いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

赤と黒 4

2014年06月02日 | 赤と黒
いよいよ日本へ。
このドラマ、日韓共同製作ということでしたが、どの程度の製作協力なのか?
ちょっとドラマの端々に、韓ドラっぽくない雰囲気を感じたので、気になりました。
どうやら、完パケ後の放映権買い取りを先に契約し、
資金やロケ協力を全面的に行った、ということのようです。
が、いかんせん過去のドラマなので、わたし的に情報不足。
実はこうだったんだよ~、など情報ありましたらぜひ教えてください。

《あらすじ》

ジェインは、ゴヌクのことをモネの兄、ホン・テソンだと思っている。
ゴヌクもあえて否定しないが、モネが核心にせまる話をしだした。
「わたし、オム常務とは結婚しないわ。あなたと結婚したいの。パパにも話すわ」
「モネ、あなた何を言ってるの?お兄さんでしょ?」
「ごめんね、わたしうそをついてた。この人はシム・ゴヌク。
わたしの好きな人よ」

ジェインは、騙されていた自分に気付き、ゴヌクをなじる。
「俺は自分がホン・テソンだなんて言った覚えはないぜ。
あんたが勝手に勘違いしたんだ。俺はただ、期待に応えただけさ」
しれっと言うゴヌクに腹を立て、ジェインは席を立つ。
追いかけていったゴヌクは、ジェインの腕を取って引き留めた。

「お前がはじめたことだ。なぜ怒る?俺がホン・テソンでなくて、悔しいか?」
「ええ、ムカつくわ。こんな悪党に心を見透かされて恥ずかしい。
一瞬でも、本気で惹かれた自分が情けないわ。
満足した?もう消えて」
ゴヌクはジェインの捨て台詞に、ニヤッと笑いかけて、こらえている。
「バカにしないでよ。あんたもわたしと同類でしょ?
言っとくけど、モネのことは金ヅルになんかしないで」
ゴヌクは小さくと笑った。
「お前を止めたかった。恥をかけば、二度としないだろ?そこで終わりになる」
「はっ、あんた何様?関係ないでしょ。大きなお世話よ」
ジェインはうっすら目に涙を浮かべて、去って行った。
ゴヌクはやはり、おかしそうに薄く笑った。

ジムでは、監督が不法侵入事件について悩んでいる。
「いったい誰なんだ?徹底的に追求するぞ」
「人間じゃないかもしれませんね」
「その手の話は苦手なので却下だ」
兄貴分たちの会話を聞いて、ゴヌクはくすくす笑っている。
「俺は誰なのか知ってるよ」
「なんだって?どんな奴だ?言えよ、言え!」
「ん~、すごい美人」
「?!他には?」
「すごく、面白い」
「な、何~?!」
「で、兄貴のパンツが好き」
「おい、全部吐いちまえよ!」
盛り上がる仲間たち。
ゴヌクは笑って、はぐらかしてしまった。

テラは、ゴヌクの言葉を思い返している。
「初恋の経験は?」
忘れられない。あの男のことが。
母と、テソンのことを話していて、ふと、考えた。
「あの子はどうしているかしら?」
「誰のこと?」
「最初のテソンよ。テソンのことを考えると、思い出すの。
あの子が本当のテソンだったら、今とは違っていたかしら……」

ウォニンは、バスの中からゴヌクを見つけて飛び降りた。
「見つけたよ!おじさん、お金返して!」
ゴヌクは笑って取り合わない。
「ロープ」から、また電話がかかってくる。
「またわたしに出ろって?もー、おじさんロープ以外に友達いないのぉ?」
ウォニンはバッテリを外してしまった。

