ますぶちStyle/パイプの煙
JAZZ&CLASSIC on Nostalgie(11)
『EDDIE HIGGINS TRIO/BEWITCHED』
相変わらずジャケットのデザインに魅せられてCDを買う癖は治りません。
こんなシーンはただただキザでカッコ良いのですが、no smokingの多くの方からはちっとも魅力的ではない、とひんしゅくを買ってしまいそうです。
女は細巻きのシガー、男はCAMELの紙巻き(ウソ)。
どちらかがタバコに火をつけてそれを相手のタバコに火を移しているのですが、さてどちらが先に火をつけたのか。
アメリカのハードボイルドかフランスのヌーベルバーグ映画のワンシーンか。
日本では絶対にあり得ないでしょうね。
岡田真澄なんかがやってもサマにならない。
勿論韓国や香港映画も、です。
あれこれ想像するとストーリーは無限に広がって行ってしまいます。
このCDは私の大好きなEDDIE HIGGINS TRIOの「BEWITCHED」。
意味は「魔法をかけて」か「魅了する」のどちらでしょうか。
ジャケットには「魅惑のとりこ」となっていますが、私だったら「私に魔法をかけてみて」なんて洒落てみたいですね。
EDDIE HGGINSのピアノはどの曲もとてもリズム感があってそれでいて優しく、切なく、哀愁を秘めています。
こういう曲をバックグラウンドに大人の恋を語りたい。
幾つになっても気持ちは青春ど真ん中です。