日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

鳴虫山 宿題イノシシ尾根を今回もめざした 

2012-07-13 23:16:23 | 山行

先週の週末の休日ははっきりしない天気の為、自宅から近い鳴虫山の自分にとっての未踏の尾根で歩いてみようという主旨のもと、松立山から瑠璃堂に降りるルートをめざした。瑠璃堂より山側にいのししの古い石像があるという。結構その像も見てみたかった。ところが松立山から下山時、897mピーク手前でかなり強い雨が降り出し、持ち前の気弱な性格が無難ルートとして銭沢へのエスケープを選択させ結局瑠璃堂への尾根は宿題持ち越しとなってしまった。銭沢へのルートも始めて歩くものではあったが。
そこで、次週6・24 今週はこの日一日しか休みがなく、午後は家庭の事情で自宅に帰らねばならない為、二週続けての近場、夜明け前のスタートで鳴虫山トライとなった。さて今回は瑠璃堂への尾根に降りられるのであろうか。

入山日   2012/6/24      単独
コース
3:40 日光消防署pスタート   鳴虫山山頂 5:30  松立山 6:20  化星の宿 7:10 鉄塔 8:35   (以降、正確な時間不明です。) 

つい、こないだまで自分がブログなどやるとは夢にも思っていなかった。なぜ、始めたくなったのか。自分でもよくわからない。山を趣味といえる状態ではじめて早20年以上、始め立ての30歳前後は未知の有名な山やアルプスにあこがれ、毎週のように土曜新宿初の夜行列車や日曜の始発電車に乗ったっつけ。月日は矢のように流れ、ここ十数年は、山に対する情熱もかなり薄れ、山に行くのも仲間に誘われた時や親類といくような時が多くなっていた。そのような山行は決してつまらなくはない、しかし、心底楽しんでいたのか、うーん難しいな。山に行く頻度もめっきり減っていた。そして現在、山へ行く情熱がみごと復活してきた。原因は?? 詳細の説明は省くが(というか、自分でもよくわからないのだ)こんな年になって、ヤブ山、シブ山と言われるような(1日歩いても誰にも会わないような)山に今年のゴールデンウィークからはまってしまった。

このような記事でよく目にするコースタイムなるもの、今まで一切歩きながら記入した経験がない、ただし山行の日々の記録だけはなぜか必ずつけていた。これからこのブログをどのくらい続けるのかわからないが、今は毎週山に行くのが楽しくってしかたがない状態。なぜかブログには発信したい。なぜ? 自己顕示欲?、備忘録のため?、他のにたような趣味を持つ先人達と同じことをしたいから? うーーんわからない。今後、コースタイムくらい、しっかりつけるか。
自分の性格からして、コースガイドのような初めから最後まで全部詳細説明の記事は絶対できない、まー行き当たりばったりで自分の好きなようにきままにやるとするか。何かの縁があって、こんな文を読んでくださっているかたがいるのかと思うと不思議な気もするが、そのようなかたの心の片隅にサザナミくらいの感情をもってもらえたらうれしい気がする。まー無理せずやっていくか。

歩き始めから神主山経由、鳴虫山山頂、そして松立山までは何回も歩いている(結構ご存知のかたも多いでしょう)なので、省く。松立山山頂の石祠・・・

 ここから一般道と別れ北へのルートをとる。道は明瞭、ここから銭沢への分岐までは先週も雨の中歩いている。新緑の木立のトンネル、せみかカエルか?鳴き声の合唱がすごい。本当にすごい音だ。鳴きむし山?・・・

 松立山分岐からゆっくり歩いて約40分、化星の宿到着。うっそうとした森の中に祠と石組み跡のようなものがある。祠のすぐ上には下写真の巨木が・・・ 

 

 897mピーク、869mピークを確実にこなす、その間ルートは比較的明瞭、銭沢への分岐後は踏跡はほぼなくなる感じだが、尾根をはずさずいけば取るべきルートはわかる。困ったのは869mピーク直後、行くべきルートがわからない。烏が森の住人さんのコースマップを参考にさせていただいてたが、その図と磁石で見る限り尾根をはずれ急斜面を直に下っていくように思われた。結局自分の判断で急斜面を下る。道型はあるような無いような、あっても人のものとは限らない。足を滑らせしりもち2、3回。15分ほど下ると左方向に尾根のようなものが見えた。向かってみると、このような巨石。右を見ている人の顔のようだ。・・・ 

 この尾根を下るのかと思ったが、すぐ右下にブリキのマーク、日光市役所とある。尾根をあえてはずれ右の斜面へトラバース、少し戻るかっこうだ。しかしこの尾根は自分にとっては実に面白い尾根だ。眺望はないが、アップダウンがあり、適度のボリュームもあり、じつに渋い、秋にまた来たいな。また尾根に乗り少し行くと鉄塔に出くわす。 

 

 この鉄塔の下をくぐり、北東時に東方向に磁石を確認しつつ進む、道型の乏しい急斜面、また少しすべる。めざすイノシシはもうすぐか、最後の最後まできれいな新緑の尾根、ありがとう。尾根が終わり沢とあれた雑木林の合流点のような平坦地にでる、しばらく進むと、下方になにやら人工物のようなもの? 近づくとなにやら倉庫と駐車中の車数台、内1台に日光金谷ホテルとかいてあるバンが・・・あれ、金谷ホテルに降りてしまったの・・・ 869mピーク後も忠実にルートをたどったつもりだったのに、自分なんぞはまだまだだな。降り立ったのは金谷ホテル最奥の駐車場、金谷ホテルの敷地を歩かせてもらうしかない。幾分はずかしい気分だ。まあ、
イノシシ像はまた次回のお楽しみに取りおきしておくことにして、午前10時前の山行終了とした。日光消防の駐車場で靴などを取り替えていると、これから鳴虫にのぼるハイカーのかたがたが三々五々山に向かわれていくのがなんとも変な感じであった。 結局今日も山中で出会った人はいなかった。


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