ぶうりんの希望の種まき新聞

絶望的雑感有りの希望的投稿ブログ。
世界中の子どもたちの笑顔と幸せのための新聞社。あなたにも希望の種をプレゼント!

紙上版「希望の種まき新聞」始めました

2007年05月25日 | 過去の記事
 ぶうりんの希望の種まき新聞をぱくって、紙上版「希望の種まき新聞」始めました。紙面では裏面にてふてふさんの投稿があるんですけど、許可を得ていないので掲載していません。

憲法記念日の5月3日、11:00~13:00の2時間、9条改憲に対する賛否を選ぶ「シール投票」をJR福山駅前で実施する『どなべねっと』の活動に参加しました。 憲法9条について「守る」「変える」「分からない」の三つの欄を設け、通りがかった市民に呼びかけ、シールを貼ってもらうものです。384人の方が投票に参加してくださり、「守る」は283人、「変える」は63人、「分からない」が38人でした。
この調査は、全国73市町村の91箇所で同時に実施されていて、全国では、28461人の方が参加され、「守る」は22475人(79%) 「変える」3262人(11%)「わからない」2724人(10%)という結果で、圧倒的多数の市民が憲法9条を守るべきだという意見を示した結果となりました。
この結果は全国投票の会の有志が手分けして、衆参両院全ての国会議員にファックスとメールで伝えました。
私は、このとき初めて、平和のための活動として街頭に出ました。人からどういうふうに見られるのか、はじめはとても怖かったです。呼びかけても無視する人も多く“怒っていらっしゃるのかしら・・・”とドキドキしていました。それでも、すこしづつ足を止めてくれる方が増え、わからないと言いながらも、掲示板の前でじっくり考え込み、「守る」に張ってくれる人を見ると、とてもうれしかった。
私が気になっていたのは、“『わからない』と言いながら、通り過ぎる年配の女性が多いな”ということ。戦争をわりと身近に経験していて、子どもも産んで育ててきた年代の人が、これほどまでに政治に無関心で、憲法9条を変えるか守るかがわからないということがどうしてなのか、理解できなかった。
これは、私の勝手な思い込みなのかもしれないけれど、これまで日本は、素直で従順であることを女性に押し付けてきたんだと思う。“何かおかしいんじゃないかなぁ”と思っても、それを口に出さず、黙って従っていくのが美しいとされてきた。だから、女性は、意見する機会を失ってきたんじゃないかと思う。私は、田舎に引っ越してきたばかりでも、嫁の立場でも、町内会の総会で平気で意見が言えちゃう人だったんだけれど、他の女性はみな無口だった。学区の会合に出ても「おかしい」と言えば、「もっと素直に受け止めてください」とか注意されたりもした。そのことを思い出しました。学校教育だって、やっぱり、素直でいることが由とされる。先生に逆らったりすることは、間違いで、「反抗する子どもの環境が悪い」とも言ってくる。
やはり、ここに原因があるのだと思う。
権力を持つものは、いつもその権力を持っていたいから、あたかも上下関係であるような関係を作り出し、「素直であれ」と押さえつけてくる。人々はいつの間にか、考えることをやめ、権力のあるものに付き従うことを選んできたのではないかと思う。
それでも、「わからない」という意見を持っている人は、すごいと思う。日本の国が「変える」「変えよう」と言うから、変えたほうがいいんだと思うけど、ホントにそれでいいのかしら?という疑問を胸に抱えているからなのだと思う。
世の女性たちよ。自分の気持ちを信じよう。「戦争はダメ!」「息子達を殺されたり、殺しに行かせたりはしない!」そのことを堂々と、権力者達に示していこう。今こそ、「オカミに任せていれば大丈夫じゃないの?」という考えを捨てよう。このままでは、いつの間にか戦争が始まってしまった、ということになってしまう! (ぶうりん)


参院選で平和の光をつかもう

2007年05月20日 | 過去の記事
参院選が始まりつつある
広島県選挙区からは、無所属で河野美代子さんが立つことになった

今日、福山駅前で街頭演説されるという情報を得て、いそいそ出かけたが見つからなかった。
駅前はいつになく賑やかで、「ばら祭」の送迎バスとか案内所、大道芸などで人がごったがえしていた。
「こんな中では演説もムリじゃろなぁ」と思ってしばらく待っていたが、河野美代子氏は駅前には現れなかった。時間がなかったので、仕方なく引き返したら、ばら公園に12:00!という情報が流れてきた。でも今更、もっと多くの人ごみの中に入っていく気にはなれなかったので、またの機会をと思いやはり引き返した。

