
ちょっと小ぶりの車両で都内を効率よく循環している都営地下鉄「大江戸線」
最大深度は六本木駅で、外回り32.8メートル内回り42.3メートルと地下鉄の中ではも
っとも深いところを通っています。
(参考:新宿駅36.6メートル)
しかし大江戸線も副都心線も「大深度地下利用法」適用以前だったので適用さ
れていません。(法律はさかのぼっての適用不可)
なので、両路線とも出来るだけ用地買収の要らない道路など公共用地に沿って
建設されました。
地下の所有権は大深度法で地表から40メートルまで、あるいは建物の支持基盤の
もっとも深い部分から10メートルまでと制限されているので、今後は用地買収の要い
らない大深度タイプの地下鉄や地下道路、共同溝敷設など公共事業が建設され
ます。
そして、もっと深い所を走っている列車があります。
それは、JR北海道、青函トンネル海峡線を通る列車です。
最大深度は津軽海峡海面下240メートルになります。
画像参考