2013年5月19日 (曇、一時晴れ) kさん親子と (社山山頂まであと少しの稜線)
18日は意外にも自分にとってはロングと感じる歩きをした翌19日、予定していたkさん親娘とハイキングをしてきました。この日の天気予報は当初曇り/雨、2,3日前からは少し好転し曇り、でも崩れる方向らしく、あまり爽快なハイキングは期待できそうにありませんでした。候補を社山と、曇天の場合の庚申山にしぼって計画を立てました。kさんは早くも栃木100が気になるようですので・・・
今日は、いつも来てくれているこいちゃんに加え、お姉ちゃんのはねちゃんも参戦。予想に反し、薄っすら日差しのでる早朝を迎え、行く先を展望のよい社山に決め、決行しました。社山へはこれで今年6度目の訪問になります。
記事公開は前日の赤倉/半月を追いこします、社山のレポのほうが早く終わりそうだったので。このブログを見てくださっている大半のヤブ愛好者の皆さんは、後の公開の赤倉/半月にご期待下さい。
コース: 歌ヶ浜P ・・・ 阿世潟 ・・・ 社山 ・・・ 阿世潟 ・・・ スタート地へ
歌ヶ浜Pから歩き始めてすぐの所から、(左)から錫ヶ岳、日光白根周辺、そして温泉ヶ岳。意外にもくっきり見える。曇り~雨降りじゃなかったの??
中禅寺湖のほとりを行く林道コースは新緑のトンネル、子供たちは元気で常時先行。はねちゃんは、あるスポーツのアスリート。この山の歩きくらいは軽いようだ。子供達はお手手をつないで歩いたりしている。
スタートして、50分ゆっくり歩いたあたり。目の前に男体山がそびえる湖の景色は雄大。
阿世潟には約70分で到着。ここで本日初めての登山者のかたと出会う。自分より少し上かな?思われるご夫婦でゆっくり休憩をされていた。昨日は袈裟丸山に行ってきたらしく、赤ヤシオがきれいだったと言われていた。あの辺は今週だったのか・・・。ご主人は、”赤ヤシオの色はきれい過ぎて山の自然の中では違和感を感じる、”というようなことを言われていたが、何となく言いたいとこがわかる気がした。
阿世潟峠のちょっと上までは、この千葉から来られたご夫婦と前後して進む。だんなさんはいい味をだしていて、野球の落合を明るくしたような感じ、奥様もいかにも山好きらしい、感じのよいかた。だんなさんは雲取には19回行っているそうで、自分より多かったが、それより19回と明確に判っているのがすごいと思った。
(阿世潟峠、社山間の稜線に出てもこども達は好調。先行して岩で寝たりしている、姉妹でやることが同じ・・・笑)
途中、急斜面を登りつめる地点のピークあたりで、親子して同じようなポーズ。
阿世潟峠から約45分の所、ここは斜面左側に巻き道の登山道がついているのだが、正面から直登したいこども。正面から登って行く、ここは今年1月みー猫さんと来た雪山の時は(http://blog.goo.ne.jp/blgmnt49/e/7ba5dcf3a76db69ed571116f2285ea6c )同じく直登した場所。
ここだけ、笹がちょっとわずらわしい場所。急な斜面を越えていくが、たいした時間はかからず抜けられる。
昨日歩いた赤倉山(左)から半月山(右)の稜線がさえぎるものがなく見えてくる。その稜線は歩いたばかりなので、眺めるとひときわ爽快に感じる。その手前にはその時に下った、中禅寺山の南西尾根も見える。あの尾根の下部で昨日はちょっとイヤな雰囲気を味わったのだ。 (写真下)
見出し写真のような気持ちのよい稜線歩きを楽しみ、山頂到着。千葉のご夫婦は先着し、旦那さんのほうは何やら無線をやっていた。スタートから約2時間50分、ゆっくり休憩しながら歩いて、まあまあのタイムじゃない? こどもは登りは歩くだけならとても早いと思う。山頂には先ほどのご夫婦と他に単独氏一人のみ、そこまでにすれ違った人は二人と、ここまではいたって静かな社山。千葉からの奥さまが、写真を撮っていてあまりこの周辺の山にお詳しくないようなので、頼まれもせず周囲の山名をお知らせしたりしてしまった。山が好きそうなかたを見かけるとどうしてもやってしまう、ご迷惑でなかったかな?
