好きなもの ほしいもの。モノには色々な物語があると思っています。
(写真は毎日使っている市原平兵衞商店のお箸です)
まずはお箸から



昨日は英会話が終わった21時の後、英会話の先生の送別会でした。
お店に24時位までいたので、寝たのは1時半位かなあ... なので今日は起きるのがちと辛かった。でも暑くて目が覚めてしまったオットに起こされて6時半位に起きました。
いつもの週末散歩に出かけたのですが、太陽は出ていないけどむしむし... 汗がだらだらと出てくる暑さでした。そんな中でしっかりヤマモモ、採取してきました。といっても、そろそろ季節が終わるのかちょっとしかなかったです。昨年のに足す位かなあ。あと、ジャムとかにしても美味しそうですね。リンクの記事を見ると、結構よい色に出来上がるのですね。



今日はこれから友達が遊びに来るので、ヤマモモ酒、出してみようかな。

ジャムの作り方


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この季節、我が家の周りではあちこちでヤマモモの実が沢山なっています。
実はツマは神戸に来て初めてヤマモモを認識しました。たぶん、関東にいる時も少しはあったかと思うのですが、やはり関西の方がポピュラーだと思います。
公園にも沢山なっていて、木の下は落ちて潰れた実で真っ赤になっています。今行っている会社の前の交差点の先にもずっーとこのヤマモモが植わっていて、この季節、アスファルトがでろでろになります。あと、マンションの隣の小さな公園の脇にもあります。その場所は幼稚園のお迎えバスの待ち合わせの場所らしいのですが、子供達が登って実を落とすらしい。木登りに丁度良い大きさななんですね。なので、でろでろは更にパワーアップしているようです。真っ赤に染まったアスファルトを見ると 「ああ、またヤマモモの季節が来たんだなあ」 なんて感慨深く(?) 思う今日この頃です。(でも何でこんなに派手に実が落ちる木を街路樹にするんだろうか...?)

こんな感じで放置されていて、うちの周りでは誰も採取する様子はありませんが、このヤマモモ、食べられるんです。リンクの記事には 「独特の松ヤニの様の味があって美味しい」 とありましたが... 「松ヤニ=美味しい」 がどうしても結びつかない。一度、和食のお店でもっと大きい栽培品種? が出てきた事があるのですが、それは甘くて美味しかったのですが、やはり自然のものはちょっとすっぱいけれど、まあまあ食べられるかなあ、という程度です。



昨年 夢喰いさん から果実酒にしても美味しいと聞いたので、公園にいっぱいなっているのを少しもらってきました。思い立ったらすぐやってみたいツマ。しかし、我が家にはホワイトリカーなんてものは常備していません。お酒を入れている戸棚をごそごそ探したところ、オットがだいぶ前に買った 「フィンランディア ウォッカ」 がありました。ちと勿体無いような気がしたけれど、ま、いっか。作って見ました。(オットには事後報告) ... と意気込んでいながら、1年間冷蔵庫にほったらかしにしていました。(まあ、そういう奴です) でも先日1年ぶりに見てみたところ、いい感じに色付いてきたので飲んでみました。ほんのりヤマモモの風味がして、それがフィンランディアの風味を邪魔しない程度で美味しい。これはヘンに甘みをつけない方が美味しいです。そのまま飲んでもいいし、この季節は炭酸で割っても美味しいです。今年も採取しようかな。


ヤマモモ (植物雑学事典 岡山理科大学 波田研) ヤマモモ (Wikipedia)
フィンランディア ウォッカ


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先週の22日は夏至でしたね。
ご存知の方も多いと思いますが、夏至の夜には 「100万人のキャンドルナイト」 が開催されます。「でんきを消して、スローな夜を」 がテーマのイベントです。このイベントのきっかけは2001年のカナダ。1ヶ月に1基ずつ原子力発電所を建設するという米ブッシュ大統領の政策に反対する 「カナダの自主停電運動」 でした。 このカナダの運動を日本でもやってみよう、というのが始まりだそうです。今では広く知られることになり、我が家がお気に入りのヴェレダなど等、多くの企業/団体が賛同しています。

