客が客を呼ぶのは
オピニオンリーダーの力に
負う事が大きい。
如何にして
自店の力で彼女たちと
コンセンサスを作れるか。
ジュエリービジネスのポイントは
ここにあるだろう。
間違っても個客対応を
出入り業者に委ねてはいけない。
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ますぶちStyle/『Private Lesson』は
「small business」を目指す小売業・作家の方を対象に
個別にコーチング。
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宝石箱の片隅の呟き−285
ギネスブックではないが
今迄で一番大きな真珠といえば
差し詰めこの真珠だろうか。
直径4センチ。
1987年1月6日
タイ南部のサムイ島にある
養殖場で採取された。
シロチョウの養殖真珠。
しかし
お世辞にも綺麗とは云い難い。
大きいことは凄いけれど
それだけのものである。
宝石箱の片隅の呟き−285
私が間違ってムサ美に合格し
親を騙して小遣いをせびり
という
怠惰な生活をエンジョイしていた時に
衝撃を受けた本がある。
それは今でも側に置いて
座右の書になっている。
「ハーバード・リード著芸術の意味」は
滝口修造の名訳。
ジュエリーに係わる人なら
読んで損はない本だ。
ますぶちStyle・パイプの煙/ART SCENE(18)
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『メディチ家の至宝−ルネサンスのジュエリーと名画−』展
4月22日から
東京都庭園美術館で開催されます。
どんな内容なのかまだ明らかにされていませんが、
恐らく
フィレンツェのアルジェンティ美術館の
コレクションの一部ではないだろうかと
想像致します。
この美術館はピッティ宮殿の中にあり、
メディチ家の住まいだったところでもあります。
ジュエリーに係わる人たちにとっては
絶対に見逃せない美術展であり、
これを見逃すような人とは
今後付き合いたくない(笑)くらいに思っています。
私は最低三回は行くだろうな。
こんな美術展が日本で開催されるのは
本当に幸せな事です。
わざわざイタリア迄行かなくても、
そのほんのさわりのとこだけでも
かいま見る事が出来るなんて。
恐らくこれを見逃すと後15年は・・・。
その頃私は
この世とおさらばしていますからね。
宝石箱の片隅の呟き−284
ビジネスセミナーは
とかく美辞麗句を並べて
聞く方をその気にさせる。
だからその時は
直ぐに上手くいくと錯覚する。
しかしジュエリービジネスは
速攻薬・即効薬というものがない。
ただただ
個客とじっくりと時間をかけて
信用・信頼を
築いていく以外に
成功の道はないと思った方が良い。
これは時代が移っても
不変である。