好きなもの ほしいもの。モノには色々な物語があると思っています。
(写真は毎日使っている市原平兵衞商店のお箸です)
まずはお箸から



# なんか、あっという間に日が過ぎてしまっている今日この頃です。
# Blogに書きたい事も色々たまってしまっているんだけどなあ...

昨日はとても涼しかったですね。神戸の最高気温は18度とか言ってたなあ。
朝、いったん仕事に行く支度をしたのですが、天気予報を見て着替える事にしました。9月になっても蒸し暑い日が続いていたので、ジャケットも薄手のものばかりだったのですが... やっと秋らしいお洒落が出来るなあ、なんて思いながら少し厚手のジャケットに袖を通しました。一気に秋がやってきた気がします。

こうなってくると、あたたかいお茶と美味しいお菓子を頂くのが楽しみになりますね。こちらは我が家の定番のおやつ。藤江屋分大の 「明石もなか」 です。



分大のことは 以前 「涼みとう風」「水ようかん」 の記事にも書きました。
明石にある文政年間の初めに創業した老舗のお店です。お店には様々な商品が並んでいますが、この明石もなかはこのお店を代表するお菓子の1つ。長く愛され続けている定番の商品です。

明石の風物にちなんだ 「鯛」 「蛸壷」 「短冊」 の 3種の最中。鯛はこしあん、蛸壺は粒あん、短冊はひき茶あん、とそれぞれ味が違うのも楽しいです。ぱりっとこうばしい皮の中に程よい甘さの餡がぎっしり入っていて、とても満足。
あ、明石の風物で 「鯛」 と 「蛸壷」 は分かるのですが、私は最初 「短冊」 は分かりませんでした。明石は古くから万葉集などにも詠まれ、柿本人麻呂も明石で和歌を詠んでいます。明石市東部人丸山には柿本神社があります。なので短冊なのですね。
そうそう、松竹梅と鶴・亀甲の文様桃色の化粧箱に 鯛のみを並べた「めで鯛もなか」 というのもあるんですよ。こちらはおつかいものにもいいですね。ちょっと怖い(笑)顔の鯛がきちんと並んでいるのが妙にシュールで可愛いです。

最中って餡好きにたまらないお菓子です。
これからの季節、ちょっとこくのあるお茶をいれて楽しみたいです。

お店の案内


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我が家は滅多に外食をしません。
オットの作る食事はシンプルながら美味しいし (← って完全おやじなツマ ^。^;) ささやかでも2人で好きな食事を用意して、それにあうお酒を選んで... という時間は我が家にとって楽しいイベントだからです。でもちょっと贅沢なものを食べたい時、また 友人と美味しいものを食べながらゆっくり話したい時には外食もいいですね。そんな時に利用するお店の1つ。神戸酒心館にある 「さかばやし」 です。

「神戸酒心館」 は灘にある酒蔵 「福寿蔵」 が運営している施設です。見学が出来る酒蔵の他に、直売所、試飲コーナー、酒蔵として使われていた建物を修復した多目的ホール、蔵の長屋門を利用したギャラリー等があります。多目的ホールではコンサートや落語会を始め様々なイベントが開催されています。我が家が愛用していて記事にも書いた JLモラーの椅子は、こちらの酒心館ホールで開催された北欧家具のイベントで手に入れたものです。 (Part1Part2 がこちらで購入したもの )

さかばやしは蔵出しのお酒と共に、美味しいお料理を楽しむ事が出来るお店です。



しっとりとした落ち着いたエントランスを抜けると、酒蔵の雰囲気を持った建物が現れます。天井が高く落ち着いた色合いの木で作られた内装もよい雰囲気です。1階には酒槽から作られた大テーブルがあるのも面白い。
お料理は旬の素材を生かした本格的なもので、このお料理にしてはリーズナブルだと思います。酒心館では豆腐の製造も行っていて、こちらでも頂くことが出来ます。我が家は特に 以前の記事にも書いた「とろ湯葉」 がお気に入り。もちもちの食感がクセになります。職人さんが毎日仕込んでいるお蕎麦も人気だそうです。

そして、もちろん蔵ならではの楽しみ。美味しい日本酒をリーズナブルな価格で頂く事が出来ます。お酒のメニューには 「味わいチャート」 が記載されていて、特徴が分かりやすくなっています。また 「壱」「弐」 「参」 「留」 と味わいによって4段階に分けられているので、それに従って順に飲んでいくのもいいですね。日本酒は基本的に良いお酒 (=値段が高いお酒) から飲んでいきます。このあたりはワインとはちょっと違いますね。良いお酒ほどすっきりとしていて、味わいが繊細だからです。

