我が家のレイアウトルームは3階のロフトを改良したものです。
その入り口には折り畳み脚立を改造して製作した自作の電動リフト(タラップ?)を設置しています。
その昇降操作用のスイッチは仮設というわけではないのですが、長い間、見栄えを無視した暫定的なものでした。
このようにガルウイング式に開閉する屋外スイッチのカバーを利用しています。
機能的には十分なものですが、お世辞にもカッコいいとは言えません。
そこで、時間に余裕があるいま、これを何とかしようかと考えました。
まず、ネットにてMP3プレーヤーを購入。
MP3ファイルを書き込んでおくと、スイッチを入れるたびに1曲を演奏して自動停止する、という優れものです。
基板から、USBの接続端子と押し釦スイッチ、スピーカー、乾電池BOX(4.5V)が接続されています。
このプレーヤーを仕込んで、リフトの昇降動作に合わせて曲を流そうという魂胆です。
真っ先に頭に浮かんだ曲は、あの名曲❝雷鳥のテーマ❞です。
早速、適度な長さに調整します。
工作の最初は、押し釦スイッチをリミットスイッチに変更し、これをガルウイング蓋の開閉検知用にセットすることから始めます。
昔のパワーパックに用いられていたセレン整流器のブラケットから必要部分を頂戴します。
分断!
このブラケットを使ってリミットスイッチをこのように取り付けます。
スイッチの検出子は立ち上げ方向に折り曲げてあります。
それから操作盤の見栄えアップのため、0.5mm厚のアルミ板を切り出します。
それと、壁に埋め込む取付プレートから、金具リミットスイッチの取り付け時に干渉する部分をカット。
カット後!
製作した各種金具(アルミ板は除く)を錆止めのつもりでガンダムマーカーにより着色(塗装とは言いません)。
MP3プレーヤーは、小さく薄く作られていますが、それでも取付スペースの確保には工夫が必要です。
なかでも最も大きいスピーカーは、ガルウイング蓋の外に配置せざるを得ないことになりました。
そこで、スピーカーエンクロージャー(大げさな言い方ですが、単なるスピーカーカバーです)を製作することにしました。
1.2mm厚のプラバンより。
フライス盤なんて高度な機械は所有していないので、溝堀も手作業です。
おかげで溝幅や溝間隔なんていい加減なものです。
これを組み立てて箱にします。 裏側には2mm角棒で補強とねじ孔受けを設けます。
これをガルウイング蓋に被せてみると、左右両側に隙間が・・・
ガルウイング蓋の表面に蒲鉾状の上凸になるカーブがついているせいです。
この隙間が生じないようにするために、ガルウイング蓋にヘイコラヘイコラと溝堀をします。
結構、しんどかったです。
なんとか隙間塞ぎができました。
MP3プレーヤーの基盤は、ガルウイング蓋の裏面に収納することにしています。
収納のためのケースとして、マイクロSDメモリのケースがジャストサイズなのでこれを流用することに。
孔加工をしてガルウイング蓋に結合する予定です。
ガルウイング蓋には、ケースに沿わせて角孔を開けていますが、この角孔は基板を通すためのものです。
あとは塗装や配線作業などが残っていますが、ここまでで今週末の工作は取り敢えず終了とします。
せっかくここまで仕上げたので、完成まで漕ぎつけたいところですが、来週は、バスのほうで少し動きがあるようなのでそちらに集中する予定です。
工作もしたいところですが、バスも進めたいし。
いままでいーっぱい時間があったのに、早く工作に取り掛かっていれば・・・・
プテラノドンはン十年も前に、ペーパークラフトの切り抜き雑誌の全ページを拡大コピーして組み立てたものです。
子供たちにモノづくりの楽しさを味わってもらおうと色塗りなんかを一緒にやったものなので、埃だらけなのですがなかなか捨てられなくて。
ハーレーのパネルも血気盛んだったころの遺物ですね。
「雷鳥」の正体はお察しの通りです。
ご披露したいところはやまやまなのですが、著作権の問題が生じないかが不明(ダメなんじゃないかと・・)なので、こんなかたちでの御紹介となりました。
責任を他人様へ転嫁します。↓こちらをご参考に。
https://www.youtube.com/watch?v=6xpGEQWs0lI
日本語の歌が始まる前の50秒ほどを頂きました。