冬の夜空は空気が澄んでいて空がはっきりと見えますね。
明るい星が多いので一年で最も美しいと言われます。
そしてこの晩秋から初冬を賑わすのが、数十年に一度、現れるかどうかと言われる大彗星。
昨年の9月に発見されたばかりの「アイソン彗星」なのです。
*彗星とは・・・
「ほうき星」とも呼ばれ尾が長く伸びた姿がよく知られていますね
その正体は太陽から遠く離れた冷たい場所からやってくる塵の混ざった大きな氷の塊。
尾は太陽に近づくことによって氷が熱で蒸発し、ガスと塵が噴出したもの。
そしてこの「アイソン彗星」ですが、太陽を霞めるように通過するため
大量のガスが太陽光を受けて輝きを増すと言われていますが
明るさや姿がどのような変化を見せるかは予測がとても難しいとのことで、
今からワクワクしてしまいます。
もし、肉眼で明るく見える彗星となれば、日本では16年ぶりだそうで、
しかもあまりに太陽に近づくために、溶けて崩壊してしまう可能性もあるということで、
ますます目が離せません。
そして、壊れずに美しい姿を見せてくれたとしても2013年11月29日に
急カーブしながら太陽に最接近した後は、再び太陽系の果てに遠ざかって行き
二度と戻っては来ないそうです。
まさに一期一会。
人の一生のうちでたった一度の出会いとなる星。
アイソン彗星は、太陽に最接近する前後のおよそ1ヶ月
夜明け前の東の空で肉眼ではっきり見えるようになると予想されています。
遠い宇宙の果てから人類に会いに来る「アイソン彗星」
朝焼けの中で太陽と邂逅する輝きに期待が高まります。
時間の波が巡りめぐって、この冬、一期一会の彗星と出逢う・・・
何だかとても素敵です。
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