ふたりはバス停に座って、ぼんやり空を見上げる。
「あそこ」
「空になにがあるの?」
「あそこから、何本ものロープを垂らしてくれる。
人はみな、しあわせになれると信じてそのロープをつかむんだ。
でもたいていのロープは腐ってる。結局多くの人間が落ちていく。次々と落ちるんだ。
俺に残った最後のロープが、あれさ」
「あー!つまりお金を貸してくれるとこね!
おじさん、働きなさい。お金は汗を流して働いて稼ぐものなんだよ」
ゴヌクはとウォニンと一緒になって笑った。

モネの父は、オム常務のこと、シム・ゴヌクのことを承知している。
愛人がいたというオム常務のことは、すっぱり切ればいい。
ゴヌクという男には一度会ってみよう。
無理に引き離せないなら、側に置いておくのが一番だ。
すべてを任せておけ、という父だが、テラは不安な様子である。

ジェインはあれから、ゴヌクの連絡先を携帯から消してしまった。
それなのに、なぜか心落ち着かず、ぼんやりしている。
「お姉ちゃん、元気出しなよ、男なんていっぱいいるじゃん。
そのうち神様がロープを垂らしてくれるからさ」
「なに言ってんのよ?」
仲の良い、姉と妹。

ゴヌクは、ジェインの協力するギャラリーに来てみた。
入り口の側に腰掛けて、中を眺めている。
そこへシン夫人が訪れた。
ゴヌクを見て、不愉快になる夫人。
「変な人がうろついていてイヤだわ」
気になったジェインが表を見に行くが、ゴヌクは去った後だった。

ゴヌクは密かにヘシングループの調査を行っている。
取り組んでいる事業や業績、何もかも。
なぜヘシンに執着するのか?
鮭は生まれ故郷の川へ帰るという。
故郷が消えていたら、その理由を知りたいだろ?
ヘシングループ。
わけもわからず捨てられ、宝物を奪われた人間の痛みと怒りを、
彼らに教えてやる。
彼の本当の名は、彼自身ですら忘れてしまいそうになる。
誰がどんな名で、俺を呼ぶのか?

ヘシングループのホン会長は、ゴヌクを呼び出した。
モネの交際相手とはどんな男なのか?
会長室に入ったゴヌクの脳裏に、かつて父と呼んだ男との記憶が蘇る。
一瞬の郷愁。
しかし次の瞬間、
「はじめまして。シム・ゴヌクです」と、頭を下げた。

「君について調べさせてもらったよ。興味深いな。
どこかで、会ったかな?初対面だが、そうは思えん。不思議だな」
アメリカに留学し、M&Aの資格を取った後、帰国。
「なぜ韓国に?」
「家族を、探すためです」
「そうか、家族は見つかったか?」
「ええ、もうすぐです」

貧しいが、優秀で、成功を強く望む人間を使うこと。
それがホン会長の経営哲学である。
「君にチャンスを与えよう。やってみるか?」

ジェインはシン夫人の要請で、
ヘシングループ本社のアートディレクションを担当することになった。
ヘシン側の担当はかつての恋人で、臆面もなく誘いをかけてくる。
その様子を偶然見けけたゴヌクは、ジェインの恋人のふりをして出ていくが、
当のジェインにすげなく否定されてしまう。
元恋人にイヤミを言ったつもりがやり返され、ますますみじめなジェイン。
それでも、ゴヌクに助けてもらうなんてまっぴらゴメンだ。
「あんたなんかお呼びじゃないのよ。引っ込んでて」

ゴヌクはジェインを追いかけていき、強引に車に乗り込んだ。
湾岸線をドライブして、海を見に行く。
いつしか、ムシャクシャした気分も薄れて、ジェインの機嫌も直っている。
「なぜここへ連れてきたの?」
「誰もいないから、恥をかくこともない。
大声で叫べばスッキリする」
ゴヌクが大声を上げて、海に叫ぶ。
ジェインも一緒になって、夕日にむかって叫んだ。
そうしたら、なんだか本当に気分がすっきりしたような気がする。