我が家はこちらにくると、まず最初は繊細で芳醇な香りを持つお酒を選んで単体で楽しみます。そして小鉢物や豆腐、お刺身を頂きながら少しずつこくのあるお酒に進みます。最後は 「留(とめ)」 のお酒をぬる燗にして頂く事が多いかな。味のある干物やこってりとした肉料理と、お料理に負けないこくのあるお酒がよくあいます。日本酒は燗をする事で味わいが変わる、世界的にもとても珍しいお酒、とお店の方は言っていました。

それぞれのお酒の味の違いを楽しみながら、そしてお酒の特徴にあうお料理をあわせる、といった事はワインではよく聞きますが、日本酒はまだあまり一般的ではないかもしれませんね。そういった楽しみを教えてくれる素敵なお店です。

酒心館 さかばやしの案内 お酒のメニュー 夜の一品メニュー


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少し前ですが、兵庫県立美術館で開催されているシャガール展に行って来ました。

言わずと知れた20世紀最大の巨匠の1人、マルク・シャガール。
今回はモスクワにあるロシア国立トレチャコフ美術館の作品コレクションを核に、油彩、水彩、版画、タペストリーなど、約150点もの作品が出展されています。

実は... 正直に言ってしまうと、我が家は2人ともそれ程シャガールが好き! という訳ではありません。ただ今回はロシア国立ユダヤ劇場の壁画 「ユダヤ劇場」 の7点全てが展示されるので、ちょっと行ってみたいと思っていたのです。この壁画は画家の初期の集大成と言われており、シャガール作品の中でも最も巨大なものの一つとして数えられています。劇場自体は定員90人程度の小さなものだったそうですが、壁画で満たされたその空間は、「シャガールの箱」 と賞され、当時大変話題になったそうです。今回は劇場を模した空間を作り (小さなステージまでありました) これらの壁画が配置されていました。まさにその空間は 「シャガールの箱」。面白かったです。
私はこの中の 「文学」 という絵にとても惹かれました。他の作品に比べると地味なのですが、どこか静謐な空気を感じさせる構成。そしてきりりと効いた青がとても印象的でした。



他にも沢山の作品があり、ふと気が付くとかなり集中して観ていました。
我が家は2人で一緒に展覧会に行く事が多いのですが、大抵それぞれのペースで絵を観てまわります。気に入った絵はそれぞれ違う事もあるし、そういう絵はじっくり観たいですものね。私はこの絵の前にかなり長くいました。後で聞くとオットもこの絵を気に入ったようです。こうやって自然にひき込まれてしまうのがシャガールの魅力なのでしょうか。我が家は人ごみが嫌いなので土曜日の夜に行ったのですが、1人でじっと何かを考えながら観ている方も多かったです。お洒落な女性が多かったのも印象的でした。

また、いわゆるシャガールのイメージとは全く違う作品も何点かあって、とても興味深かったです。そして最後には巨大なタペストリーが展示されていました。とても高い天井を持つ兵庫県立美術館の壁を覆う程の大きさ。とても迫力がありました。

この展覧会は10/15まで開催されています。

展覧会の案内 (兵庫県立美術館) マルク・シャガール (Wikipedia)

(通常の開館時間は18時までですが、金・土曜日は20時まで開館しています。遅い時間帯は比較的静かで落ち着いていると思います。昼間は年配の方や女性の2人連れとかが多く、何の為にここに来ているの? って問いかけたくなる位 おしゃべりがうるさい事が多いので...)


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今日のいつもの週末散歩で見つけたヒヨドリバナ。

ヒヨドリの鳴く頃に花が咲く事から名前が付けられたそうです。
# でもヒヨドリって一年中鳴いていると思う...(しかも、かなりうるさい)



ヒヨドリバナと良く似た花に、同じキク科の 「フジバカマ」 があります。
万葉の頃、 「萩の花 尾花、くず花 なでしこの花 また藤袴 朝顔の花」 と詠まれ、秋の七草として知られています。また、茎葉を半乾きの状態にすると香りがするので、匂い袋として使われていたとか。なので、平安時代にも歌に詠まれるなどして広く知られていたそうです。名前からしていかにも日本在来種って思ってしまうのですが、古い時代の帰化植物だそう。(中国原産) 一方 ヒヨドリバナは日本在来種。なのにフジバカマ程名前は知られていなくて、ちょっと可愛そう?