このご夫婦とは山頂でお別れ、自分たちより少し先に降りていかれた。お別れ際に、自分のことを写真に撮ってくださってお話していると、「ブログとかやっていないんですか。」と聞かれたので、やっている旨伝えると、あちらもやられているそう。”rayとmariの週末は山歩き”( http://ameblo.jp/ray-mari/ )という楽しそうなブログを紹介していただいた。
山頂でゆっくりラーメンタイム、はねちゃんは、登りで飛ばしすぎて少し疲れたようだった、いつもやっているチームスポーツの体の使い方とはまた、違うのだろう。山頂で食事を兼ねたゆっくりのひと時・・・
(なな”のレポ的には珍しい、食事関係の写真。写真データはkさん提供。足尾の山をバックに・・・ )
(西側展望地より、社山南尾根と中倉山方面)
ゆっくりタイムを山頂で過ごして、下りにかかる。山頂に戻ったことろで、前を行く子供達が変な所にいるハイカーを発見。よく見つけるなー・・・。 社山山頂の山名板の裏、男体山に向って、北側は針葉樹林の密林帯なのだが、その中、下方直線にして30mくらい先に倒木を乗り越えて、右往左往しているおじさんを発見。「だいじょうぶカナー」とkさん。そのおじさん登っているのか下っているのかもわからず、一瞬登ってくるようにも見えたので、よもやこのかた、すごいかたなのかも?と思ってしまった。
ななころび”は登山の全ては基本、自己責任と思っているので、そのまま進もうとしたが、やさしいkさんは声をかけたほうがよいと言うので、ちょっと声をかけてみた。「すいませーん。(と2、3回で気づく) そこ登山道ではないですけど、登りですかー?」というようなことを聞いてみた。(登山道ではないなんて、ななころび”のような事を普段していて言うのも少しおかしいのだが・・・) おじさんが言うには、黒檜岳に向かおうとしていたらしい。「黒檜はそっちじゃなくて、この先からですよー。」となな”。よたりながら登って来たおじさんはオジサンというより、ちょっとオジイサン”といった感じのかた。 改めて、黒檜への降り口を西方向を指さしし丁寧めに教えてさしあげた。時間は正午あたり、黒檜山頂まで2時間30分で歩いたとして、平坦地に降りるまでに・・・。結構な時間になると思ったので、その旨お伝えすると、黒檜まで2回ほど行っているので大丈夫、と言う。どこまで行くか尋ねると、今日は志津小屋までとおっしゃる。なんとも、すごいというか、びっくりのおかただった。
(写真下/ 社山山頂から西方向へ消えていったおじさん。)
社山からの東尾根の下りは来た道のピストン、今年だけで何回この上を行き来したのだろう。写真を撮りながらゆっくり下った。頂上直下で19人の水戸からの高齢者の団体さんとすれ違う、みなさん元気、本当に高齢者のグル―プで70以上に見えた、あの年まで山をやるのが、私の目標。その後も団体さんを含む、数名のかたとすれ違い、いつもの人気の社山になっていった。
この尾根にも赤ヤシオの花はあったがポツリポツリ点在する程度。元々そんなに多くの木がある道ではないのだろう。
(阿世潟峠に戻って来た。)
帰りは、結構長く感じる林道歩き。 新緑が目を楽しませてくれる。
約6時間半かけて、スタート地点に到着。最後は、こいちゃんもかなりお疲れのようで無言になるが、がんばって歩き通してくれた。
今日は曇、(山だから雨かな)と予想していた1日、眺望を見られた山を歩けただけで満足。 なな”は昨日に続いて2連戦で,最後少し足にきている。このくらいの連戦でだらしないぞ、ななころび”。 男鹿岳、大佐飛山や錫ケ岳があることも知らずに、栃木100をめざしだしたkさんにとっては、まずはまた1座制覇だ。