我が家は平日は帰りが遅いので無理でしたが (さすがにご飯食べる時は、キャンドルだけだと厳しい) 週末はご飯の後、ちょっと電気を消してゆっくりお酒を飲みました。といっても、以前 MARKS&WEBのハーバルキャンドル の記事にも書きましたが、この季節に限らず、我が家は時々ろうそくの灯りを楽しんでいます。「100万人のキャンドルナイト」 の主催者の方もそうだと思いますが、そもそも 「この期間だけ」 と限るものではないですよね。電気を消してゆったりとろうそくの灯りを眺めて、地球環境や色々な事に想いをはせる...そんな時間を持つ事がが大切なんだと思います。でも、忙しい現代社会、そうしたくても中々そんな時間も持てないのが現状です。我が家も平日はまず無理かなあ。(夕食が遅いので...電気を消したら眠たくなっちゃう ^。^;) でも、だからこそ、時々電気と一緒に自分も 「Offモード」 にして、ゆったりと過ごす時間も大切なのではないかと思います。もちろんそれは夜に限らず。先週の日曜の神戸は雨が強くて昼間でも暗かったのですが、我が家は電気をつけずにキャンドルにしました。それぞれの「我が家のキャンドルタイム」があるのだと思います。



今はそれこそ様々なキャンドルが手に入るのですが、最近の我が家のお気に入りの1つがこの ソイワックスキャンドル。大豆から取れたワックスを主原料に、パームオイルやココナッツオイルから作った100%植物性のキャンドルです。All About Japan のショッピングサイト 「Style Store」 で見つけました。パラフィン(石油)を含んでいないので、ススが出にくいのが特長なんだそうです。色々な香りがあるのですが、これは 「ホワイトジンジャー」 上品な甘い香りがします。他にも沢山の香りがあって 「ビタースウィート チョコレート」 なんてのもあります。その中でずっと気になっているのが、ワインのシリーズ。シャルドネ (白ワイン)、ピノノワール (赤ワイン) 、そしてシャンパンまであるのです。かなり欲しいのですが、いかんせんちょっと高い。悩んでいたら、オットが 「それで1本飲んだ気分になれば安いもんちゃう?」 なんて言っていました。確かに 一晩でシャンパーニュを飲んじゃうよりも、30時間も楽しめるキャンドルの方がお買い得だよなあ... (なんて、そんな訳ないですよね ^。^;)

ゆらゆらとゆれるキャンドルの灯りを眺めていると、気持ちが落ち着きます。頭がからっぽになる感じ。炎って不思議な魅力がありますよね。普段 生活をしていると「あれもこれも」 と色々な事を考えたり、焦ったりしてしまいがち。でも、時々はそういったものから開放されて、ゆったりとした時間を持つのもいいのではないかなあ、なんて思う今日この頃です。

商品の紹介 (All About Style Store) SMPとSMPの商品の紹介
「100万人のキャンドルナイト」 「ナマケモノ倶楽部」


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今日の神戸はうってかわって 「大雨」 です。暗いのでまたうっかり寝過ごしてしまい、起きたのは7時の少し前位でした。既に結構な量の雨が降っていたのですが、太陽ギラギラよりずっといいです。雨の日は歩き煙草も少ないし、森の中の空気は綺麗だし。でもいつもの週末散歩に行ったところ、公園には誰ーもいなかった。(あ、最後の方で犬のお散歩の人に一人だけ会いました。うちは犬も連れていないのに、物好きだと思われただろうな ^。^;)

昨日のフジもそうですが、この季節は 「実もの」 が多いですね。先日書いた ヒメコウゾ の実がびっしりなっていました。以前も書きましたが、この実 食べられます。今日は傘を持っていてあまり手がすいていなかったので食べませんでしたが、これ 結構甘いんですよ。



ところで、このヒメコウゾ、葉はまるいごくごく普通の形なのですが、時々 こんな風に分かれた形のものを見つけます。オットはこれが気になるらしい。 散歩に行く公園には 「カクレミノ」 という木も沢山あって、これもまるい葉が色々変化します。これは、切れ込みのある葉を形成した方が光が当たりやすいからなのだそうです。ふーん、面白いなあ。



ヒメコウゾ カクレミノの葉 (植物雑学事典 岡山理科大学 波田研)


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ここ最近、我が家は2人とも帰りが遅くてちょっと疲れ気味。今日はうっかり寝過ごしてしまい 7時に起きました。既に太陽は 「夏!」 と主張している~ いつもの週末散歩もかなりやる気が無くなったのですが、オットが 「日傘をさせばまだマシかも」 とうので、日傘持参で散歩に行きました。あ、暑いのが <とっても> 苦手なオットも日傘にいれてあげましたよ。... って以前、何かの記事に書いたら (その時は通勤時の話かも) 「 "坊" に日傘をさしかける "ばあや" のようだ、って誰かに言われたような。(←とりさんだったかも)

