ぶうりんの希望の種まき新聞

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D-Life 「クローザー」を観て・・・DV

2013年03月05日 | 女性・DV
アメリカのドラマ「クローサー」から。

前回の放送は、DV被害者が殺害される事件でした。

ハリウッドで美容師をしていた女性が、撮影所の中で遺体で発見されました。
ひどい暴行を受けて。
目撃者はなかったのだが、その女性にDV被害経験があることが分かり、その元夫が第一容疑者にあがる。

同じ日に監視カメラに写っていた元夫の姿。
元夫は俳優業で、年に2回ほどのチョイ役。

夫婦だったころに暮らしていた家に「被害者」のことを調べに出かけ玄関にメンバーが到着したとき、玄関から男性が出てきて、警察メンバーはぎょっとしてピストルを構える。
「どうして元夫がここにいるのか・・・?!」という戸惑いの警察メンバーたち。

そして、接近禁止命令違反で逮捕して拘留したのだが、チームの部屋の中の会話が

「なぜ、法的措置を受けているのに、加害者である夫が元の家に暮らしていて、被害者が別の場所に住まなければならないのか、意味が分からない!!」と怒っている、主人公。

私は一瞬その意味がわからなかったけれど、アメリカでは、「加害者が出ていくのが普通」なんだ・・・とわかった。

なるほど・・・。

日本では、同様の場合、被害者が逃げるように出ていくのが当たり前。加害者である夫は、家を失うことはほとんどない。

この矛盾に怒りを感じていたが、アメリカではすでにそれが常識だったんだ・・・。
「こうでなくては!」と希望を感じた一瞬。


しかし、その女性は殺された。

真相は、その女性が別のDV被害者をかくまっていたから。
居場所を突き止めて奪い返そうとした男に殺されてしまった。

日本でも、DV被害者支援者が追跡されたり、脅されたりすることは結構起こっている。
個人的にかくまっていた友人が殺されることも頻繁に起こっている。

加害者は、自分の所有物を取り戻すためには手段を選ばない事が多い。

結局犯人ではなかった元夫は殺人犯ではなかったので、釈放しなければならないのだが、弁護士を通じて「謝罪」を要求してきた。

副本部長から謝罪の言葉が述べられるのだが、「大変失礼な謝罪」で、それはそれは小気味良かった。
逆に切れた元夫は、「それが謝罪?」って言うんだよね。
そして捨て台詞に、「おれがどれほど苦労しているのか分からないのか!?」って。

キャー~!!
加害者の特徴を見事に捉えているよね~。

元夫が部屋を出ていった後、副本部長が、「いつか逮捕できる日が来るだろう」ってつぶやくの。
法律が変わることを意味してるのかなぁ・・・って感じました。

「クローザ-」面白いです。

前々回の放送で、7人兄弟の末っ子を殺されてしまったサンチェス捜査官のつらさが、見ていてつらいですけど。


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1 コメント

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はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-03-12 05:57:25
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす( ̄▽ ̄) ニヤ。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*゜ー゜*)ポッ

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