なんとなく爽やかな感じのタイトル
でもやる事は手が汚れる作業です。
さてパッドの交換ですが、何だかとっても久しぶり。
スポーツ系の車で元気に走ってた若かりし頃は、パッドの交換はチョクチョクやってたんですがね~。
メタルパッドやらサーキットスペックの耐熱温度の高いものやら、色々試して遊んでたっけな。
適応温度が高いパッドを付けた直後、冷えたローターでは全然制動しない現象にヒヤリとした経験ある方、多いのでは?
私も経験者です
さて加齢と共に車も落ち着いて来て、最近ではディーラーに任せきりになってしまってました。
先日の点検時に、パッド残量が危機的状況になってますよ!!と言われ。
まぁ言われてたのは車検の時からなんですが、何となしに先延ばしになってて。
そのままディーラーで交換してもらえば済むのですが、16万キロを超えてる我が家のモビリオ君。
極力お金を掛けずに延命したいところ。
となると、自分でやってしまうのが1番安上がりな訳ですね。
しかもモビリオ君のキャリパーは方押しのシングルポット。
若かりし頃に、対向4ポットキャリパーで色々気を使いながら交換したのに比べると楽なもんです。
ただし、ブレーキはとても重要な保安部品になりますので、本来はプロの整備しにお任せするのが1番間違いないです。
さて今回は自分で交換作業をして費用を浮かす計画ですが、部品代もコスト削減に挑戦。
本当なら最低限でもメーカーの純正部品を使うべきですが、格安パッドを使ってみます

"Toplead"と言う名のパッド、ヤフオクやネットショップで格安で買えます。
ちなみにモビリオ君に適合するタイプで、送料入れても¥3,000しないと来たもんだ!

ちなみにシビック系と共通らしい。
それにしてもEG4って・・・、20年前からキャリパーが変わってないって事か
さて肝心のパッド、ネットでの評判を見る限りでは、通常走行では至って普通らしい。

まぁサーキット走ったり峠を攻めたりする事も無いので問題無さそう。
生産国も台湾の様だけど、中華製よりは気持ち的に不安は少ないかな?
開封してみましょう。

そのまま無造作に入っている事も無く、綺麗にシュリンクされてます。
むしろこれが総額で¥3,000以内で買える事の方が恐ろしい。
送料抜くと、品物単価は¥2,000チョイ!

ちゃんと残量警告用部品も付いてるし。
パッドの面を見ても、

至って普通ですね。
価格破壊って、恐ろしいね・・・。
では早速交換作業に入ります。
今のブレーキの状態はこんな感じ。

確かに残りが危機的状況だわ
パッド交換はキャリパーをズラしてあげる必要があります。
と言っても難しい事も無く、ボルト一本外せばOK。

大抵の車は写真の○印の位置、キャリパー下側にあるボルトです。
使用工具は、

12mmレンチ。
確実にトルクが掛けられる様に、メガネレンチがお勧め。

硬い時は5-56などのサラッとした潤滑剤を吹き付けて、少ししてからやると外しやすくなります。
それでもダメなら・・・、足で
ボルトが外れたら、キャリパーを開ける事が出来ます。

そのまま上まで持ち上げると、パッドが現れます。

このままの位置をキープしないと作業が困難になるので、持ち上げたキャリパーを仮固定します。

本当は針金とかの方が良いと思うけど、用意するの忘れたので・・・急遽タイラップにて。
冷静に考えれば新聞や雑誌を束ねる紐でも良かったのか・・・。
この状態になれば、パッドは手前に引けば簡単に外れます。
新旧の比較。

パッドの面の色の違いについては・・・よく分からないけど焼けや汚れとか色々有るしね。
色よりも気になったのはスリットの有無。
純正のパッドにはスリットが無いのね。
まぁ有った方がダストの排出がスムーズになるから良いんだけど。
残量を比較すると、どれだけ使ったかがわかりますね。

外したパッドを見てみると、

ディーラーの言う通り、2mm以下・・・1.5mm程しか残ってませんでした。
ふと気がついたんですが、もしかして純正パッドにもスリットが有った!?
単に使い過ぎて、スリットのある場所さえも使い切っていたと言う感じがしてきたぞ・・・
さて気を取り直して新しいパッドの取り付けに取り掛かります。
確か当たりを良くする為に面取り(角を削る)すると良いと昔からの認識。

