「もののあはれ」の物語

古き世のうたびとたちへ寄せる思いと折に触れての雑感です。

新年例会

2008年01月13日 | 絵とやきもの
 今年からは、気持ちを切り替えて、少し真面目に絵と向き合ってみるつもりで、意気込みを持って、初会合にでかけました。
 それなりに準備もしていたのですが、気持ちだけが空回りして、絵に結びつけることが出来ませんでした。

 ただ、友人が持参の干し柿に目が留まって、持参した当人よりも私のほうが先に、いただきの仕上がりになりました。
 逆に友人は私の持参した水仙と蝋梅を巧くまとめていました。こういうものかもしれません。

 昨年は病気で長くお休みをとってしまった人が二人出たので今年の描き初めには、縁起を担いで南天を皆で描きました。これで難が転じてくれrますように願いをこめて。







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4 コメント

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会心の作 ()
2008-01-13 21:59:23
 boa!さん   思いが熟して すばらしい出来映えです。 漲るの偏も甘露になったよう。
 真摯な制作心にうたれました。 干し柿の、 ほどよいデフォルメも 甘い色味も美しい。 中川一政か 熊谷守一に負けません。 ころ柿に挑戦しましたが梅干しのようになりました。 やはり大きく捉えたら良かったと反省しました。

  きょうのハウスガイドは厳しい寒さ。 こちらは降らなかったのですが、 午前中は雪下ろしの強風が吹き荒れました。 南天の実が冬空に映えます。 葉のそよぎも、 霙雲に実南天の赤も鮮やか。 実が落ちたあとの枝も、 こまやかで惹かれます。 脱皮されましたね。 
 
 他の方が用意する画材は 見慣れたものより感動も新鮮で、 それが出ています。 
 良い絵を ありがとうございました。
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誉め言葉 (boa !)
2008-01-14 06:37:38
いや、畏れ入ります。憧れの守一師を思い浮かべてくださるだけでも光栄です。ありがとうございます。これだから蛙さんのコメントには乗せられてしまいます。

毎年描いてきた干し柿も、年によって甘味が異なり、出来不出来があります。
蛙さんのころ柿は忠実に写生されていましたね。
私は、対象から離れることが、なかなか難しいので、このごろは、描く段階では敢えて取り除いてしまいます。そうしないと小さな画面ですから、未熟はどうしても目の前を見てしまって、線が走らないのです。このとき改めて、自分の見たと思っていたのが、いかに見ていなかったかを思い知らされます。
初春から誉められて、うきうき元気が出てきました。

寒さの中でのガイドのボランティアは、お風邪をひかれませんように、別所沼の展開する季節をお楽しみください。
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難点 (香HILL)
2008-01-14 23:10:35
南天に難点なし、肩の力が抜けて筆が伸びやかに走っています。
例会最初の作品・干し柿は?意気込みが強すぎて肩に力が・・・、ホークスの斉藤投手のように肩を壊しますよ。
干し柿は周辺部が締まりのない形をしているのが特徴ではないでしょうか?
見てもそうだし、触ってもフニャーとしたあの感じがでていません。それがナンテンかな?

いつものように、感想を素直に記すのが当方のナンテン。

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無難な難転 (boa !)
2008-01-15 21:59:57
好みの問題で、南天は、私としてはあまりぶ難にすぎて、面白くないのですが、干し柿は、3枚描いて3枚目でアクが抜けたと喜んだのですが。
香HILLさんには、嗜好に適わなかったようで。・・・・・

いつも、どの絵も人間の中身がそのまま出て、しまりがないのが特徴ですから、気を引き締めてゆこうと張り切ったつもりでした。
形は結構フニャーとしていますが、いつもと違ってメリハリを拒否した線で描くのが狙いで、線のほうはフニャーとしていないので。。

率直なご感想大歓迎です。難を指摘されて弾みがつくというものですから。そこからまた一つの出発があります。
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