おとついの日曜の出来事。。
開店直後は、
いつもゆっくりなお商売をさせていただいているのですが
その日は珍しくパタパタと出前も通り
ちょっと嬉しい出足でした。
カウンターには常連のおばちゃんと、
その横には娘の友達のMちゃんが。
入り口側には
2人の男性がぼっかけうどんを召し上がられているところでした。
そこに注文の電話が鳴り、
持帰り用のぼっかけうどんを10個の依頼が。
10分程度で取りにこられると言われたのだけど
ストックしている出汁が足らなければ
それを冷ます時間が必要になるので
大体の時間を大将に相談せねばならず
「しばらくお待ちくださいね・・」
と、電話を保留にしてカウンター側を振り返ると
いつの間にそこに座っていたのか;一人の女性が。。
と、同時に、大将が出前から帰ってきたところだったので
持ち帰りの件を相談して、すぐに作れると伝えるように言われたので
待たせておいた電話の方に「作り置きしておきますね」と伝えてから
カウンターの女性に「お待たせしました」とお絞りを。。
その日はすごく蒸し暑くて、
ちょっとあせってばたばたしたおかげで汗だくになってしまい;
外から入ってくるお客さんの顔もなんとなくバテ気味・・
その女性も、こちらが注文をきくと
「とりあえず飲み物!」を要求。。
その対応になんとなく様子が少し妙な感じがしたものの
こちらもお持ち帰りの注文で少し待たせてしまった手前申し訳ない感じがして
とりあえずお茶を出して差し上げました。。
女性は無言で出したお茶を3杯ほどがぶ飲みし、
何か注文をするかと思いながらも
持ち帰りのうどん10個を急いで作らねばならず、
大将と2人で作業に取り掛かっていました。。
すると、
しばらくボーっとしていた女性が
「別に食べたくないんやけど、何か注文するわ」
と言ったのです。。
その言葉に、大将がカチンときたのか
やんわりと「食べなくていいから」とお引取りをお願いしたのだけど
女性は酔っ払っていたのか?それとも病気だったのか?
「食べたくはないけど、売上に協力するので何でもだして」
と食い下がります・・;
そこからしばらくは、大将と女性の押し問答・・
そうこうしている間に、
5分も経ってないのにお持ち帰りうどんを注文されたお客様がもうご来店に;
もう、出前の注文はあるわ;
持ち帰りはあせるわ;店の注文もしなきゃな状態なのに
うだうだと女性が居座っているので
さすがに頭に来た大将が「はよ帰って!」と一言・・・;
食べ物屋サンに入ってきて
「食べたくは無いけど」って、一体何をしに入ってきたのでしょう。。;
毎日神経質なぐらいうどんの出汁にこだわって
お客様の「美味しい」をききたくて頑張っている
そんな私達のことなど女性には知るよしもありませんが
なんだかその日一日のやる気が
一気に失せてしまったみたいな。。;
暑い毎日が続いて身も心も萎え気味ですが
気分を引き締めてがんばらければ!
そんな気持ちで
今日も皆様のお越しをお待ちしています!^^