ゴヌクを日本にやり、テソンの付き人にする。
仕事ぶりがよければ、交際を認めよう。
テラは、父の決定をモネに伝えた。
「ホントに!」
大喜びする妹に、テラは尋ねる。
「モネ、そんなにあの人が好き?」
「うん!大好き!」
くったくのないモネの笑顔。
「ほら、冬になると、静電気で指がビリってするでしょ?
彼は20年分の静電気みたい。こんなの初めてよ。姉さんはどうだった?」
テラは質問には答えず、目をそらした。

ゴヌクとジェインは、屋台で向かい合っている。
「さっきのが元カレ?」
ゴヌクが尋ねる。
「あいつを見返してやろうと、ヘシンの御曹司を狙ったの?」
「ねぇ、誰かを愛したこと、ある?」
彼の質問には直接答えず、ジェインは自分の話を始める。

大学の先輩だった。自分にとって、彼は最高の人だった。
結婚も考えていたのに、彼は金持ちで家柄のいい女性を選んだ。
自分にはたった一言、「ごめん」と、それだけ。
そんなものが愛だなんて言える?

興味がなさそうに、酒を飲むゴヌクだったが、彼女の一言にひっかかる。
「愛なんて、存在しない。わたしは、愛なんてないと思う」

「あんたの名前は?」
「シム・ゴヌク」
「シム・ゴヌク、あんたも同じでしょ?わたしをバカにしてる。
お手軽な女だと思ってる」
「面白いとは思うよ」
ゴヌクは笑って言う。
「もう会わないわよ。あんたとは最悪の縁だわ」
「できるの?」
「何が?」
「出会いや別れが、思い通りになる?」
「さあね、でもわたしは会わない」

さばさばと言うジェインに、ゴヌクはそっと箱を差し出した。
「なに?これ?」
「拾った」
「贈り物をするとき、たいてい男はそういうのよね。少しは悪いと思った?」
ジェインが開けて見ると、万年筆が入っている。
「あれ?これ、モネに買ったのと同じものだわ。どこで?」
「道で拾った」
「ホントに?」
いたずらっぽく笑うゴヌクの表情で、
ジェインはやっと、彼が済州島で出会ったスタントマンだと気付いた。
すごい偶然にびっくりして、なんだか可笑しくなって、笑ってしまう。
「ホントにホントにあのときの?わたしを羽交い締めにした?」
可笑しくて、なんだか楽しくて、ふたりは朝まで、海の側で過ごしたのだった。

クァク刑事が調べていた、スヒョンの携帯電話。
彼女の持ち物からは見つからなかった。
それは、ゴヌクが持っていたからだ。
ゴヌクは思い出す。
「ゴヌク、わたしを助けて。なんとかしてよ。助けてよ!全部話すわ!」
スヒョンはどこかへ電話をかけようとした。
「よせ!正気なのか!」
「どうしよう、どうしよう、テソン、テソン……」
スヒョンは、彼の胸に顔をうずめて泣いた。
「テソンと……テソンと呼ぶな……」

ゴヌクは指輪を取り出し、見入っていた。
そこへ電話がかかってくる。
「テソンさん」
一瞬、何も言う事ができず、固まってしまった。
「驚いた?」
ジェインの声だと気付き、ほっと息をつく。
「はいって言ったら怒るとこだったわ。ねぇ、万年筆出ないわよ。
高かったのに。弁償して」
「じゃあ返せよ」
「ケチ、もういいわ」
ジェインはあっさり電話を切った。
どこか救われたような、ゴヌクのたたずまい。

クァク刑事は、スヒョンの納骨堂に聞き込みに行く。
「誰かが尋ねてきたら連絡をください」
「あ、ええ、今人が来ていましたよ」
刑事は急いで探すが、人影はない。
それはゴヌクだったのだが、まだそれは明らかにはならない。

ゴヌクは、テソンの付き人になり、彼を韓国に連れ帰るべく、日本へ旅だった。
同じ頃、ジェインもシン夫人に依頼された美術品の買い付けの為に日本へ行く。
一足先に日本で滞在していたテソンは、荒れた生活を送っていた。