先日の記事 にのせたフジ。少し前からこんな実がびっしりなっています。こういうのを見ると、やっぱりマメ科だなあって思いますよね。ちょっと触ってみるとビロードのようで、中々可愛らしいなあと思うけれど、いかんせん巨大。でも、ちょっとモロッコインゲンみたいで、美味しそうですよね。食べた人いるのかな、ってちょっと検索してみたら やっぱり世の中は広い。いるんですね。苦くてまずかった、っというお話がありました。



この実、冬には茶色くなってはじけるんですよね。これについては、ちょっと笑える話があるのですが... それはまたその頃のネタにとっておこうかな。^。^;

フジ (植物雑学事典 岡山理科大学 波田研)


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先日の記事でご紹介した mySmoothie と同じく、ナチュラルローソンに行くとつい買ってしまうお気に入りのものが幾つかあります。その中の1つが この 「ダッチー オリジナル」 のハイランド ショートブレッド。バターの香りが良いさくさくの美味しいビスケットです。ご存知の方も多いかと思いますが 「ダッチー オリジナル」 は、英国のチャールズ皇太子が創設した自然食品のブランド。単なる王室御用達ではなく 「皇太子が創った」 ブランドです。出来るだけ英国の産物を使用し、オーガニック基準をクリアした厳選素材を使用、添加物を加えず作りあげた上質な製品を揃えているそうです。そしてこのブランドの収益は、一部チャリティに寄附されているそうです。
元々環境問題や景観問題に一家言あるチャールズ皇太子。1986年にはハイグローブとその近辺にある自分の農場を有機農法に切り替え、1992年にはオーガニック農産物を使った食品ブランド、ダッチーオリジナルを設立。まずは、スコットランドの 「Walkers社」 の助けを得てオーツビスケット各種を市販したのが始まりだそうです。

我が家は最初神戸大丸でジャムを見つけて (ブラックカランツだったと思う) それが美味しかったので、気になるブランドでした。お菓子が一番有名らしく、デパートや輸入食品を扱っているお店にはよく見かけますよね。そしてこの小分けされているものをナチュラルローソンでも見つけて以来、行くとつい買っちゃうのですよね。ちょこっと食べられるので便利だし。(と言い訳をしつつ...) 我が家は特にこのショートブレッドが気に入っています。ふんわりとしたバターの風味がとても美味しい。Walkersのショートブレッドも好きなのですが (ナチュラルローソンでは並んで置いてある) これはそれよりももうちょっとハードな感じ。これに濃い紅茶を合わせると美味しいんですよね。ミルクティーも良さそうです。



ところで何で 「ダッチー」 って何? と "duchy" を BookShelfでひくと
Ⅰ 公国, 公爵領 《duke または duchess の領地》
Ⅱ 英国の王族公領 《Cornwall および Lancaster》
でした。(知らなかった ^。^;)チャールズ皇太子は24代目のコーンウォール公。皇太子が移り住んだハイグローブが、コーンウォール公爵領内であるからなのだそうです。なのでトレードマークはコーンウォール公の紋章なのですね。

ダッチー オリジナルブランドは確実にファンを増やしているそうで、ハムやベーコン、ミルク、清涼飲料、そして最近は自然環境保護に配慮した家具やボディケア商品なども扱っているとか。すごいなあ。また色々試してみたいなあって思っています。

Duchy Originals (英語) (日本では日食が扱っています)
Eikokutabi.com に、Duchy Originalsについて詳しく出ていました
E recipe に 「ハイランド ショートブレッド」 について出ていました。


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昨日の神戸は雨でしたが、週末の神戸は梅雨入りしたとはいえ、日差しは強くて夏みたいでした。とはいえ、日陰に入るとまだひんやりとしていて気持ちよい。1年の中で、今は過ごしやすい季節ですよね。部屋の中でも風を通すと、さーっと風が通っていい気持ち。(思わず眠くなってしまうのが難点といえば難点ですが... ^。^;)