予断だけど、引き返すときにその広場の端っこの方で、若者達が4~5人で、なにやら大工仕事をしているのを見かけた。ぶうりんが若者に近づいて色々訪ねたところ、やっぱりながらわかったのが、スケートボードをここで楽しむために、スロープを作っていたということ。
2時からスケボーをするから、と張り切っていたが、日頃は練習する場所がない、という。「『うるさい』とか『危ない』とかで、禁止されているの?」とぶうりんが更に訪ねると、「イメージが悪いみたいです」と髪の毛そりまくりのお兄ちゃんがまじめに答えてくれた。
どこの公園も「スケボー禁止」「ボール遊び禁止」とかで、純真な若者達の行き場所を奪っている。お互いを気遣うやり取りの場所を禁止という形ではじめから奪っておきながら、「人間関係の希薄さ」などのうたい文句で教育を改悪しようとするヤツラに腹が立つ。
彼らは、普通に問いかければ、普通に答えてくれる、人間らしい人たちです。

さて、話は戻りますが、
今度の参院選は、国民に失敗は許されない、と思っています。
みんながどれだけ本気になってくれるのかの勝負です。

きのう、どなべねっとの集まりがあって、私は子育てひろばの場では、みんなに9条の大切さとかが語りにくい、ということをサラリと打ち明けた。そしたら、私だけじゃない、みんなもだった。
どうしてなんだろう。平和のことが語りにくい。
平和を語ることがいけないこととは誰も思っていないのに、何かしら緊張した空気が漂う。
私は気づいた。これは操作されていたんだ。
民間団体が会場使用を公的機関に依頼する時、必ずと言っていいほど、「政治活動・宗教活動をしない」という制約が付く。もちろん、気乗りしない政党や宗教に勧誘されるのは面倒くさいけど、それを断ることもできれば、加わろうと思うことだってできるはずなのに、それは、こそこそしなければならない。
これが、操作だったんだ。

私たちは、60年安保以降、政治を語ることを自らがご法度と思えるように仕向けられてきたのだと気づいた。
このブログは、ご法度の手の行き届かない安全な場所だ。
だから、自由に表現できる。

でも、もっと、普通の場所でも、みんなもっと平和について語り合っていこう。
どうすればもっと平和な社会になるのか、今、何がおかしくてこんなに息苦しいのか、みんなもっと大きな声で語り合っていこう!

私は立ち上がることにする。

母の日の本当の意味

2007年05月13日 | 過去の記事
今日は、5月13日「母の日」です。
母の日って、母親に感謝する日かなぁと思っていたんですが、昨日、知人からのメーリングリストに「夫や子どもを戦場に送るのを拒否しようと母親が立ち上がった日」ということが書いてありました。
アメリカのジュリア・ウォード・ハウさん(奴隷制廃止、婦人参政権実現、反戦の運動家(1819-1910)が起草した『母の日宣言』をそのメーリングリストの送り主である、翻訳家の向井真澄さんが訳された詩を紹介します。


母の日宣言

作詞 Julia Ward Howe  訳詩 向井真澄

立ち上がれ、母親達よ
立ち上がれ、愛情深き女達よ
立ち上がれ、信仰の違いを越えて

きっぱりと言おう
大事な問題を、お門ちがいの当局まかせにはしない
殺戮を重ねた夫を、愛撫や喝采で迎えたりはしない
息子達を連れ去って、
慈愛と寛容について母親達が教えてきたすべてのことを忘れさせることは許さない
女達の友愛は国境を越える
だから許しはしない
他国の女の息子を殺すための訓練を、自分の息子に受けさせることは

荒れ果てた大地の底から声が湧きあがり、私達女の声と一つになる
「武器を捨てよ!殺人のための刃は正義のものさしにはならない」
血は不名誉を清めはしない
暴力では何ものも獲得できない
男達が鋤や金どこを捨てて戦場に赴くように
女達よ、家事を捨てて偉大な集会に結集せよ

集まったらまず、女として、死者を追悼しよう
人類という大きな家族が平和のうちに生きることができるように語り合おう
それぞれの時代に、為政者ではなく神の刻印が残されるように

女の友愛と人道の名において、心から呼びかける
国境を越えて女の総会を招集しよう
適当な場所を選び、なるべく早い時期に
諸国の協調と
国家間の諸問題の友好的解決と
平和という偉大で普遍的な利益の実現をすすめるという目的のために