テソンはバーで、ある若者に麻薬売買を持ちかけられた。
酒に溶かして、タブレットを飲み下す。
偶然警察の手入れがあり、やっかいごとを恐れたテソンは逃亡。
しかし、そのまま確保され、拘留されてしまう。
激怒するテソンだったが、渡された薬はただのビタミン剤で、あっさり釈放。
恥をかかされたテソンは、薬を売った売人を探して歩くのだった。

一方、ジェインは「ガラスの仮面」購入のために龍先生に会いに来たのだが、
当の作家は行方知れず。
芸術家気質の人らしく、話が通っているのかもわからずじまいだ。
交流のある作家の船上パーティーには現れるだろう、といわれ、
招待状をもらったジェイン。前途多難である。

そのふたりが、街中で偶然接触した。
売人を追いかけて走っていたテソンと、先生を探して歩いていたジェインが
ぶつかってしまったのだ。
もちろんふたりは、なんの面識もない。
急いで走って行くテソンと、道に荷物をぶちまけてしまったジェイン。
彼女の落とした招待状を拾ったのは、ゴヌク?
彼は例の売人とも接触があったようだった。

韓国。
クァク刑事は、自殺事件について手がかりを得ようとソニョンのアパートを張り込んでいる。
そこで確保した男は、テソンではなかった。
「ソニョンを知っているか?ホン・テソンは?」
「彼女と施設にいたよ」
「両親がいないのか?」
ホン・テソンはヘシンの御曹司だときいたが……。
男の話では、テソンは、ヘシンを追い出されたと言っていたそうだ。
刑事はわけがわからない。

船上パーティーの席で、ジェインは結局龍先生には会えなかった。
がっかりしていると、同じ船に招待されていたテソンが、彼女に声をかける。
同国人だと知って嬉しくなったジェインは、甲板に出て話をするが、
テソンの尊大な態度に辟易する。
「終わったら、ヨットに来ない?ふたりきりになれる。
ドレスも着ずに壊れたバッグを持ってこんなところにきたのは、
何かを引っかけるためだろ?男とかさ」
ムッとしたジェインがテソンを置いて戻ろうとしたとき、
誰かが海に落ちた。
ジェインはとっさに救命浮き輪を投げ入れ、大声で人を呼ぶ。
「ねぇ!あんたが助けてよ!このままじゃ死んじゃうわ!」
「だって、どうすりゃいいんだよ?!」
「いいから助けてよ!」

テソンは、スヒョンの死を「お前のせいだろ」となじった若い刑事を思い出す。
俺のせいで人を死なせたくない。
決心して、夜の海に飛び込んだ。

そこには、酸素ボンベを咥えたゴヌクがいた。
必死にもがくテソンに組み付き、離そうとしない。
彼は殺人を犯そうというのか?

(つづく)

ほほ~、ここで舞台が日本に移るわけですね。
日本ロケということになんの必然性があるのか、と言われれば、
共同製作だから、としか言いようがないわけですが、
ヘシンのおっさんたちに邪魔されない時間も必要でしょ、ということで納得したいと思います。


海でのふたり。公園デート、誘ったら来るんだね、ゴヌク。意外だったわ。

ゴヌクとジェインの関係が進展しております。
ふっふっふ、いいわね~。
ジェインの存在は、ゴヌクにとってイレギュラー。
モネの仲良しで、母親のギャラリーを手伝っていて、と、
間接的に何かと関係はあるのですが、彼の復讐計画にとっては未知数。
彼女の存在は、利用できる駒なのか?
それとも、彼の足かせになるのか?