こういう季節はやっぱり 「泡」 です。(我が家では 「泡」 = 「泡の出るスパークリングワイン」 を指します。) 1年中飲んでいるでしょ、って言われそうですが... でも特にこの季節は泡が美味しいと思います。逆に暑すぎるとデリケートな泡は勿体無い。これ位の気候がベストなんじゃないかと思います。ギラギラとした太陽が段々大人しくなってきて、少し風もひんやりとしてきた夕べ... こういう時は軽いおつまみと一緒にきりりと冷えた泡が飲みたくなります。 「やっぱ、今夜も泡かな~」 と、既に気もそぞろなツマ。「もう、飲む事を考えているの?」 と、白い目のオット。というのが、いつもの我が家の週末のパターンです。(でもこういう時間も楽しいですね) 夜風が気持ちよいこの季節、やっぱり泡が飲みたくなってしまいます。



最近の我が家のブームは、先日のminiワイン会の記事にものせた、ミクルスキーのクレマン ド ブルゴーニュ。ミクルスキーは1991年設立、翌92年ファースト・ヴィンテージの新進気鋭の人気/実力ともに、すでにトップクラスのドメーヌです。といっても、我が家はこのドメーヌをそれ程沢山飲んだ訳でもないのですが...(それなりにいいお値段だし) でも、この素晴らしい造り手が造る Cremant de Bourgogne (=フランス ブルゴーニュ地方で作られた泡) はやっぱり美味しい。酸味とこくのバランスがとても良いです。そしてふわっとした上品な香り。今まで何本も飲んでいますが、安心出来る美味しさです。この季節はさっぱりとした料理が美味しいですが、そういった料理を邪魔する事無く良くあうんです。先日のメニューは、ちょっとふんぱつして買ってきた、イベリコ豚のハムのゼラチン寄せ、お父さんの野菜 (玉ねぎ、人参、ブロッコリー) とベーコンで作った野菜スープ、豆腐 (あの 「ジョニー」) にオリーブオイルと塩をかけたもの、といった簡単なものでしたが、これが泡に良くあって美味しかった。フルートグラスに注いで立ち上る泡を楽しみながら頂くと「あ~ うまい...」 ってつい言っちゃうんですよね。(オットに 「おやじ」 と言われている) でも、やっぱりお酒は美味しく楽しく飲むのが一番。それが一所懸命造ってくださった作り手に対する感謝の気持ちでもあるのです。(だからワイン飲む場所で煙草を吸う人とか、愚痴を言いながらワインを飲む人とは絶対同席したくない。)

これからの季節、きりりと冷えた泡はおすすめです。もちろんシャンパーニュも美味しいですが、普段飲むのにはちょっと高かったりしますよね。でも、この クレマン ド ブルゴーニュのように、シャンパーニュに比べるとお手軽で美味しい泡はまだまだ沢山あります。(クレマン ド ブルゴーニュの事は以前の 「ピカメロの泡」 の記事や、ワイン仲間のとりさんの「クレマン」の記事で紹介しているので、良かったらご覧下さい。) ぜひ、お気に入りを見つけて 「泡」 楽しんでみて下さい。

フランソワ・ミクルスキ


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昨日暑かったので、今日は5時半に起きてみました。でも30分早い位では全然効果無いですね....既に太陽はギラギラ。でも ま、せっかく早く起きたのだし、今日は隣町の公園へいつもの週末散歩に行ってきました。この季節、いつも歩く公園の山の中には、このヤマウルシが沢山あります。一見どうって事ない木でツマはいつもスタスタ通り過ぎていたのですが、オットは気になっていたらしく、ちゃんと名前を調べていました。特徴はこの実だそうです。先日書いたオニグルミほどではありませんが、こっちも結構けむくじゃらで面白いです。
このヤマウルシ、名前の通り樹液から漆液を取ることが出来るそうです。(なので折ったり、触ったりするとかぶれる恐れがあります)



漆といえば、先日梅田の阪急百貨店で開催された 「美しいもの展 -赤木明登さんと11組の手仕事-」 に行った時、オットが一目ぼれして赤木明登さんの漆の器を購入しました。その時、一緒に置いてあった赤木さんの本 『漆 塗師(うるしぬし)物語』 も購入したのですが、そこで漆を掻く (採取する) お話が出てきました。そこに昨日書いた ハンゲショウ の話が出てきました。「夏の初めのな、半夏生(はんげしょう)の葉っぱが白くなる頃が掻き始めや」 という赤木さんの親方のお話。リンクした記事にもありましたが、ハンゲショウの葉っぱは、昔から色々な目安になっていたのですね。

