「酒飲まず寝るにはおしい秋の月」牧童
四十年以上、毎晩、酒を飲み続けてきた。大酒を飲み、ろくでもないことを懲りもせずに繰り返してきた。
酒が飲めない家系に生まれ育った僕は、もともとはすぐに酔っ払ってしまう体質なのだが、無理やり飲み続けることによって強くなってきた。だから天性酒好きの人のように酒を楽しめるわけではない。
そろそろ限界かな。
そろそろ酒止めようかな。
酒止めたら変わるだろうな。
僕が僕でなくなるかもしれない。
さて、とりあえずビールを飲もう!
「燗酒はちと早いので冷やがいい」牧童
この俳句、駄作だと自分でも思うのだが、僕の素直な気持ちは表現できている。
秋を感じると、おでんが食いたくなる。
「カニ鍋」「すき焼き」などのように食材の主役・脇役がなく、いろいろな種を平等に楽しめ、「全員が主役!」なのがおでんの魅力だそうだ。
厚揚、豆腐、がんもどき、ごぼう巻、いか巻、海老巻、こんにゃく、しらたき、昆布、さつま揚、サトイモ、じゃがいも、すじ、牛すじ、大根、たこ、玉子、バクダン、ちくわ、ちくわぶ、つみれ、ボール、はんぺん、袋、ロールキャベツ……
ひとつひとつの味を思い出し、次は何を食おうかと楽しくなってくる。
夏のおでん鍋は煮過ぎた得体の知れない物体が沈んでいるようで不気味だ。
秋になると、その鍋は急に輝きを増し、竜宮城の大宴会へと誘ってくれる。
おでん鍋は幼い頃から今へとつながる回転木馬。
大人になった今は酒が必要だ。
おでんにはやはり日本酒に限る。
錫のチロリで、おでんと共に暖めた酒はまた格別だ。
おでんといえば、やはり紀文。紀文の文字を見つけただけで、おでんが食いたくなる。
どんなにすてきな名文が秋を描きだそうが、紀文の秋にはかなわない。
「紀文」という社名は、前身の「紀伊国屋」の「紀」と、創業者の妻の名前から「文」を組み合わせてできたそうだ。
僕が創業しても妻の名前など社名にはしない。
燗酒にはちと早いので冷や(常温)でいただこうかな。
燗酒なら、どなたかのお酌で飲めたなら、さらに美味いだろうな。
♪もう飲み過ぎちまって君を抱く気にもならないみたい
おやすみ。
四十年以上、毎晩、酒を飲み続けてきた。大酒を飲み、ろくでもないことを懲りもせずに繰り返してきた。
酒が飲めない家系に生まれ育った僕は、もともとはすぐに酔っ払ってしまう体質なのだが、無理やり飲み続けることによって強くなってきた。だから天性酒好きの人のように酒を楽しめるわけではない。
そろそろ限界かな。
そろそろ酒止めようかな。
酒止めたら変わるだろうな。
僕が僕でなくなるかもしれない。
さて、とりあえずビールを飲もう!
「燗酒はちと早いので冷やがいい」牧童
この俳句、駄作だと自分でも思うのだが、僕の素直な気持ちは表現できている。
秋を感じると、おでんが食いたくなる。
「カニ鍋」「すき焼き」などのように食材の主役・脇役がなく、いろいろな種を平等に楽しめ、「全員が主役!」なのがおでんの魅力だそうだ。
厚揚、豆腐、がんもどき、ごぼう巻、いか巻、海老巻、こんにゃく、しらたき、昆布、さつま揚、サトイモ、じゃがいも、すじ、牛すじ、大根、たこ、玉子、バクダン、ちくわ、ちくわぶ、つみれ、ボール、はんぺん、袋、ロールキャベツ……
ひとつひとつの味を思い出し、次は何を食おうかと楽しくなってくる。
夏のおでん鍋は煮過ぎた得体の知れない物体が沈んでいるようで不気味だ。
秋になると、その鍋は急に輝きを増し、竜宮城の大宴会へと誘ってくれる。
おでん鍋は幼い頃から今へとつながる回転木馬。
大人になった今は酒が必要だ。
おでんにはやはり日本酒に限る。
錫のチロリで、おでんと共に暖めた酒はまた格別だ。
おでんといえば、やはり紀文。紀文の文字を見つけただけで、おでんが食いたくなる。
どんなにすてきな名文が秋を描きだそうが、紀文の秋にはかなわない。
「紀文」という社名は、前身の「紀伊国屋」の「紀」と、創業者の妻の名前から「文」を組み合わせてできたそうだ。
僕が創業しても妻の名前など社名にはしない。
燗酒にはちと早いので冷や(常温)でいただこうかな。
燗酒なら、どなたかのお酌で飲めたなら、さらに美味いだろうな。
♪もう飲み過ぎちまって君を抱く気にもならないみたい
おやすみ。
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