赤ヤシオに関しては、半月山南斜面の勝ち、眺望は社山の勝ちといったところだろうか。今日は、kさん達と楽しく歩け、山中で楽しいご夫婦と知りあえりと、いい1日となった。 ■■
(イタリア大使館別荘跡地の公園から見た社山。)
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迷惑だなんて・・・
こちらこそ、図々しく山の名前教えていただき感謝しております(^^)
ray(主人)は山に登ってもいい景色だな~くらいにしか感動せず、山の名前なんてどうでもいい人なのです(笑)
なので私も進歩せず、山の名前もメジャーなものしか知りません。
ガイド料何もお支払せず申し訳ないくらいです(笑)
日光の山は歩きたいけど渋滞もあるので今まで避けてたのですが、
これを機にまた登りたいな~と思いました。
雲取は夫婦にとってもいい意味でも悪い意味でも思い出深い山で、回数を重ねる度に雲取山の良さを実感しております。
次はぜひヨモギ尾根で登りたいですね(^^)
社山もとっても素敵な山でした。
今度は紅葉の秋に登ってみたいです♪
こちらこそ、先日は楽しかったです。また楽しいブログを教えていただきありがとうございました。山中で知り合ったかたとブログ紹介を交換するのはたぶん初めてで、こういうのも面白いものですね。
社山は比較的、簡単に登れて、しかも日光の有名な山がほとんど見えるので、日光の地形を把握するのにとてもいい山ですね。日光方面は10月のいっときは激混みですが、それ以外は意外にもすいているので、またおいでください。いろは坂を登らずに、足尾に抜けて足尾の山も穴場ですよ。
rayさん、mariさんのブログ。mariさんが主に作成のようですが、先日の袈裟丸(その1)とかGWの雲取(その1)の記事を見始めてまして、臨場感にあふれ読んでいて面白い。これから楽しみが増えた感じです。
自分はブログ経験1年未満の初心者ですが、このブログもたまに覗いてやってください。
山頂にいたひとりぼっちは私のことかもしれません(間違っていたらすみません。笑)
日光山系の山行記録参考にさせていただきます。
またお邪魔します!
あの日あの山で出会った単独さんはお一人のみでしたので、山頂にいらっしゃられたかたですよね。しゃれたチェアーに座られて、ゆっくり大展望を一人楽しむ。なんて洒落ているのでしょうか。一緒にいた連れもチェアー装備を羨ましがっておりました。
yuukiさんのブログ、後ほど訪問させていただきます。
自分のやっている歩きは、一部(あるいは半分くらい?)一般的でないコースですので、あまりお勧めできません。もし私のレポを参考にされるのなら、行間のニュアンスをよく汲んでいただき、取捨選択するようお願いします。
それでは、またー。
19日は社山だったのですねえ
当方は庚申山でした。
予報に反して天気よかったですね!
社山も最近結構人気があるような気がしますね。
私はヤマレコしかやってないのですが
19日の記録で(すれ違った?)団体さんの記録がありました。
今日登った中倉山から見た社山南尾根(南陵)も
歩いてみたくなりましたよ。
ななころびさんの社山の記録は色々参考にさせて頂こうと思います。(もちろん自分の技量はわきまえて・・ですが(笑
19日は庚申山が自分としては第一候補でしたが、連れが多少集合時間に遅れたので、簡単なほうで近場の社山になりました。この時期の庚申山は行ったことがないので、気になります。
19日のヤマレコ社山の記事、見てみます。
今日は中倉山ですか、いいですねー。社山の自分の歩いた尾根でちょっとヤバイなーと思うのは南東尾根のガレ場だけ。あとは、いたって穏やかないいコースたちです。
社山南尾根は、三ノ宿山北、北西のあのコースを一人で歩けるかたなら、問題ないと思います。