今 漆器の制作に使われている漆は栽培品で自生はしていないそうです。でもこのヤマウルシも少量ながら漆が取れるそうなのです。そうやって見てみると、何となくちょっと親近感がわきますね。

ヤマウルシ ウルシ属植物の区別点
『漆 塗師物語』


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今朝もがんばって6時に起きたのですが、既に太陽はギラギラ... もう これは夏ですよ。ちょっとひるんだのですが、いつもの週末散歩に行ってきました。でも、まだ日陰は涼しくてそよそよふく風は気持ちいいですね。
オットと 「そろそろハンゲショウが白くなっているかなあ」 といつもの公園に向かいました。公園にある小さな池の水辺にこのハンゲショウがあります。



だいぶ前から気になったのです、この植物。「何で一部だけ白いの? 病気なのかなあ...?」 なんてオットと話していたのですが、夫が名前を調べてくれました。「ハンゲショウ」 と聞いて、最初私は 「半化粧」 だと思っていました。だって葉っぱの一部だけ白くなるので 「白粉 塗りかけ?」 かなあ と。確かに 「半分しか化粧ができていない」 という説もあるらしいのですが、実は「半夏生」 が有力らしいです。「半夏生」 とは、暦の上で夏至から11日目を指すそうです。この半夏生の頃に花を開き、葉が白くなるからこの名前で呼ばれるようになったとか。
ところでこのハンゲショウ。ドクダミ科なのですよね。以前の記事 にも書きましたが、ドクダミの白い花びらのように見えるのは葉の変形したもの。そして、ハンゲショウの白い葉は、このドクダミの白い苞葉(ほうよう)の祖型なんだそうです。へー 納得。こうやって調べていくと面白いですね。

この白い葉、ホント真っ白で緑の葉との取り合わせがとても綺麗です。
水辺にこのハンゲショウがあるのは、初夏らしい美しい風景です。

ハンゲショウ 半夏生


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今まで シトラス バスミルクヘアウォーター 等で何度も登場している我が家お気に入りのヴェレダ。シュタイナーの提唱した 「人智学」 の考えに基づいて設立され、使用する植物原料は野生のもの、もしくはバイオダイナミック農法で育てられたものを使っています。先日久しぶりにトリートメントに行ってきました。(トリートメントとは顔や体をケアしてもらうもので以前の記事でも紹介しています)
ここ最近仕事が忙しくなってきて疲れがたまっていたので、ずーっと行きたかったのです。今回はいつもの 「フェイシャルデコルテ(60分)」 の代わりに、お店の方おすすめの 「限定サマーホワイトニング(70分)」 を、それにいつもの 「ヘッド&ネック」 をプラスしました。ファンデーションも塗らない、通勤や街歩き位ならば焼け止めも塗らない無精者のツマなので (散歩の時はさすがにごく軽いものを塗る時もある) 「ホワイトニング」 の効果があったかどうか分かりませんが ^。^; 肌のトーンも上がっていつもどおりピカピカになりました。やっぱりいいですよね~時々こうやって自分をいたわるのって。優しい香りと丁寧なマッサージにうっとり。本当は1週間に1回位行きたい~(そんな事したら破産するけど)

今回担当して頂いた方は初めてだったのですが 「お肌はとても柔らかいですね」 と褒められました。 ・_・v 「でも 首と肩の凝りがすごいですね。それに老廃物が溜まってむくんいる感じ。」 と言われてしまった。あーあ、やっぱり。むくんでいるのは脂肪のせいだけではないのです。不規則とストレスのカタマリのIT業界 + 一日中座りっぱなしの仕事 + 夜遅くの夕食とお酒。(平日は22時過ぎが我が家の夕食の平均かなあ) 分かっているのですが、これが中々改善する事が出来ません。
担当の方は可愛らしい顔に似合わず、「意地でもほぐす! という気持ちでやりましたから」 と、しっかりマッサージしてくれました。(しかしそこまで言われる私の肩って...) そして同じマッサージでも 「首を下から上に押し上げるような感じ」 でするよう、アドバイスをしてくれました。一応、なるべく疲れをためないよう、毎日ではないにしても首と肩をマッサージしているのですが、それからお姉さんの言いつけを守って 「押し上げる」 マッサージをしています。
そして、今回もしっかり買ってきたこのエレキシールも飲んでいます。



