好きなもの ほしいもの。モノには色々な物語があると思っています。
(写真は毎日使っている市原平兵衞商店のお箸です)
まずはお箸から



Zoomyです。

関西は連日暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。さすがに晴れた日には昼に出かけるのは気持ちの準備が必要になってきました。

神戸だけではないですが、雨が少なく乾き気味なので布引雌滝もこんなに細くなっています。これでは布というより糸です。

写真はまだ滝に日の当たる前なので光量不足は補いきれません。近くの公園ではラジオ体操をやっていました。

当然山へ登るには普通に出かける以上の覚悟と準備が要ります。少しずつ暑くなるに連れてどう装備を変えていくのかは慣らしていかないと、一般論は通用しない部分があります。

特に水分をどれ程持つのかは大切です。感覚的ですが、私の場合はペットボトル1本500mlの補給で済む範囲なら塩分補給がなくてもそれほど疲れたりとかしません。その倍ほどの水分補給をするようになると塩分補給があったほうが楽に感じます。

天候によってコースの温度が概略どれくらいになるのかも体感としての感覚が必要になります。どんな栄養分とどれほどの水分が必要になるのかも人によって異なるでしょうから、それを知るには少しずつ試してみるのが結局一番近道のように思います。

白状すると試してみるまで夏に六甲山に登れるとは思っていませんでした。登れるのは判りましたがそれなりに準備が必要ということのようです。

去年もこの時期目立つのはクサギとヤイトバナ(ヘクソカヅラ)ばかりとボヤキ気味に書いてありますが、今年も最初に登山道で目にしたのはクサギでした。

この写真は最初のものではありませんが、少し登ってからのもので麓のものより綺麗でした。改めて近づいて写真をとってこんなにしべが長いのに初めて気が付きました。

ヤイトバナ(ヘクソカヅラ)は昆虫がお食事中のようです。


つる草なので登山道沿いでは厄介者にされることもあるセンニンソウですが、この時期の花は爽やかです。


この季節の山歩きの基本、暑くなる前に歩く、日陰のコースを選ぶ、というのは必須になります。普段はハイカーで溢れる市が原ですが、早朝なのに誰も居ませんでした。

もう一つの手ですが例えば神戸市立森林植物園(標高400m付近)まで行って歩き始める手があります。知り合いのトレイルランナーもこの手を使っていると話を聞きました。ケーブルカーで上がって尾根筋だけを歩いている人もいます。尾根筋の傾斜の少ない場所なら日陰を選べば流れるような汗をかかなくても歩けます。

特に新神戸周辺は布引貯水池までが暑いのでそこを避ける点では効果的かと思います。市が原で誰も見かけなかったのは既にみなさん実践済みということでしょう。

古い話ですが六甲山 - Part 53に3枚目の写真で「崖っぷち人生」として掲載した写真がありますが、久々の崖っぷちシリーズです。説明不要な崖っぷち振りです。

川の中の大岩の側面なので、大雨の時には確実に水に浸かります。

朝早めに行動を始めると特に西向き斜面では日の光の当たり始めた光景に出会えます。

この写真の足元にはその影が斜面に伸びていました。

そして水面に写る光にカメラを向けるとこんな画像になりました。

直接当たり続けばば状況次第では命に及ぶ危険さえある真夏の日光も、反射した姿はこんなにも優しく水面を輝かせてくれていました。


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