わたし的には、両方であってほしいです。
利用できる駒のはずなのに、それをすることに躊躇するゴヌクの苦悩が見たいわ。
彼女を愛してほしいな。

今のところ、ゴヌクは様子見しつつ、彼女に純粋に興味がある、といった風情。
「すごい美人で、しかも面白い」という評価です。
彼のコマシテクニックがなんの効力も発揮しない希有な女性ですからね。
彼氏のふりしてフォロー入れたのに、ばっさり切られた時は笑った。
痛快。
焼酎の乾杯も受けてもらえないし。
「背中さすろうか?」と言っても、
これ以上恥ずかしい思いはしたくないから、とバッサリ。
自他共に認めるイイ男が、けんもほろろの扱い。
そんなジェインがわたしは大好きですよ。

でも、酔いも手伝ってか、そもそも惹かれる男ではあったのか、
済州島の偶然の出会いに気付いたときは、素直に喜んで面白がって、とてもかわいい。
そういうジェインの反応が、ゴヌクは楽しいのね。


さっきまでのツンがでれて超かわいい。

そりゃあね~。
モネは赤子の手をひねるように簡単に堕ちちゃうし、
テラは予想通り、武装しながらも自分を気にしていることが手に取るようにわかる。
そういうわかりやすい女たちを相手にするより、ずっと楽しいでしょう。
そもそも黒い心とは無縁につきあえる唯一の女だし。
彼女と一緒にいるときのゴヌクの素直な表情がイイの。

ギャラリーに行ったのは、どういう心境なんでしょうか?ゴヌクくん。
ジェインが気になって見に行ったのか?
母親のギャラリー開設が、なにかの役に立つと思ったのか?

腰掛けて、足をぶらぶらさせて、小首をかしげる様子は、まるで子ども。
一瞬、シン夫人がなにか思い出すのかとドキドキしました。
ゴヌクの様子は、幼い頃の癖、みたいな感じだったじゃない?
そのうち何か思い出すかもしれませんね。


ちょっと……幼児退行?この顔は演技じゃないよねぇ?

ゴヌクの心情はまことに複雑なようで、
いっときは父親だった会長の背中を見て、
懐かしいような、寂しいような、切ない表情を見せます。
愛を注がれた瞬間は確かにあったのだ、という記憶。
これはなかなかキツいですね。
問題はその愛が、非常に限定的なものだった、ということで、
会長も会長夫人も徳の高い人格者だとはとうていいえませんが、
まるきりの悪人だというわけでもないのです。
ゴヌクの復讐心が、どうなってゆくのか。
本当に自分を愛してくれた父母は、もうこの世にいないのですから。
人は人を憎み続けることができるのか?
復讐劇では、いつもそこが問題になると思います。

「どこかで会ったことがあるかな?」
そこで、もしかしたらゴヌクは、自分を思い出してほしい、と強烈に思ったかも。
一瞬だけ。
もし、そんな情が彼らにあれば、きっと復讐は意味をなさない。
思い出せなかったことが彼らの過ちで、
すべての悲劇の引き金を引くことになるのでしょう。
会長に呼ばれて行くゴヌクの中には、
今日がその日だ、という覚悟があったのではないでしょうか。
行くか戻るか、が、決定的になる日だと。


愛してくれた日もあったのだもの。

案の定、というか、会長は気付かない。
おかげでわたしたちはこの先のドラマを楽しめるわけですけど……。
おそらく、誰にとっても悲劇でしかない終わりを迎えるんでしょうね……。

スヒョン自殺事件も静かに捜査が進行していきます。
彼女と言い争っていたのは、やはりゴヌクだったんですね~。
新事実から察するに、
スヒョンとゴヌクは同じ施設で育った仲間だった。
ゴヌクは天涯孤独の身の上になったので、児童養護施設に保護されたのでしょう。
おそらくスヒョンはゴヌクに手を貸し、計画的にテソンに近づいたのね。
でも、本気でテソンを愛してしまった。
そこで「全部話すわ!」ということだったのでしょう。