「エリキシール」 とは、野生植物やバイオダイナミック有機栽培農法で育てられた植物エキを濃縮した健康補助飲料。水やお湯で薄めて飲みます。これは 「白樺」。白樺の葉のエキスと蔗糖・レモン果汁・ハチミツが入っています。循環排泄作用を高め、血液を浄化し、臓器を活性化させるそうです。他にも ヒッポファン、スローベリー、フォーベリーとあって、それぞれの効果があるようです。私はすっきりとした味と循環排泄作用を高める、というところが気に入ってこの白樺を良く飲んでいます。濃縮タイプなので保存がきくのも良いところ。(一応開封後は冷蔵庫に入れています) 飲みたい時にさっと水で薄めて飲めるのが便利。ヨーグルトにかけても美味しいです。あと、我が家はいつもの週末散歩の時に水で薄めて持って行きます。ちょっと歩き疲れた時は、お水やお茶よりもこのほんわりとした甘さが体に優しい。オットも気に入っています。

オットとお酒を飲みながらうだうだ話すのはとても楽しいのですが、それもむくみの原因なのですよね... もうちょっと早く寝て早く起きる... そういう生活にしなくちゃ。(と決意を新たにするツマ←いつまで続くだろうか...)

商品の紹介 (ヴェレダを運営している 「ネーチャーズ ウェイ」 のサイト)
ヴェレダ 夏季限定トリートメントの案内


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先日ご紹介した 「美の求道者・安宅英一の眼 - 安宅コレクション」 。現在、大阪市立東洋陶磁美術館の開館25周年記念特別展として開催されています。(「安宅(あたか)コレクション」 と 大阪市立東洋陶磁美術館については、先日の記事 で簡単に紹介したので、よろしければご覧下さい)

以前も書きましたが、我が家はこちらの美術館が好きで今まで何度か訪れています。なので、今回の展覧会でも今まで観た事があるものが多く展示されていました。もちろん何度観ても思わず惹き込まれてしまう美しさなのですが、今回は更に作品に対する理解や愛着 (というのもおこがましいのですが) が増したような気がします。それは美術館館長であり、安宅氏の元で安宅コレクション収集に携わっていた伊藤郁太郎氏の作品収集に関するエピソードが添えられていた事。作品に対する解説とは別に、このようなエピソードがあるのは今回初めてでした。このエピソード、思わず笑ってしまいそうになるもの、うーんと唸ってしまうもの等など、読んでいると思わず時間を忘れてしまいます。(なので、全てを見終るのに時間がかかる... ^。^;) 目の前の作品が更に生き生きと見えるようです。この中で一番印象に残ったのが 「青花 草花文 面取瓶」 に添えられていたものです。「青花 草花文 面取瓶」 は18世紀前半の青花磁器で、日本では風情ある趣から 「秋草手」 とも言われています。安宅氏は手に入れたいと思うものの写真か図版を額に入れ、寝室から見える場所に飾っていたとか。そして就寝前にその写真を見て入手の方法に静かに想いを廻らせるのが日課だったそうです。伊藤氏の記憶では、数年ほどの長い間、同じものがこの額に入っていたそうですが、それが この「秋草手」 の徳利だったそうです。そして念願かなってやっと手に入れた直後、伊藤氏は安宅氏に呼ばれました。床の間にはこの秋草の徳利が。伊藤氏は 「とうとう...」 と次の言葉が出なかったそうです。しかし、安宅氏は何時ものようにただ微笑を浮かべているだけ... その夜 伊藤氏が自宅に戻ると、赤飯と鯛の折り詰めが届けられいたそうです。



安宅氏はいつも 「ものは三顧の礼をもって迎えるべし」 とよく言われたそうです。国宝の油滴天目茶碗にも、この言葉を実感するエピソードが添えられていました。(このお話は迫力あります) もちろん、安宅氏に対しては色々な意見があると思います。10大総合商社の一角を占めていた安宅産業の経営破たんに深く関わった訳ですから。でも、これらの素晴らしいコレクションを観たり、それにまつわるエピソードを読むと、簡単な言葉では片付けられない、安宅氏の人柄と収集に対する気迫を感じます。ぜひ、もっと多くの人に安宅氏の鋭い 「眼」 と美に対する情熱を観て、そして感じて欲しいなあと思います。

最後に、伊藤氏が安宅氏の言葉でどれか1つをあげるとすれば...と語っていたお話をご紹介します。美術館が出来てから安宅氏は2回、美術館を訪れているそうです。その2回目、車椅子にのって展示を観ている時 「”あれだけ一所懸命集めたコレクションが人手に渡ってしまい、さぞかしお気を落としになったおられるでしょう。” と慰めてくださる方が多いです。」 と伊藤氏が話しかけた時、安宅氏は次のように語ったそうです。
「コレクションは、誰が持っていても一緒でしょう」
私はこのお話を読んで、ますますこの美術館が好きになりました。

