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私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



大丈夫の意味

2022-08-16 09:41:00 | 日記


昨夜、投げておいたメッセージが、

どんな形で返ってくるか、不安だった。

私のことが、めんどくさいと、思うようになっていたら、

終わりにしよう。

と、返ってくるかもしれない。

すぐに既読がつかないのは、きっと寝落ちしているから。





朝起きてすぐ、夫が寝ているのを横目に、足早に着替えて、下に降りた。

スマホが気になって仕方ない。

見ると返事が来ている①のマーク。

なんて書いてあるの?

思わず頭をよぎる「終わりにしよう」の言葉。

目に入ったのは、

大丈夫だからね。

だった。

何度も何度も確かめるように見た。

嘘みたいに嬉しかった。

でも、これは、素直に喜んでいいの?






彼の立場になって考える。

どんな気持ちで、この言葉をを返したのか?

私には、わからないよ。

本当に大丈夫なのか。

疑われたけど、私のことは、大丈夫という意味なのか。

なんとかするから。という大丈夫なのか。




私は、終わりを覚悟してから、自分の中で変わったことがある。

もし、将来、彼と会う事ができるなら、

私は、心から彼に奉仕する。

もう、逃げ出すかも?なんていう選択は、ない。

後悔しないように、

彼を心地よくさせてあげたい。

それが私の心地よさだとわかった。

恥ずかしいとか言ってると、

消えてしまってから後悔する。




まだ、消えてない。

彼はまだ、ここにいてくれる。

神さま。どうもありがとう。






おきて破り 建前と本音

2022-08-15 07:11:00 | 日記

私が、おきて破りをしたせいで、

彼は今頃、奥さんに疑われているに違いない。

彼は、タブーだとされていた朝のLINEを

想定内だと言ってくれた。

そう。

そんな優しさがある。

彼の器は、きっと、まだまだ深い。

私は、それを知っていて、どうしてもそこへ身を投げてしまう。

もう少し、我慢したらよかったのに。

せめて、奥さんが仕事に出る時間まで、待つべきだったと、

今更悔やんでも、悔やみきれない。





奥さんは、早朝から仕事に出た彼に、LINE電話を掛けた。

何回掛けたのかな?

それはわからないけど、

でも、ずっと通話中だった。

だから今度は、携帯に掛けてきた。

彼は、私の通話を切って、

その電話に出た。

次に掛けてきてくれた時の彼は、

いつになく焦っていた。

そして、訳を話すと、足早に切った。





彼は、早朝のLINEでの長電話をなんて言い訳できるの?

こんな時間にずっと話せる相手は、女しかいない。

私なら、そう思う。

そして、それでもいいと思う。

私ならね。

でも、彼の奥さんは、きっと苦しむ。

悲しむ。

彼も、苦しむ。

悩む。





私はなんてことをしたんだろう。

ごめんなさい🙏

自分のこういう甘えたところが嫌い。

馬鹿なところが嫌い。

これでこの関係が終わっても、

自分のせいだからね!

今、彼のことを考えると、心が痛い。

なんとか、家庭を守ってほしい。

そのためなら、私は、もう、消えてもいい。

そんな覚悟をしている。




いつだって、

頭の片隅では、

そんな日が来ることは、

想定内だった。




そう、建前では、


想定内なはずだった。


なのに、あれからずっと、わたしはスマホを気にしてる。

その後、彼からは、何の連絡も無く、

私は、それをどういう意味なのか、考える。

きっと、私からも、連絡をしないように。

という事。

違う?





どうか神さま。

私から、彼を奪わないでください。

彼は、私の宝者。

失いたくない。

そう、これが私の本音。




娘と私の秘密

2022-08-14 20:29:00 | 日記

温泉で、娘と肩を並べながら、

私は、女の人の裸を見ていた。

そして思った。

男湯って、どんな景色なんだろ?

男の人って、あそこを隠しながら入るのかな?

前を隠しながら、歩くのかな?

未知の世界。





そしたら、急にここにいる人たちが、男の人に変わった。

ゴツゴツした体つき。

胸毛が生えた人がいて、

すね毛が濃い人がいる。

低い話し声が響いてる。

私も、男の体だから、という理由で、男湯に入らないといけない。


私には無理だ。


そんな変なことを考えていた。





私は、思わず、娘に話しかけていた。

彼女は、温泉に行ったりするの?