(花は地味ですが、近づいてよく見るととても綺麗です)


フジバカマはかつては日本各地に群生していたそうですが、現在は数を減らし、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されているそうです。一方、こちらのヒヨドリバナはしっかり生き残っているとか。

先日記事に書いた タカサブロウ と同じく、在来種の方がたくましいのですね。我が家が今までいつもの週末散歩で見つけた植物達は、どちらかというと帰化植物が多かったと思います。在来種はそれらの帰化植物に押されてちょっと可愛そうな状態....というイメージが強かったのですが、在来種もたくましく育っているのですね。

さすが! (?) ヒヨドリの名前が付いているだけはある。
# ヒヨドリって、カラスと対抗出来ると思う、鳴き方が騒々しいというか...

ヒヨドリバナ (植物雑学事典) フジバカマ ヒヨドリ(Wikipedia)


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先週末の我が家のおやつ、TOOTH TOOTH のケーキです。

TOOTH TOOTH の事は以前、 エキャルジュジュカヌレ ボルドー の記事で何度か紹介しています。神戸出身のパティスリーです。



三宮に2つの路面店があり、神戸そごうにも出店しています。
以前紹介したような焼き菓子も美味しいですが、もちろんケーキも美味しい。
お店に行くとずらりと美しいケーキが並んでいて、いつもとっても悩んでしまいます。今回は洋梨のタルトと、いちじくのタルトを選びました。
どちらもしっかりと焼き上げたタルトの上に、季節の果物がのっています。素材のよさを感じる事が出来るケーキです。



神戸らしいセンスのよいパッケージも好きなところの1つです。オレンジと茶色が効いた袋も素敵で、おつかいものにするのにもぴったり。あ、帽子をかぶったシェフが焼きあがったお菓子を運んでいる? あのキャラクターも可愛いですよ。

TOOTH TOOTH


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先日の 「オニフスベ」 の続きです。

オニフスベはホコリタケ科のキノコです。
以前 載せた ノウタケ もホコリタケ科です。「フスベ」 とは、コブの古い言い方で、オニフスベ =「オニのこぶ」 という意味だそうです。また、別名は 「ヤブダマ(藪玉)」 。確かにその名のとおり、球形をしています。色が白いので見つけた時は一瞬子供が置き忘れたボール? と思ってしまいました。「竹やぶに人間の頭蓋骨のようなものが捨てられていると騒がれることがある」 とリンクした記事にあったのは、ちょっと笑っちゃいましたが。でも、見方によっては一瞬ぎょっとするかもしれませんね。

幼菌の頃は先日の記事の写真のように白い外被で覆われていますが、成熟すると外皮がはがれて中の胞子塊があらわれ異様な臭いを発するとのこと。ちょっと想像したくないですが... そして胞子を飛ばすと最後には何も無くなってしまうそうです。このあたりは、やっぱりキノコですね。(でも、胞子を飛ばす前に蹴飛ばされる事も多いらしい)

このキノコを見つけた時は雨が降っていたので丁度傘を持っていたツマ。傘で少し押してみると、弾力があって意外としっかりしていました。もうちょっとふかふかしているかなあ、と思ったので意外でした。
# でもキノコが嫌いなオットは 「傘をこっちに向けるな~!」 と騒いでいました。

(追伸)
こちらは一週間後の姿です。やっぱり無事では無かった。誰かが踏んだ跡がありました。隣はオットの足です。大きさを比較する為に決死の覚悟? で並んだらしい。(でも距離は微妙)



オニフスベ (野生のキノコの世界 - 社団法人 農林水産技術情報協会)
毎日新聞紀伊民報 でもとり上げられていました。やっぱりインパクトあるみたい。


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3連休もあっという間に終わっちゃいましたね。
明日から仕事かあ。(当たり前だろうって?)

