パートナーの関係性の中で私たちはネガティブな感覚を受け取る事があると、それを発信している相手を変えようと試みます。いろんな作戦で何とか相手に気づかせたいと思うのですが、なかなか相手は自分が思うように変わってはくれません。
自分がもし、とても几帳面なところをたくさん表現しているとすると、パートナーは極端にルーズだったり、自分が我慢ばかりしていて言いたい事をほとんど言えなかったりすると、パートナーは辛辣に言いたい事を自分に対して言ってくるようになったりします。そんな場合は、相手の気に入らないところを嫌うのではなく、自分の苦手分野を克服するために役立ってくれる味方だという認識を持てたなら、ずいぶん楽に相手を見ることができるようになるかも知れないですね。これは、パートナーとの関係性だけでなく 親子や職場での人間関係全てに繋がる法則だと思います。
私たちがパートナーを求める時、一時は、天国のような至福感を味わう事が出来ますが、その天国と対極の地獄とも思える関係性の中にはたくさんのヒントやギフトがあります。バランスポイントに立った時に 「何故この相手と出会ったのか」の真意を理解することになるのかも知れませんね。