好きなもの ほしいもの。モノには色々な物語があると思っています。
(写真は毎日使っている市原平兵衞商店のお箸です)
まずはお箸から



今週末も六甲山に登ってきました。

この土日の神戸の最高気温は27度。暑かったです... 体の水分がだいぶ入れ替わったかもしれない ^。^; それ位しっかり汗をかきました。暑いので最近は短いコースにしています。登りは新神戸駅から天狗道を通って摩耶山山頂まで。ジャスト2時間です。下りは桜谷道、トゥエンティクロス経由で森林植物園まで行きバスで帰りました。

この季節は地味だけれど爽やかな花が色々咲いています。
下の写真は 「イボタノキ」。名前だけ聞くと何だかもったりとしていてちょっと損しているような気がするのですが、花はとても綺麗です。





このイボタノキ。今回オットが調べて初めて名前を知ったのですが、中々面白い木です。イボタノキの樹皮にはカイガラムシの一種 「イボタロウムシ」 がつき、その分泌物から 「イボタ蝋」が採れるそです。イボタ蝋は薬用(強壮、止血、利尿の漢方薬)、刀剣類の研磨、木工製品、銅製品の艶出しに使われるとか。
イボタ蝋で検索すると 「SP盤の手入の必需品」 というのがあったり、掛軸屋さんが出てきたりして... 結構面白いです。



上の写真は 「クマノミズキ」 のつぼみ。
クマノミズキの事は以前 「六甲山 植物編 - Part1」 の記事で花の軸を載せました。「山のサンゴ」 と呼ばれている位、実が熟していくと共に綺麗な赤色になるのです。つぼみも可愛いですね。これから花を楽しみに待ちたいと思います。

6月21日追記(byオット)
イボタノキに似ているものとしてミヤマイボタがあります。特徴は葉先がとがること。
特に2枚目の写真にはとがった葉が写っています。ただし以下の条件からイボタノキとしています。
・葉や花に変異が多くイボタノキにもとがるものがある(植物雑学事典より)
・ミヤマイボタは萼(ガク)に毛がない(個人のページより、写真のものは有毛)
・六甲山にミヤマイボタがあるという情報を見かけない

葉先がとがればミヤマイボタと記載している個人の記述を多く見かけますが、詳細な図鑑がない状態では正確な同定は難しいようです。

イボタノキ クマノミズキ(植物雑学事典)


コメント ( 6 )
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