軽くササッとね。
ディスクブレーキのパッドにはバックプレートと言う物が付いてます。

モビリオ君のブレーキパッドは、外側と内側のパッドでバックプレートの枚数が違います。

内側の残量警告部品が付いている方には2枚付いてます。
この辺は車種によって違うかも知れないので注意ですね。
このバックプレートを新しいパッドに移植するわけですが、ここにはグリスを塗ります。
絶対塗らなきゃダメ!と言う事はありませんが、鳴き止め効果が有るらしいです。
チャンとしたパッドを買うと、ここのグリスも付いてたりしますが・・・流石に格安パッドゆえ、付いてないですね
とりあえず手持ちのグリスで代用します。

手持ちのシリコングリス。

耐熱温度も250度だから、まぁ・・・大丈夫でしょ
パッドの表面(ローターに接する側)にグリスが付かない様に気を付けて、バックプレートをセット。

あとはキャリパーにパッドをセットします。

ん~、良い感じ
このままキャリパーを元の位置に戻して・・・と言う訳には参りません。
パッドの減りに合わせて出てきていたキャリパーのピストンを戻してあげなければ、キャリパーは元の位置に戻れません。

パッドも限界付近まで使ってたので、ピストンもガッツリ出てきてますね・・・。
ピストンを戻すには専用工具が有りますが、代用出来る物でOKでしょう。
今回用意したのはこちら。

C型クランプです。
100円のお店で買って来ました。
ウォーターポンププライヤーで挟む方法でピストンを戻すのも有りですが、結構固いのでネジの力を使うのがオススメ。
それから、ピストンを戻す前にブレーキフルードの量を確認します。

ブレーキフルードは塗装にダメージを与えるので、取扱注意です。

減りに減ったパッドでのピストン位置でこの量なので、ピストンを戻したら溢れてしまいます。
なので、予め抜いておきます。

今回は切り取ったペットボトルの底部と、スポイト代わりに注射器を。
あっ・・・、注射器は怪しい物じゃないですよ!
以前、ワンコに飲み薬を飲ませる用に動物病院からもらった奴です。
これで吸い取って、ペットボトル受皿に一旦入れておきます。

ブレーキフルードは湿気に弱いけど、時期的に乾燥してるから大丈夫でしょう。

一先ずこんな感じで。
後はピストンを戻しながら様子を見ならが抜いていきます。
さて、ピストンを戻す作業ですが・・・

・・・届かない
適当に100円で買って来たのが失敗でしたね・・・。
50mmサイズでは全然小さいです。
さて、どうした物か・・・
とりあえず身の回りにある物で何とかしないといけませんね
倉庫を検索すると、使えそうな物がチラホラ。

自転車のクランクとホイールハブのボルト。
で、即席で作った工具がこちら。

ボルトをピストン内部に挿入して、自転車のクランクを反対側に引っ掛けます。

これでボルトを締め込むとボルトが奥に押されて、ピストンが引っ込む作戦です。

思いの外、上手く行きました
最後にフルードの量を調整。

MAXレベルに合わせました。
ちなみにピストンを戻して抜き取ったフルードは、

結構な量になりましたよ。
様子を見ならが抜き取らなかったら、確実に溢れて・・・塗装が剥がれてた事でしょう
後はキャリパーを戻してボルトを確実に締めてあげれば完成です。

新しいパッドで見た目のスカスカ感も解消。

取り外した、ギリギリまで使ったパッド達。

・・・と、使えなかったCクランプ
各所緩みや締め忘れを確認し、タイヤを戻して完成
あっ、パッド交換直後はエンジンをかけてブレーキペダルを数回踏んであげましょう。
油圧が抜けててブレーキがかかりませんので!!
一通りチェックを終えて、近所を周って来た感じでは、純正パッドと何らフィーリングは変わらないかな?
まぁ、耐久性や耐フェード性(って走りはしないか)はこれからのお楽しみとして。
さて、今回交換した際の走行距離は、