美術館公式ページ 油滴天目 茶碗

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この展覧会は 大阪では 9/30 まで開催され、その後 以下の日程で全国を巡回します。お近くの方はぜひ行ってみて下さい。(東洋陶磁美術館はこの展覧会の後、工事の為 10/1~2008/3/31まで休館となります。)

2007/10/13~12/16 三井記念美術館 [東京] (我が家も大好きな美術館です)
2008/ 1/ 5~ 2/17 福岡市美術館 [福岡]
2008/ 2/29~ 3/20 金沢21世紀美術館 [金沢]

# 日付を間違っていました。(6/12訂正。寝ぼけていた...^。^;)


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今日の神戸はすっきり晴れて、すでに6時台からギラギラ太陽が...
うーむ、これからどんどん散歩がきつくなってくるのですよね。今日もちょっとひるんだのですが、がんばってオットと行ってきました。日差しは強かったけれど、空気はひんやりしていて気持ちよかったです。そしていつも散歩に行く公園には このコメツブツメクサがびっしり咲いていました。このコメツブツメクサ、春ごろから出てきて公園だけでなくて、道端とか、それこそそこらじゅうにあります。珍しくも何とも無いのですが、これが沢山咲いているさまはまるで黄色いじゅうたんのよう。小さいけれど、皆で集まってしっかり主張しています。



名前の由来はご想像どおり 「米粒詰め草」。皆さんよくご存知のシロツメクサと似ていて米粒のように小さい、という意味です。(ツメクサの名前の由来は下の「シロツメクサ」 のページをご参照下さい)
ホント名前の通り この花、とても小さいんです。3~4㎜位かなあ。

近づいて見るととこんな感じ。

確かにシロツメクサに似ていますよね。それにしても 「コメツブツメクサ」 って名前、可愛いです。(ちょっと言いずらいけど)

コメツブツメクサ シロツメクサ


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神戸は昨晩 23時近く位からすごい雨と雷でした。(我が家はセーフ)

雷を見るのは結構好きなので、電気を消してビール片手にオットと2人でカーテンの隙間からしばらく外を眺めていました。金曜なので飲み会の人も多いはずなんですけど、道には殆んど人が歩いていませんでした。皆さん駅で収まるのを待っていたのかも。でも時々 スーツ着た人がバタバタと走って行ったりして...うちのフロアも新人さんの歓迎会だったけれど、皆 大丈夫だったかなあ。
今朝起きたら雨はやんでいて、いつもの週末散歩に行った時は少し日も差してきました。でも、帰ってきて朝食をとっていたらどんどん空が暗くなってきて... 今また雷がなっています。



公園はますますジャングル化してきたけれど、雨で洗われた空気は澄んでいてとても気持ちが良かったです。花のピークはそろそろ終わりになってきましたが、今の季節はノイバラ? だと思うのですが、白い清楚な花を咲かせてます。

# この花、近づいてよく見るとおしべが相撲で使う軍配みたいで面白い

ノイバラ


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久々お酒以外の 「飲むもの」 の話題です。(一応お酒と分けてお茶などを紹介するカテゴリにしたのですが、何故かあまり増えないのですよね...このカテゴリ。でもお気に入りは色々あるんですよ。)

最近我が家のお気に入りの 「mySmoothie」 についてちょっとご紹介します。加糖、添加物、保存料を一切含まない、スウェーデン産の100%フルーツジュースです。我が家はナチュラルローソンで見つけて以来、気に入ってリピートしています。ここ最近、いつも我が家の冷蔵庫に入っている、という位お気に入り。(マイブーム ならぬ 「我が家ブーム」?)
ジュースと言っても 「絞ったジュース」 ではなく、果物を砕いたそのままのもの。イメージとしては、ジューススタンドの 「ミックスジュース」 です。ホームページの説明によると 「手軽にフルーツ丸ごと2個分の栄養摂取ができるスナック、というコンセプトの商品」 とのこと。その言葉どおり、濃厚で食物繊維もたっぷり。フルーツそのままの味が生きていて、自然な味で美味しいです。ピーチ、マンゴー、ストロベリー、ブルーベリー、そしてパッション、ラズベリーが新たに加わったそうです。(我が家はまだこの2つは試していないので、ぜひTryしてみたい。)



