ぶうりんの希望の種まき新聞

絶望的雑感有りの希望的投稿ブログ。
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母の日の本当の意味

2007年05月13日 | 過去の記事
今日は、5月13日「母の日」です。
母の日って、母親に感謝する日かなぁと思っていたんですが、昨日、知人からのメーリングリストに「夫や子どもを戦場に送るのを拒否しようと母親が立ち上がった日」ということが書いてありました。
アメリカのジュリア・ウォード・ハウさん(奴隷制廃止、婦人参政権実現、反戦の運動家(1819-1910)が起草した『母の日宣言』をそのメーリングリストの送り主である、翻訳家の向井真澄さんが訳された詩を紹介します。


母の日宣言

作詞 Julia Ward Howe  訳詩 向井真澄

立ち上がれ、母親達よ
立ち上がれ、愛情深き女達よ
立ち上がれ、信仰の違いを越えて

きっぱりと言おう
大事な問題を、お門ちがいの当局まかせにはしない
殺戮を重ねた夫を、愛撫や喝采で迎えたりはしない
息子達を連れ去って、
慈愛と寛容について母親達が教えてきたすべてのことを忘れさせることは許さない
女達の友愛は国境を越える
だから許しはしない
他国の女の息子を殺すための訓練を、自分の息子に受けさせることは

荒れ果てた大地の底から声が湧きあがり、私達女の声と一つになる
「武器を捨てよ!殺人のための刃は正義のものさしにはならない」
血は不名誉を清めはしない
暴力では何ものも獲得できない
男達が鋤や金どこを捨てて戦場に赴くように
女達よ、家事を捨てて偉大な集会に結集せよ

集まったらまず、女として、死者を追悼しよう
人類という大きな家族が平和のうちに生きることができるように語り合おう
それぞれの時代に、為政者ではなく神の刻印が残されるように

女の友愛と人道の名において、心から呼びかける
国境を越えて女の総会を招集しよう
適当な場所を選び、なるべく早い時期に
諸国の協調と
国家間の諸問題の友好的解決と
平和という偉大で普遍的な利益の実現をすすめるという目的のために

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 素敵ですよねぇ。

 本当に、いつかこんなことが実現して、世の中からおよそ戦争というものがなくなってほしい。

 おととしの福山人権平和フェスティバルで、私は背高女になって、母親の立場から、子どもたちを戦場へは行かせない、そして、戦争によって死なせない。と誓いました。そのときのキモチそのままのような詩に出会えて、すごくうれしい。そしてこの詩が、140年も前に作られていたなんて。母親というものは、ずっと平和な社会を願ってきた。全ての子どもの幸せのために。そう思うと、すごく心がふるえたつ。

  いざ、女たちよ、立ち上がろう!


では、ここで替え歌をひとつ

「世界中の子どもたち」の替え歌で、

  「世界中の女たち」  わかりやす!

世界中の女たちが、
一度に笑ったら、
空も笑うだろう
ラララ、海も笑うだろう

世界中の女たちが、
一度に泣いたら、
空も泣くだろう
ラララ、海も泣くだろう

届けよう女の声を
広げよう女の夢を
咲かせよう平和の花を
世界に虹をかけよう

世界中の女たちが、
一度に歌ったら、
空も歌うだろう
ラララ、海も歌うだろう


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ほんとに、こんな時がくればいい





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