でも、まさかゴヌクは同じような境遇のスヒョンを殺そうとは思わなかったはず。
実際に彼女を追い詰めたのは誰なのか?
そこのところの謎は、まだまだわかりません。

この先、ドラマはどういう展開を見せるのか。
もしかしたら、ゴヌクとテソンが手を結ぶかもね~。
オヤジを憎いと思っているのはテソンも同じでしょ?
姉さんや妹の件は別として、ヘシンを自分のものにするために、
テソンはゴヌクの手を借りようとするかもしれませんね。
だって大きい兄さんがいるでしょ?
普通に考えたら大きい兄さんが後継者でしょ?
会長も、ちゃんとした長男がいるのに、テソンを捜し出したことには理由があるはず。
いまだ登場しない大きい兄さんの存在が、注目されますね。

いったいどうなるのかしら~と話の展開にワクワクしつつ、
ゴヌクの恋愛の駆け引きにドキドキしつつ、面白いです~。


こいつもたいがい悪い男。


日本編に移り、多少、う~んという点もあるので、最後に言っちゃいますと、
いやほんと、よその国の言葉で演技するって難しいですねー。
テソン役のキム・ジェウク氏は、幼少の頃日本にいたことがあるそうで、
もともとだいぶんお上手なんだそうです。
それでも「…ったく」の部分は難しそうですからね。

ジェイン役のハン・ガインさんも練習されたのか、お上手です。
わざわざ単独でバイヤーとしてでかけるくらいですから、
ペラペラ設定じゃないと無理があるんでしょう。がんばっています。
でもね~、「そ、それで」って言いよどんだりする部分は、
韓国語混じりの方が自然でいいと思うんですよ。
「ア~、イェ-、それで……」とつなげた方が聞き苦しくなくていいなぁ。
日本人でも「そ、それで」って言うか?もろに書き言葉っぽくて違和感ありました。

なぜか先生の日本語の方があやしくて、面白かったです。
どんな配役やねん。

ゴヌクが浮浪者のおじさんに説教するとこも、全部韓国語でいいんじゃないかな。
あるいは、もっと片言チックでも。

正直、日本編だろうがなんだろうが、日本語使用は最低限に留めておいてほしい。
わがままな視聴者ですね。

日本のアシスタント役の女の子とか、刑事たちとか、
なんなの?これ?火サスか?と思う部分もありました。
もっとうまい人使えばいいのに。(あれ?暴言?)

モブシーンのセリフってのも、案外重要ですね。
テソンを追いかける刑事たちのシーンで、「まてぇ」ってヘロヘロのセリフが一個入るでしょ。
あそこで瞬時に萎える。
テソンが海に飛び込んだ後の、乗客たちのざわめきでも、
中途半端なセリフが出ますね。あそこも嫌い。
ドキュメンタリー見てるんじゃないんで、
ああいうシーンでもエキストラにまかせずに、しっかりセリフとして入れてほしい。
母国語じゃない人にとっては、単なるざわめきかもしれませんが、
日本語わかる人にとっては、意味も、ニュアンスもちゃんと伝わるので。
自然な感じなんか目指さずに、演技もちゃんとつけて入れてほしいと思いました。

あら、こうるさい視聴者ですね、わたし。

ゴヌクは、あの若者を雇って、テソンに偽の麻薬を買わせ、罠にはめたはず。
このまま海で死なせちゃっては、あの仕掛けが無意味ですな。
それに、誰かが海に落ちたからっていって、テソンが飛び込むことまで
想定できないでしょうし。
なんで彼がボンベ背負って海にいたかは全くわかりません。

ああ、続きが気になる。

※追記

またまたウォニンとゴヌクが偶然に絡むシーンがありましたね。
彼女との出会いは、計算されたものではないし、
アクション監督とのシーン同様、ドラマの彩りの要素が大きいのかな。
ジェイン姉さんの相手があのアジョッシだということに、
最後まで妹ちゃんには気付かせないでおいてほしいと思いました。


なんなん、このおっさん。女子高生から見れば、ゴヌクも立派なアジョッシです。キャスケットかわゆ。



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