この週末はどうも眠くて寝坊が多かった我が家。ちょこちょこ出かけていたのもあって、いつもの週末散歩は3連休の初日だけでした。でも、先週見つけた ”例のモノ” だけはしっかり確認したかったのです。

こちらは、その ”例のモノ” の先週の姿。



これ、何だと思いますか?
パンクしたバレーボール?? ... ではありません。キノコです。名前は 「オニフスベ」。我が家はオットの持っている 『日本のキノコ』 という本でその存在を知っていました。本を読みながら 「うわ~、こんなのあるんだ~」 なんて話をしていたのですが、まさか実際にお目にかかれるとは思いませんでした。

先週末のいつもの週末散歩で見つけました。見つけた時は一瞬固まりましたよ。本で知ってはいたものの、まさか近所にあるなんて思っていなかったので。でも、だからこそ、当たり前に繰り返しているいつもの週末散歩が面白いと思う瞬間です。我が家はごく普通の新興住宅地にあるのですが、この住宅地が出来る前はのどかな田園風景だったそうです。

我が家が見つけたのは直径20Cm位ですが (写真の横の直径)、大きいものは50cm程度までになるそうです。写真のものはやや変形していますが、基本的に丸いのものなので、よく蹴飛ばされる運命にあるそうです。あと、一応食べられるそうなのですが、はっきり言って 「まずい」 らしい。なので、採取されてもゴミ箱行きの運命になる事が多いとか。何だかこう書いていても、とっても不運なキノコですね...

球技が苦手なオットは 「丸いものを見ると蹴飛ばしたくなる、という気持ちは到底理解出来ない」 と憤慨しておりました。

オニフスベ (Wikipedia)

(追伸)
オニフスベの事についてもう少し詳しく書こうと思ったのですが...長くなってしまいました。 (やや興奮気味かも? ^。^;) 続きはまた後日に書こうと思います。よろしければ、このちょっと可愛そうななキノコの話にお付き合い下さい。


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3連休、いかがお過ごしでしょうか。
我が家は近場に出かけたりして、のんびりしています。

昨日いつもの週末散歩に出かけたところ、公園の近くの道にはこの小さな白い花がひっそりと咲いていました。
この花、とっても小さいです。1cm弱程度 でしょうか。でもよく見ると中々可愛らしいです。オットが調べたところによると 「アメリカタカサブロウ」 らしいです。



アメリカ原産の一年草。元々在来種の「タカサブロウ」 という植物があるので、それと区別して ”アメリカ” がつけられたそうです。在来種のタカサブロウとの違いは花の大きさ (在来種の方が花が大きい) 葉の形、あと種子も違うそうです。我が家が見つけたのは花の大きさからすると、たぶん Made in America の方だと思います。

それにしても、「タカサブロウ」 って面白い名前ですよね。「高三郎」 という漢字があてられているのですが、どういう意味なのでしょう? 調べてみたのですが、はっきりとした理由は分からないそうです。その中で有力なのが以下の2つ。

(その1)
眼のただれを治す薬草として使われていて、江戸時代に「ただれ眼」をもじって「高三郎」と呼ばれたのが、呼び名の由来になった。
(その2)
筆や墨が買えなかった貧しい高三郎という人物が、この草の茎を使って紙に文字を書いた。(茎を切ってしばらく置くと切り口が黒ずんできて、文字が書けるのだとか)

うーん、どちらも説としては中々面白い。

それにしても大抵、在来種と似た帰化植物って、在来種よりも花が大きかったりしてたくましい(ずうずうしい?) イメージがあるのですが、このアメリカタカサブロウの場合は、帰化植物の方が花も種も小さいです。しかも在来種を圧迫する程は繁殖していないのだとか。そのあたりもちょっと面白いポイントですね。

(全体はこんな感じ。とても小さいけれど美しい花です。)


アメリカタカサブロウ タカサブロウ (植物雑学事典)


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このBlogも、早いものでスタートしてからもう3年が経ちました。
マイペースで続けているものの少しずつ記事は増えているのですが、その中で一番数が増えないカテゴリが 「音楽」。こうやって改めて見てみると、うーん、少ない ^。^; (「食べるもの」が 123件に対して 「音楽」は 9)

先日のアナスタシアの記事にも書きましたが、我が家はTVを観る事はとても少なく、その代わりに何かしら音楽をかけています。音楽が無い生活は考えられないのですが記事にするのは難しいですね。でも自分達の記録の為にも、少しずつ増やしていきたいなあとは思っています。

