自分が小中学生だったときの学区の境に、鉄道が走っている。高架になっていて、反対側へ抜ける穴が何か所もあいている。
穴と言っても大抵は片側一車線くらいの広さで車が通れるのだが、そうした穴の一つが妙に小さい。
ここをくぐると隣の学区。隣のクラスにも中々行かなかった自分にとって、そこは異世界。といったら大げさか。自分は行動が偏っていて、この抜け穴のある付近には在学中も滅多に来なかった。だからこの穴の向こうはRPGの橋とかダンジョンをくぐった先の世界という感じがする。
近づいてみると、自転車がやっと通れる程度の狭さ。
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