163,332kmとな。
次、この車のパッドを変える事が有るのでしょうか・・・??
でもまだまだ元気に走るんだよな~

でもやる事は手が汚れる作業です。
さてパッドの交換ですが、何だかとっても久しぶり。
スポーツ系の車で元気に走ってた若かりし頃は、パッドの交換はチョクチョクやってたんですがね~。
メタルパッドやらサーキットスペックの耐熱温度の高いものやら、色々試して遊んでたっけな。
適応温度が高いパッドを付けた直後、冷えたローターでは全然制動しない現象にヒヤリとした経験ある方、多いのでは?
私も経験者です

さて加齢と共に車も落ち着いて来て、最近ではディーラーに任せきりになってしまってました。
先日の点検時に、パッド残量が危機的状況になってますよ!!と言われ。
まぁ言われてたのは車検の時からなんですが、何となしに先延ばしになってて。
そのままディーラーで交換してもらえば済むのですが、16万キロを超えてる我が家のモビリオ君。
極力お金を掛けずに延命したいところ。
となると、自分でやってしまうのが1番安上がりな訳ですね。
しかもモビリオ君のキャリパーは方押しのシングルポット。
若かりし頃に、対向4ポットキャリパーで色々気を使いながら交換したのに比べると楽なもんです。
ただし、ブレーキはとても重要な保安部品になりますので、本来はプロの整備しにお任せするのが1番間違いないです。
さて今回は自分で交換作業をして費用を浮かす計画ですが、部品代もコスト削減に挑戦。
本当なら最低限でもメーカーの純正部品を使うべきですが、格安パッドを使ってみます


"Toplead"と言う名のパッド、ヤフオクやネットショップで格安で買えます。
ちなみにモビリオ君に適合するタイプで、送料入れても¥3,000しないと来たもんだ!

ちなみにシビック系と共通らしい。
それにしてもEG4って・・・、20年前からキャリパーが変わってないって事か

さて肝心のパッド、ネットでの評判を見る限りでは、通常走行では至って普通らしい。

まぁサーキット走ったり峠を攻めたりする事も無いので問題無さそう。
生産国も台湾の様だけど、中華製よりは気持ち的に不安は少ないかな?
開封してみましょう。

そのまま無造作に入っている事も無く、綺麗にシュリンクされてます。
むしろこれが総額で¥3,000以内で買える事の方が恐ろしい。
送料抜くと、品物単価は¥2,000チョイ!

ちゃんと残量警告用部品も付いてるし。
パッドの面を見ても、

至って普通ですね。
価格破壊って、恐ろしいね・・・。
では早速交換作業に入ります。
今のブレーキの状態はこんな感じ。

確かに残りが危機的状況だわ

パッド交換はキャリパーをズラしてあげる必要があります。
と言っても難しい事も無く、ボルト一本外せばOK。

大抵の車は写真の○印の位置、キャリパー下側にあるボルトです。
使用工具は、

12mmレンチ。
確実にトルクが掛けられる様に、メガネレンチがお勧め。

硬い時は5-56などのサラッとした潤滑剤を吹き付けて、少ししてからやると外しやすくなります。
それでもダメなら・・・、足で

ボルトが外れたら、キャリパーを開ける事が出来ます。

そのまま上まで持ち上げると、パッドが現れます。

このままの位置をキープしないと作業が困難になるので、持ち上げたキャリパーを仮固定します。

本当は針金とかの方が良いと思うけど、用意するの忘れたので・・・急遽タイラップにて。
冷静に考えれば新聞や雑誌を束ねる紐でも良かったのか・・・。
この状態になれば、パッドは手前に引けば簡単に外れます。
新旧の比較。

パッドの面の色の違いについては・・・よく分からないけど焼けや汚れとか色々有るしね。
色よりも気になったのはスリットの有無。
純正のパッドにはスリットが無いのね。
まぁ有った方がダストの排出がスムーズになるから良いんだけど。
残量を比較すると、どれだけ使ったかがわかりますね。

外したパッドを見てみると、

ディーラーの言う通り、2mm以下・・・1.5mm程しか残ってませんでした。
ふと気がついたんですが、もしかして純正パッドにもスリットが有った!?
単に使い過ぎて、スリットのある場所さえも使い切っていたと言う感じがしてきたぞ・・・

