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Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

雑誌「Pen」2011年 9/1号「円谷プロ大研究!」

2011年08月28日 | その他の雑記・メモなど
興味深い特集があるとちょくちょく買っている雑誌「Pen」ですが、前回の「イスラム特集」から一転、
9/1号は「円谷プロ大特集」と題して、過去から現在までの円谷プロ作品を総力特集しています。

Amazon等の写真ではなんの変哲もない表紙に見えますが、実物はマットブラックのコート紙に光沢写真で
ウルトラマンがプリントされているので、ウルトラマンが立体的に見えるという仕掛けになってます。

光の反射によっては、スペシウム光線を発射しているような感じにも見えたりして。

以下、「Pen」の公式ページ紹介文を転載します。

“ウルトラQからウルトラマンゼロまで。
 円谷プロ大研究!

 テレビ創生の時代、特撮の神様・円谷英二、そして円谷プロのスタッフたちが、
 いかにして世代を超え愛される国民的ヒーロー「ウルトラマン」を誕生させたのか。
 彼らを支えたのは特撮技術であり、新しい分野に取り組み、挑戦を続ける開拓者精神だった。
 円谷英二のもと、金城哲夫、成田亨、高山良策、実相寺昭雄ら、
 キラ星のような若い才能が何を考え、どのように作品を生み出したのか?
 当時を知る関係者の証言をもとに、円谷プロのクリエイションを徹底解剖する。”

「円谷プロ大研究」と銘打ってはいますが、メインはやっぱりウルトラマンシリーズなので
「怪奇大作戦」とか「マイティジャック」などの記事を期待すると肩透かしを食いますが、
さすがは中年世代をターゲットにした雑誌だけに、平成ではなく昭和のウルトラシリーズに
かなりのページを割いています。

内容としては次のとおり。

・ウルトラQ~メビウスまでの作品ガイド
・円谷作品年表&円谷プロの社史
・ウルトラマンゼロまでの36戦士勢ぞろい(ウルトラサインつき)
・ウルトラマン~レオまでの必殺技解説
・クリエイター紹介(円谷英二、飯島敏宏、満田かずほ、市川森一、佐川和夫、中野稔、池谷仙克の各氏)
・池谷仙克氏が語る、ウルトラシリーズ成功の立役者たち(成田亨、実相寺昭雄、高山良策の各氏)
・上原正三氏が振り返る、天才・金城哲夫氏。
・ウルトラシリーズ歴代人気怪獣ベスト50
・地球防衛チームのマーク&グラフィックのデザイン
・各界有名人が語るウルトラシリーズの魅力
・円谷プロ造形工房&円谷プロデザイン室の紹介
・ウルトラQ総天然色化計画&今も活躍するソフビ職人
・地球防衛チームの秘密兵器紹介
・いま買えるウルトラグッズ&この夏の展覧会

記事については細かい研究書にこそ劣るものの、各分野を幅広く網羅しているあたりはちょっとした
「ウルトラシリーズ大百科」と呼べるようなもの。
平成ウルトラマンはマックスの「狙われない街」しか見てない私ですが、逆にそのあたりの情報が
目新しかったりと、特集全体を通して楽むことができました。

表紙でもわかりますが、写真などのビジュアル面もかなりの充実ぶりです。





車両の写真の中には、先日TVで放映された「新劇場版ヱヴァンゲリヲン:破」でも数回出てきた
マットビハイクルの雄姿もあったりします(笑)。

Amazonではすでに品切れですが、書店を探せばまだあるはず。
このレベルの特集は専門誌でもなかなかできないと思うので、興味のある方はお早めにご購入を!
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