という事で、今回はJazzの話。
Claude Bolling のシリーズの1つ、Yo-Yo-Ma のチェロバージョンです。
Claude Bolling の事は、 以前のフルートの記事 にも書きました。Claude Bolling のシリーズは我が家に何枚かあります。この記事の時に 「チェロもおすすめ」 と書いたのがこのCDです。Yo-Yo-Maは言わずと知れたクラッシク界の巨匠。でもクラッシックの世界だけにとどまらず、このCDのように Jazzにも、そして他のジャンルの音楽にも積極的に参加しています。オットは元々 Yo-Yo-Ma が好きでCDを何枚か持っていたので、このCDも即買いだったとか。



以前紹介した ”Suite for Flute & Jazz Piano Trio” にはフルートの巨匠、Jean-Pierre Rampal が参加していますが (と、オットに教えてもらいました) どちらもクラッシックとジャズの融合を目指したアルバム、という作りになっています。

前回のフルートバージョンはとにかく粋でお洒落。そこが大好きなのですが、こちらのチェロはそれとはまた違った魅力があります。ポップで明るいのですが、Yo-Yo-Maのチェロがドラマチックなので、決して軽すぎません。前へ前へと進んで行く軽快さがあって、聴いているととても楽しい気持ちになります。クラッシックが好きな方は、こちらの方が好みかもしれませんね。

オットのこのアルバムの想い出を聞いたところ、ワイン仲間のお宅のワイン会に行った時にこのアルバムがかかっていた事だそうです。「おすすめと聞いたので」 と言って頂いたのがとても嬉しかったとか。
秋の夜長、そんなちょっといい想い出話に浸りながら聴くのには、このCDはぴったりかもしれません。

Amazonの紹介


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週末の我が家のおやつ。ファクトリー シンの 「リッシュ・レザン」 です。

ファクトリー シンの事はつい先日の記事にも書きました。
このリッシュ・レザンはシンの定番のお菓子で、いつでも購入する事が出来ます。プリンと共にシンを代表するお菓子と言ってもいいかもしれません。少し厚めのクッキー生地に、バタークリームとラム酒を効かせたレーズンがサンドされています。5つ入りの小さいサイズもあるので、我が家のような少人数の家族でも購入しやすいのも嬉しいところです。10個入りはシンプルな箱に入っていて、お土産にも使えます。シンのパッケージは全体的にクールなデザインで、私はそのあたりも気に入っているところの1つです。(あまりお洒落すぎないのが良い)



このリッシュ・レザンは甘さも程よく、クッキー生地の固さも私好み。ターの香りがふわっとして美味しい。これで1個105円はお買い得だなあ、と思います。
中にあるレーズンも程よくお酒がきいています。なので、以前紹介した マール等のお酒ともよくあいます。

関西はまだまだ日中は暑いですが、夜はやっと少し過ごしやすくなってきました。こういうちょっとこってりとしたお菓子を食べながら、マールを楽しむ事が出来るのはこの季節だからこそ。これから楽しみたいと思います。(でもダイエットには良くないんですよ ← って以前も書きましたね。食欲の秋。これからが怖い...)

商品の紹介


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昨日の神戸は日差しも強くとても暑かったです。今週は少しバタバタしていたのもあるし、何だか妙に眠たくて... 起きた時はもう7時近くでした。太陽がギラギラだったのですが、なんとかいつもの週末散歩に行って来ました。

公園にはクズの花がたくさん咲いていました。
この花、色も鮮やかで花も大きいのでよく目立ちます。



クズ、そう葛湯にするあのクズです。
私は最初オットに教えてもらうまで、こんな普通にあるとは知りませんでした。大きな葉でびっしりと木々に絡み付いているこのクズ。公園に限らず、至るところで見かけます。やたら生命力が強くどんどん広がっていくその姿は少し怖い位。夏には1日で1m程も伸びるとか。公園の低木はほぼこのクズに覆われて、殆んど日があたらない状態になっています。

「以前は利用価値は高かったけれど、現在では厄介者にしかなっていない。」 とリンクした記事には書かれていました。花は見方によっては綺麗だけれど... この生命力の強さはちょっと困り者ですね。

クズ (植物雑学事典) クズ (Wikipedia)


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先週末から週明けにかけては暑さがぶりかえしましたが、その後は少し暑さが落ち着いてきましたね。徐々に秋に近づいてきているような気がします。

