中国がレアアース(希土類)の輸出停止措置を、日本だけでなく米国や欧州に広げたという。経済力をバックに発言力を強める中国は、「元高」など変革を迫る国際社会に対し、レアアースを「切り札」に強引ともいえる手法で揺さぶりをかけ始めたといえそうだ。だが、そうしたやり方は国際社会のいっそうの反発を招き、中国が“孤立”する危うさをもはらんでいる。
中国商務省は20日、産経新聞に対し、米紙ニューヨーク・タイムズの報道を「根拠がない」と否定した。しかし、中国外務省の報道官は19日の定例会見で「法律に基づきレアアース採掘への管理や制限を講じる」と、輸出も含む規制強化を示唆している。
中国が強引な姿勢を取るのは、昨年の実績で世界のレアアース市場の97%を中国が供給した「独占性」が武器になると判断したからだ。中国共産党の機関誌の人民日報系の国際情報紙、環球時報は「中東に石油あり、中国にレアアースあり」との表現で、レアアースを国家戦略物資として位置づけており、”政治利用”の可能性すらにおわせている。
うちの会社もそうですが、今まで全てではありませんが原材料を中国に頼って来ました。依存度が高すぎたということを実感しています。原材料によっては数量制限や大幅な値上げ要請を受けており、理由を聞いても明確な回答がありません。
中国から輸入している原材料は数年高値安定で、ここに来てさらなる値上げの背景には、やはり中国国内の景気がまだまだ良いということです。日本の市場価格よりも高値で契約をしてしまうので、日本の景気もそんなに簡単に良くなるはずはありません。円高になっているのにその差益以上に原材料の値上げとは、どーゆーこと?
また環境問題にも少しは力を入れているのか(表向きの話かもしれませんが)、数ある零細企業を廃業に追いやり処理設備を持っている大手企業に集中させる動きもあるようです。一時的に需給バランスが崩れ、品不足による強固な値上げということも考えられます。
しかし今回のレアアースのように政治介入してくるのであれば、そういった原材料を使用しない商品開発をすれば良いということになるし、既にそんな動きもあります。
政治と経済は別と言っていたのに、やはり中国は経済面でも信用できない国なのだろうか?
中国商務省は20日、産経新聞に対し、米紙ニューヨーク・タイムズの報道を「根拠がない」と否定した。しかし、中国外務省の報道官は19日の定例会見で「法律に基づきレアアース採掘への管理や制限を講じる」と、輸出も含む規制強化を示唆している。
中国が強引な姿勢を取るのは、昨年の実績で世界のレアアース市場の97%を中国が供給した「独占性」が武器になると判断したからだ。中国共産党の機関誌の人民日報系の国際情報紙、環球時報は「中東に石油あり、中国にレアアースあり」との表現で、レアアースを国家戦略物資として位置づけており、”政治利用”の可能性すらにおわせている。
うちの会社もそうですが、今まで全てではありませんが原材料を中国に頼って来ました。依存度が高すぎたということを実感しています。原材料によっては数量制限や大幅な値上げ要請を受けており、理由を聞いても明確な回答がありません。
中国から輸入している原材料は数年高値安定で、ここに来てさらなる値上げの背景には、やはり中国国内の景気がまだまだ良いということです。日本の市場価格よりも高値で契約をしてしまうので、日本の景気もそんなに簡単に良くなるはずはありません。円高になっているのにその差益以上に原材料の値上げとは、どーゆーこと?
また環境問題にも少しは力を入れているのか(表向きの話かもしれませんが)、数ある零細企業を廃業に追いやり処理設備を持っている大手企業に集中させる動きもあるようです。一時的に需給バランスが崩れ、品不足による強固な値上げということも考えられます。
しかし今回のレアアースのように政治介入してくるのであれば、そういった原材料を使用しない商品開発をすれば良いということになるし、既にそんな動きもあります。
政治と経済は別と言っていたのに、やはり中国は経済面でも信用できない国なのだろうか?