵されていますが、
古代ギリシアを語る時には定番のアームレットです。
細かい仕切りがあるのは、そこに宝石が嵌め込まれていたようで、
どのような宝石だったのかを想像するのは
楽しいかも知れません。
所持していたのはその国の王だったことは想像に難くありませんが
もう一つは権力の象徴としての存在です。
金というのは武器としては薄弱ですが
このように権力を誇示するためには欠かせない素材だったのです。
そしてさまざまな意匠で表現され精緻を極めていきました。
金は人類にとって特別な存在だったのです。
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ZoomによるOnlineゼミになります
2023年8月21日(月)18:00〜20:00
定員7名(定員残りあと僅か)
参加料2500円
**AZClubジュエリーの歴史研究ゼミはJewellerystory_0512@yahoo.jo.jp までお申込み下さい。またジュエリーについてご意見、ご質問を承っております。お気軽にお寄せください。