(ここでいきなりなのですが) 我が家はTVをあまり観ません。朝ニュースを観る位で、特に夜はTVをつける事は殆んどありません。代わりにいつも何かしらの音楽をかけています。買ったCDは全て変換してPCに入れているので、気軽にいつでも好きな音楽聴く事が出来ます。家に帰って食事の支度等をする時は、まずPCにログインしてその日聴きたい曲を選ぶ。こうする事で 「今からプライベート」 という実感がわくのです。嬉しい瞬間ですね。

ところで、涼しくなってくると食べるものもお酒も少ししっかりしたものが欲しくなりませんか? 我が家も涼しくなってくると、赤ワインを飲む機会が多くなります。そして音楽も少し重めのものが聴きたくなります。オットはクラッシックを中心に幅広いジャンルの曲を聴きますが、ツマはPOPSか軽めのROCK、Jazzが多いかな。そして、今週 少しこってりとした音楽を聴きたいなあと思った時に選んだのが、今回のテーマのアナスタシアです。アメリカのSinger, songwriterで、2002年のFIFAワールド・カップ公式テーマ曲を歌ったシンガーとして、ご存知の方も多いかと思います。

一言で言えばとにかくパワフル。21世紀のジャニス ジョプリンとも言われています。(私はあまり似ていないと思うのですが) なので人によって好みは分かれると思います。私も気分が乗らない時はあまり聴かないかな。ただその時の気持ちや風景にぴたりとはまってしまうと、何というか... 中毒みたいな魅力があるのです。私は特に "Left Outside Alone" という曲にはまってしまい (はまるとそればかり聴くのはいつもの癖なのですが) 何度も繰り返し聴きました。これでもか! と人を圧倒するようなパワフルな歌の中に、何か人を感動させるようなものがあるような気がします。彼女は若い頃からクローン病を患い、更に乳癌も発症したそうです。この曲は乳癌の闘病生活の後にリリースされたアルバムの中に入っています。彼女のこういった背景も、多くの人に支持される要因の1つとなっています。

ちょっとぴりっと刺激が欲しい時、逆に深く落ち込んだ時、彼女の力強い歌声を聴いてみるのもいいかもしれません。



Anastacia (Wikipedia:英語) 2002年の記事
Amazonのアルバム紹介 (こちらはベスト版でお値段高めです。"Left Outside Alone" が入っていて日本でも評価の高い Anastacia もおすすめです)


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随分涼しくなったなあ... と思っていたのに、また暑さが戻ってきましたね。

一時期涼しかった時は赤ワインもよく飲んでいたのですが、ここ最近はまたビールの消費量が増えています。以前も書きましたが、我が家は毎週オットの父が作った野菜を届けてもらっています。この季節はナス、キュウリ、ニラ等、ビールによくあう野菜が多いです。ニラが沢山取れる時期にオットがよく作ってくれるのが 「ニラとモヤシの炒め物」。ごく普通の料理ですが、オットなりの工夫があります。

豚肉を炒めた後にフライパンをあけてニラを炒めます。ここまでは普通の炒め物と同じですが、モヤシは水気が出やすいので、あらかじめ茹でておいて、最後にざっとあえる程度にしているのだそう。更に油揚げを刻んだものも加えます。これが水気を吸ってくれるので、べたべたせず からっとふっくら仕上がるのです。うまみが出た汁を吸った油揚げも意外な美味しさです。油揚げでこくが出るので、豚肉の量も控えられるのも良いところ。そして豆板醤やラー油をきかせると、これがビールにぴったりです。



ここ最近の我が家のお気に入りは、この 「エチゴビール」。ご存知の方も多いと思いますが、エチゴビールは1994年に日本第一号地ビールとして誕生しました。地道にこつこつと上質のビールを作り続けているこの会社は、新潟市西蒲区にあります。 その質の高さは広く知られていて、世界のビールコンテストでも受賞するなどして、日本だけでなく世界的にも評価されているそうです。

我が家はビールはそれ程詳しい方ではありません。なのであくまでも自分達の好みですが、このビールは美味しいと思います。まず風味が良い。ワインを飲むというのもあって、お酒は味だけでなくて香りも大事。このビールは飲んだ時にふわっとビールの酵母の良い香りがします。そして、しっかりとしたこくがあって美味しいです。

きりりと冷やしたビールを、うすはりに注いで飲むとホント美味しい。
(「うすはり」 は 以前の記事 にも紹介しています。)
これからもリピートしたい、美味しいビールです。

エチゴビール株式会社


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