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カサンドラ症候群症状 5

2020-09-17 11:31:00 | カサンドラ症候群

カサンドラ症候群に陥りやすい人のパターンについて、前回記載しました。

人を美化してしまうタイプと、加害者を必要とするタイプ。この二つが特徴的です。

今日は前者について、書いてみたいと思います。
人を美化してしまうタイプは、天使系の方に多い特徴のように感じます。天使系の方は、人を疑うことを知らない、自分が周りから見て、理不尽な扱いを受けても、しばらくはそれにすら気づかない。
いつも、受け取るより与えることが自然にできてしまうし、仮に人間の闇を見たとしても、いつか、一緒にいたら光に変換されるのだから、その時まで、自分さえ我慢したらよいと思ってしまったりします。

最初の頃はそれでもなんとなく、過ぎていくのですが、相手からの精神的、肉体的な虐待がひどくなってくると、ようやく、おかしいなと気づきはじめます。その頃には既に、相当な確率で、心身の疲弊が始まっています。ただ、そこまできても、いつか、一緒にいたら、光に変換されるのでは、という期待を捨てれないために、いくつくところまで、つまりは限界がくるまで、天使系の人は耐えてしまうケースが多いように思います。

地球に闇を見に来た、闇を光に変換する為に来たのは間違いないとはいへ、自己犠牲してしまうことは行き過ぎだと思います。

天使系の方が、苦しむのはどんな人であれ、自分が関わった人を助けれなかったと感じる時です。
自分がぼろぼろになっても、相手を美化して、向き合う事を辞めないケースもたくさん見てきました。

ここで、大切な観点が一つあります。
それは、私たちは永遠とも言える旅人で、進化の為にこの次元に生きています。今回の人生で、その関わっている人は、まだ、進化の旅の途上であり、今回だけでは、大きなシフトはできないかもしれません。けれども、次の人生、その次では、変化するかもしれないのです。

自分が、ぼろぼろになってまで、やらなくても、進化への機会の道は、平等に与えられております。

この事を、私自身は信じる事で、救われた体験がありました。

目の前の人の現実を受け入れる事は、とてもきつい事です。でも、私たち自身も、かってはその人のようだったかもしれません。そして、長い進化の旅を経て、少し学べた先輩なのかもしれません。

カサンドラに陥って、心身の疲弊が強い時は、目の前の人の魂の進化を信じて、手放す事が、あなた自身のパワーを取り戻すきっかけになるのではないでしょうか。

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