さて気を取り直して新しいパッドの取り付けに取り掛かります。
確か当たりを良くする為に面取り(角を削る)すると良いと昔からの認識。

軽くササッとね。
ディスクブレーキのパッドにはバックプレートと言う物が付いてます。

モビリオ君のブレーキパッドは、外側と内側のパッドでバックプレートの枚数が違います。

内側の残量警告部品が付いている方には2枚付いてます。
この辺は車種によって違うかも知れないので注意ですね。
このバックプレートを新しいパッドに移植するわけですが、ここにはグリスを塗ります。
絶対塗らなきゃダメ!と言う事はありませんが、鳴き止め効果が有るらしいです。
チャンとしたパッドを買うと、ここのグリスも付いてたりしますが・・・流石に格安パッドゆえ、付いてないですね

とりあえず手持ちのグリスで代用します。

手持ちのシリコングリス。

耐熱温度も250度だから、まぁ・・・大丈夫でしょ

パッドの表面(ローターに接する側)にグリスが付かない様に気を付けて、バックプレートをセット。

あとはキャリパーにパッドをセットします。

ん~、良い感じ

このままキャリパーを元の位置に戻して・・・と言う訳には参りません。
パッドの減りに合わせて出てきていたキャリパーのピストンを戻してあげなければ、キャリパーは元の位置に戻れません。

パッドも限界付近まで使ってたので、ピストンもガッツリ出てきてますね・・・。
ピストンを戻すには専用工具が有りますが、代用出来る物でOKでしょう。
今回用意したのはこちら。

C型クランプです。
100円のお店で買って来ました。
ウォーターポンププライヤーで挟む方法でピストンを戻すのも有りですが、結構固いのでネジの力を使うのがオススメ。
それから、ピストンを戻す前にブレーキフルードの量を確認します。

ブレーキフルードは塗装にダメージを与えるので、取扱注意です。

減りに減ったパッドでのピストン位置でこの量なので、ピストンを戻したら溢れてしまいます。
なので、予め抜いておきます。

今回は切り取ったペットボトルの底部と、スポイト代わりに注射器を。
あっ・・・、注射器は怪しい物じゃないですよ!
以前、ワンコに飲み薬を飲ませる用に動物病院からもらった奴です。
これで吸い取って、ペットボトル受皿に一旦入れておきます。

ブレーキフルードは湿気に弱いけど、時期的に乾燥してるから大丈夫でしょう。

一先ずこんな感じで。
後はピストンを戻しながら様子を見ならが抜いていきます。
さて、ピストンを戻す作業ですが・・・

・・・届かない

適当に100円で買って来たのが失敗でしたね・・・。
50mmサイズでは全然小さいです。
さて、どうした物か・・・

とりあえず身の回りにある物で何とかしないといけませんね

倉庫を検索すると、使えそうな物がチラホラ。

自転車のクランクとホイールハブのボルト。
で、即席で作った工具がこちら。

ボルトをピストン内部に挿入して、自転車のクランクを反対側に引っ掛けます。

これでボルトを締め込むとボルトが奥に押されて、ピストンが引っ込む作戦です。

思いの外、上手く行きました

最後にフルードの量を調整。

MAXレベルに合わせました。
ちなみにピストンを戻して抜き取ったフルードは、

結構な量になりましたよ。
様子を見ならが抜き取らなかったら、確実に溢れて・・・塗装が剥がれてた事でしょう

後はキャリパーを戻してボルトを確実に締めてあげれば完成です。

新しいパッドで見た目のスカスカ感も解消。

取り外した、ギリギリまで使ったパッド達。

・・・と、使えなかったCクランプ

各所緩みや締め忘れを確認し、タイヤを戻して完成

あっ、パッド交換直後はエンジンをかけてブレーキペダルを数回踏んであげましょう。
油圧が抜けててブレーキがかかりませんので!!
一通りチェックを終えて、近所を周って来た感じでは、純正パッドと何らフィーリングは変わらないかな?
まぁ、耐久性や耐フェード性(って走りはしないか)はこれからのお楽しみとして。
さて、今回交換した際の走行距離は、

163,332kmとな。
次、この車のパッドを変える事が有るのでしょうか・・・??
でもまだまだ元気に走るんだよな~

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