「愛しい風」へようこそ・・
庭に咲く花便り・いつか何処かで見た風景・
旅先での一期一会・心の小箱のお気に入りたち。
移りゆく季節の中で、日々の想いを綴っています。
風を感じて立ち止まっていただければ
嬉しいです。
テレビドラマってほとんど録画でしか見ないんですが、毎回楽しみに見ていた黒木瞳さんのドラマが
終わったら次の新ドラマが自動録画されていたのでまた見始めました。
松下奈緒さん主演の家族愛がテーマのドラマです
舞台はバブル期前の1980年代。昭和の匂いが色濃く残る人間味溢れる展開となっています。
リストラされて突然姿を消してしまう父。長年尽くしてきた夫に裏切られて自分を見失ってゆく母。
夫の浮気に見て見ぬ振りをしながら苦しむ姉。恋人に嫌われまいと繕う妹。就職活動もうまくい
かず父の身勝手さを許せない弟。そして松下奈緒が演じる二女の桃子は家族が
ばらばらになってしまわないようにと、自分がすべて背負い込もうと奮闘します。
そんな桃子をさりげなく支える都築(原田泰造)もなかなかいい味出していますね。
人はひとりでは生きられない。孤独に生きているように見える人でもどこかで誰かに助けられ、
自分ひとりだけの力で生きてると思い込んでいても、影で誰かに支えられていることもあります。
そして人前では笑顔を見せていても心の中では泣いていることもあります。
完璧に見える人でも人知れず悩み苦しんでいる人は多いと思います。
でも何かに悩みつまずき転びながらまた立ち上がることが出来るのは、やはり人と人の
繋がりがあるからではないでしょうか。。
泣いても笑っても家族は家族。絡んだ絆を懸命に元に戻そうとする桃子の姿を通して
このドラマは様々な人間愛を浮き彫りにしてくれます。
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