昨日、ニュースウォッチ9を見ていたらショッキングなニュースを見た。小学館の「小学5年生」と「小学6年生」が今年度かぎりで休刊だという。最盛期の1/10ていどの5万~6万部に落ち込んでいるらしい。90年ちかい歴史を閉じようとしている。
番組では、「子供達に共通のテーマが見つからない。」「はやりがない。」「子供たちが様々な方法で情報を得るようになり学年別に1冊の雑誌にして男女共通で読んでもらう形態が時代に合わなくなってきた」 ことが理由という。少子化、インターネット、趣味の多様化、さまざまなことがこの結果を招いたということか。
私が小学生のときはどちらかというと、学研の科学・学習派だった。だが、この結果は寂しい。4年か5年のころ、背伸びをして1学年上の雑誌を買ったこともある。優越感に近いものを味わうことができた。最近のこれら雑誌は(といってもこのニュースでみただけだが)カラフルだが、薄い。私が小学生の頃の半分くらいか。幻灯機や日光写真などの付録が印象に残っている。これが目当てで買ったこともあった。
今朝のめざましテレビによれば、小学一年生は3人に1人が買い、41万部も売れるという。 ということは全体で120万人。最も売れた当時、小学生が現在の2倍いたとすると240万人。だが最盛期でも小学五年生は64万部。
つまり、4人に一人程度しか買っていなかった? 毎月のように買うのは特殊だった? 久しぶりに買ってみたくなった。
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