出張整体師しろくまのひとりごと

2005年から整体師です

DIT(食事誘発性体熱産生)

2007-03-24 19:26:27 | トレーニング
僕のブログ読んでる人なら筋肉が姿勢維持やシェイプアップに重要なのは知ってると思います。

痩せる為に運動する人の悩みの1つに”食事のタイミング”があります。

皆さんは運動前にご飯食べますか?それとも運動後に食事しますか?

結構多いのが『ご飯食べないと力が出ないから運動前に食べる』って意見なんですが、これって本当でしょうか?

食事をすると胃が膨れますからお腹が張りますよね?でも栄養として体に吸収されるまでにはそこから約3~4時間程度かかります。
ですから運動前に食事を摂るなら3~4時間前に摂らないと運動時のエネルギーにはなっていないんです。

それとシェイプアップを目指して運動している人なら《DIT》という言葉を覚えておいてください。
これは《diet-induced thermo-genesis》の頭文字なんですが、日本語でいうと《食事誘発性体熱産生》になります。

どういう事かと言うと、DITが高い人は摂取したエネルギーの体内蓄積率が小さくなり体重の増加を抑えられる、ようは太り難いって事です。

DIT値を高める為には運動後に食事を摂る事が非常に重要で、運動前の食事だとDITは殆ど影響していないそうです、すなわち食べても痩せ難いんですね。


DIT反応を高める方法を書いておきますので参考にしてください。

①冷たい物よりは温かい食べ物の方がDIT反応は高くなります。

②しっかり咀嚼するとDIT反応が高くなります、流動食(早食い)はダメです。

③トレーニング習慣のある人は最大酸素摂取能が高く、DIT反応が高くなります。

④運動後の食事の方がDIT反応が高くなります。

⑤満腹神経は食事開始後約20分から働き出します、ゆっくり食事しましょう。


今まで運動してたけど思うような効果が出なかった人はDITが働いてなかったのかもしれません、どうせ運動するなら自己満足ではなく効果を出したいものです。諦めずにがんばってください

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しろくま温熱整体院