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 素敵ですよねぇ。

 本当に、いつかこんなことが実現して、世の中からおよそ戦争というものがなくなってほしい。

 おととしの福山人権平和フェスティバルで、私は背高女になって、母親の立場から、子どもたちを戦場へは行かせない、そして、戦争によって死なせない。と誓いました。そのときのキモチそのままのような詩に出会えて、すごくうれしい。そしてこの詩が、140年も前に作られていたなんて。母親というものは、ずっと平和な社会を願ってきた。全ての子どもの幸せのために。そう思うと、すごく心がふるえたつ。

  いざ、女たちよ、立ち上がろう!


では、ここで替え歌をひとつ

「世界中の子どもたち」の替え歌で、

  「世界中の女たち」  わかりやす!

世界中の女たちが、
一度に笑ったら、
空も笑うだろう
ラララ、海も笑うだろう

世界中の女たちが、
一度に泣いたら、
空も泣くだろう
ラララ、海も泣くだろう

届けよう女の声を
広げよう女の夢を
咲かせよう平和の花を
世界に虹をかけよう

世界中の女たちが、
一度に歌ったら、
空も歌うだろう
ラララ、海も歌うだろう


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ほんとに、こんな時がくればいい





RYOからお遍路一人旅の”旅だより”が届いています

2007年05月06日 | 過去の記事
旅の初日は、この2番札所の駐車場にテントを張って休んだそうです。
疲れたー♪という一言メールが添えられていました。

駅のホームで別れるときには、「やっぱり帰る」と言い出すのではないかと思いながら送りましたが、「なんとか旅が始まったのか・・・」と、このメールを見て少し微笑む私でした。実は、もしかして、この日のうちに帰ってくるかも・・と、少し思ってましたから。


朝日新聞と山陽新聞にシール投票の模様が掲載されました

2007年05月04日 | 過去の記事
●改憲めぐりシール投票 福山駅前


 憲法記念日の3日、平和について語り合う活動を続けている福山市の市民グループ「どなべねっと」のメンバー約10人が、掲示板にシールを張って9条改憲に対する賛否を選ぶ「シール投票」を同市のJR福山駅前で実施した。

 掲示板には、9条について「守る」「変える」「分からない」の三つの欄が設けられ、通りがかった市民ら384人が投票。結果は「守る」が283人、「変える」が63人、「分からない」が38人だった。

 「守る」の欄にシールを張った会社員の女性(19)は「9条を変えると、戦争や核保有まで正当化されてしまう気がする」。「変える」に投じた会社員の男性(24)は「日本にはすでに自衛隊という軍が存在している。日本人の手で憲法をつくった方がいい」。

 一方で、「分からない」とした無職の女性(66)は「憲法のどの部分を守り、変えていくべきなのか、どの政党も詳しく説明していないのではないか」と批判した。

 呼びかけ人の一人、奥野しのぶさんは「若い人が積極的に投票してくれた。普段は9条をあまり意識していなくても、いざ選択を迫られると『守った方がいい』と考える人が多い印象を受けた」と話した。(吉田博行)

・・・・ぶうりんより・・・・・
とてもいい記事にまとめてもらって、うれしいです。感謝!






あなたはどちら? 憲法9条 守る? 変える?

2007年05月04日 | 過去の記事
 憲法記念日の今日、福山駅前広場で、憲法九条シール投票をしました。
あなたはどちら?憲法九条を守る?変える?わからない?で、シールを貼ってもらうのです。11:00~13:00までの2時間で、約400人の方が参加してくれました。結果は、守る283票、変える63票、わからない38票でした。こちらの呼び掛けに不機嫌そうに過ぎる方もかなりいらしたけれど、ちょっと足を止めてくれたかたは、殆んど参加してくれました。
若い方々がわりと積極的に参加してくださったように思います。
私が感じたのは、年配のお年寄りと思われる女性の方に、「わからない」とか無関心・無視で、参加を断る方が多い、ということです。
それと、改憲派の方々には、憲法関連の街頭での呼びかけは、敵対視されているのではないかと感じました。無視しようとして通り過ぎる年配の男性に、「私は憲法改正賛成ですから」と言ってアンケートを拒否する方が少なくなかったからです。

それでも、日頃「守る!変える!」とは考えていない方にも、シールのような呼びかけで、ちょっと立ち止まって考えてもらうことができて、とても良かったなと思います。