パッケージはカラフルでインパクトがありますが、決して行過ぎないお洒落な感じがスエーデンらしい? そのあたりも気に入っています。確か1本300円位で、他のパッケージ飲料と比べるとちょっと高いのですが、高いなりの満足感を得る事が出来ます。濃厚で、ストローで吸うと 「ぐぐ~っ」 とフルーツが上がってくる感じ。なので小腹がすいた時なんかにもいいです。我が家のいつもの週末散歩は朝起きてすぐ、朝食前に行く事が多いのですが、その散歩前に飲む事も多いです。朝起きてすぐは水分と甘さが体を目覚めさせてくれます。特に冬場は乾燥して喉が辛い時も多いですよね。そういう時に、この濃厚さが喉に優しいです。あと、お酒をよく飲んだ朝にもこの甘さが体に優しいです。(これ、我が家にはとっても大切 ^。^;)

そうそう、濃厚でお腹にもたまるので残業の友 (でも、したくないよおお ← 切実なな願い) にもいいかも。でも会社の購買には売っていないんですよねえ... 会社の近くにナチュラルローソンが欲しい、今日この頃です。

商品の紹介 my-smoothie.com(英語)


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我が家が好きな美術館の中の1つに 大阪 中之島にある 「大阪市立東洋陶磁美術館」 があります。韓国・中国陶磁を中心とした東洋陶磁の専門美術館... と聞くとどちらかというとちょっと地味な印象を持つかもしれません。でも、国宝 2件、重要文化財 13件を含む約2000点が収蔵されている、大変価値の高い美術館です。
といっても我が家は決して東洋陶磁に詳しい訳ではありません。ただの素人です。結婚した頃は普段の器の選び方もよく分からなくて、オットと2人で少しずつ色々見て、揃えてきた...という感じです。ましてや歴史的価値の高い東洋陶磁なんて、あまりにも遠い存在...と最初は思っていました。でも、何故かこの美術館に行くと時間を忘れてついつい惹き込まれてしまうのです。文句なしに洗練された美しい磁器が数多く並んでいる姿はまさに圧巻。所蔵されている作品はどれも世界第一級クラスのものばかり。うまく言えないのですが、こういった 「器の美の原点」 とも言えるものを見る経験は、ひいては 普段使っている何気ない器を見る目につながるような気がするのです。(これはオットが言っていた言葉です。) もちろんレベルは全く違うのですが、ささやかながらも真剣に選び、大切に使う...そんな自分達が普段使う器を見る時の1つの基準となってくれるような気がするのです。



東洋陶磁美術館は住友グループから 「安宅コレクション」 と呼ばれる東洋陶磁コレクションの寄贈を受けて、1982年に設立されました。「安宅コレクション」 とは、1977年に経営破綻した総合商社 「安宅産業株式会社」 が収集したもの。当時10大総合商社の一角を占めていた安宅産業の経営破綻はかなり大きなニュースとして報じられたので、ご存知の方も多いと思います。(というツマは、ぼーっとした子供時代だったのであまり覚えていないのですが... でもオットにとっては、安宅産業の看板が下ろされるニュースは、かなり強い印象を残したそうです。) そしてこのコレクションの指導的役割を担ったのが、元取締役会長・故安宅英一氏です。安宅産業の経営破綻後、この貴重なコレクションの行方が大きな社会的関心を呼び、国会でも論議の対象となった程だったとか。文化庁からも管理責任者である住友銀行に対して、コレクションが分散や海外へ流出する事が無いように、異例の要望がなされたそうです。そして最終的には住友グループが大阪市に一括寄付した事により、コレクションは最も理想的な形で収まる事になりました。

今 美術館では開館25周年記念特別展として 「美の求道者・安宅英一(あたかえいいち)の眼 - 安宅コレクション」 が開催されています。国宝の飛青磁花生 (とびせいじはないけ) や 油滴天目茶碗 (ゆてきてんもくちゃわん) も展示されている大変価値の高い展覧会です。先日オットと行って来たのでちょっと感想を... と思ったのですが、美術館の紹介で長くなってしまいました。^。^; 続きはまたそのうち書きたいと思いますので、よろしければお付き合い下さい。展覧会は 9/30まで開催されています。

美術館公式ページ 大阪市立東洋陶磁美術館(Wikipedia)


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