温泉には、行かないらしいよ。

そっか、わざわざ、嫌な思いしに行かないよね。

少し沈黙が走ると、娘は言った。




海外で、見た目も、中身も、女の人に変える手術を受けたいんだって。

日本でもそんな所はあるんだけど、できれば、海外で。

そのために、お金を貯めないといけないのに、すぐに体調不良になるから、

仕事が続かない…。




世の中には、いろんな悩みを持った人達がいる。

いつか、娘が、彼女と女湯に入れる時が来ることを心から願う。

近い将来なのか、遠い未来なのか、わからないけど、

いつか、必ずそんな日が来ると、信じてる。





感謝

2022-08-14 07:46:00 | 日記

あなたは、主導権を握らなかったの?

そしたら彼は言った。

俺の理想は、間違っているから、主導権は握らない。

最近は、理想が邪魔だとさえ思えてくる。





彼の休日は、家族揃っての良い思い出作りとなったが、

なんだか、私は、違和感を感じた。




彼が主導権を握らない…

私には、考えられない。

いつも私は、どうあがいても、主導権を取られる。

彼のそこが、私には心地いい。

そんな彼の本能が、凄く魅力的なのに。





家庭でのあなたは、私の知らない人なのかもしれない。

逆に、ここでのあなたは、家族が知らないあなたなのかもしれない。




彼の理想って?

あなたは、どんなことがしたかったの?

聞こうとしたけど、聞けなかった。

時々、こんなことを思う。

彼にもし、男の子がいたら…

少しは、違っていたのかも?ってね。


それは口には出せないこと。





誰かの笑顔の裏には、多くの支えがある。

もしかしたら、誰かが、犠牲を払って、与えてくれているのかもしれない。


決して、自分だけの力で、今のこの幸せはない。


彼が、朝から、LINEをくれたことも、

その後、繋がることができたことも、

その一瞬一瞬が、私にとっては幸せ。

でもそれも、私一人では叶わない。

だから、感謝する。

あなたにも、全てのタイミングにも。




近づけた夜

2022-08-12 08:22:00 | 日記

夜勤明けの夫が、仮眠から起きてきて、

私の顔を見て、思いついたように、

犬を連れて、出かけようと言った。

山の日に、私は何も予定など無かったから、

気分転換になればと思い、喜んだ。




車を走らせた時は、暑くて一瞬たりとも外に出られないと思った。

気温は、37度。






高速道路をひた走る。

他府県のナンバーの車が、沢山走っているのを見るだけで、ワクワクした。


高速を降りると、ドライブウェイを使って、山をぐんぐん上がっていった。


いきなり、1000メートル以上上がったところで、車を降りた。

時刻は、5時半。

そこは、雲の中の世界だった。

その雲が、風に流され常に姿を変える。

途切れる合間には、眼下に多くの山並みが広がり、

そこに雲海を見た。


夫と私は、犬を挟んで、ベンチに座り、
日が暮れるまで、景色をずっと見ていられた。


何気なく握ったおにぎりを

夫は、美味しいと言って、何個も食べていた。

平凡な夫婦の姿だなあと思った。




日暮れと共に、駐車場には車が増えて、観光バスも数台入って来た。

私たちは知らなかったが、

ここで今夜、天体観測のイベントが行われるらしかった。

スタッフのマイクの声が聞こえ始めた。

日没だ。

寒い。

そう思って、長袖を羽織ったとき、

彼の言葉を思い出した。



つい先日、彼は、朝晩は、肌寒いと言っていた。



夏の大三角形が、見えてきた。

織姫と彦星は、そのうちの二つだった。知らないことばかり。

さらに説明が聞こえてくる。


その間に、天の川が見えるのだけど、今日は、月が明るいから見えないらしい。



また思い出した。

彼の家からは、天の川が見えると言っていた。

彼は、星のことも、よく知っていた。

私も蠍座が、どれだかわかったよ。

北斗七星も、見えて来たよ。




やがて、また、空が雲に覆われて、何も見えなくなった。

イベントは、まだまだ続いていたけど、

私は、寒そうにしている夫に言った。

そろそろ帰ろうか?



車の温度計は、20度。

私は、心の中で、彼に言った。

ねえ、今日はもしかしたら、あなたに少し、近づけたかも?って。




日付が変わる頃、家に帰って来た。


相変わらず、蒸し暑い夜だった。