いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

レディプレジデント 第10話

2011年10月26日 | レディ・プレジデント
青瓦台と民友党の溝は深い。
チョ・ベホは大統領選で現大統領に敗れたこともあり、
青瓦台とは全面戦争をする構えだ。

しかし、ソ・ヘリムが大統領に対話による事態の収束を直訴。
大統領もそれに賛同し、対話の道を取ることになる。

検察の手は着々とチョ・ベホに伸びていく。
ドヤに証拠提出を求められたセジンは、カン議員の指示により、
改竄された偽の証拠を手渡した。

青瓦台に力を示したいチョ・ベホは、
民友党の国務委員を辞任させ、内閣には協力しないと宣言。
国政を人質に取り、党利党略を優先するチョ・ベホに
怒る大統領は、昼食会を設定。
与野党の妥協した改正案を提出するなら、拒否権を撤回すると譲歩。
チョ・ベホも提案を呑み、国務委員辞任も復帰させると約束する。
自分を取り調べる検察への圧力も暗に頼み込むが、
潔癖な大統領は笑顔でかわし、検察への信頼を表明した。

昼食会を終えたチョ・ベホを待っていたのは、ハ・ドヤ。
マスコミの面前で、同行を求め、
チョ・ベホをナムソン支庁へ連行することに成功。
絵画取引による裏金作りを追求するものの、
ギャラリーからの告訴され、窮地に追い込まれる。

セジンからの証拠は偽者で、チョ・ベホは検察の手を逃れ
一旦はからくも逃げ延びる。
すべては、カン・テサンの計画通り。
チョ・ベホの窮地を救うことで、
カン・テサンは総選挙の議席3分の1の公認権を得た。

人ひとりを追い込む政治の怖さを思い知るセジン。
ボロボロになり、傷つくハ・ドヤ。
検察を非難する声明を読め、と命じられたヘリムは
職務を放棄し、ドヤのもとへ駆けつける。
ヘリムにすがり、子どものように涙を流すハ・ドヤ。

大声を出して、すっきりしたドヤは、一から出直すことを決め、
権力に屈しない信念を新たにする。
元気になったドヤを見てほっとするヘリムも、
副報道官としてお咎めはなく、党の広報官としての職務を遂行する。

次長検事に呼び出されたドヤは、免職も覚悟するが、
逆にその信念と覇気を認められ、励まされた。
検察の良心とプライドが、ドヤを支える。

(つづく)


今回はドヤが主役の回だー。
チョ・ベホを簡単に追い詰めることはできないだろうと
わかってはいたけれど、
あのドヤの涙に萌えつつもらい泣き。

冒頭でドヤアボジが言ってたけど、
やっぱり小さいころ母と別れたせいでアジュンマ好きになったのね。
いつもは自信満々で、ヘリムを影から支えてあげて
かっこいいドヤなんだけど、
彼女にすがりついてぼろぼろ涙を流すドヤは子どもみたい。
抱き合う感じじゃない、あの姿勢がまたよかったです。

そして何回みてもおかしいのが、このシーン。



にっこにこの笑顔が一瞬にして真顔になるんだなー。
ははは、バカだなードヤ。
お姫様だっこされたセジンも楽しそうでまんざらじゃないご様子。
しかしこの体勢で、あの距離を後ずさりはすごい。
シックスパックはだてじゃないっすね。

地上波ではカットですが、ヘリムがセジンと一緒にソウルへ戻り、
緊急呼び出しを受ける直前、このシーンを回想しています。
ヘリム目線での回想シーンなので、
カメラ固定でワンカット。
笑顔→硬直→後ずさり→降ろしてあげて→セジンが「オモッ」って言って→並んだふたり
てな、一連のシーンになっております。
ヘリム目線だからか、並んだふたりがなんともお似合いな雰囲気。
思い出して、ふうっと息を吐き出すヘリムの心境はいかに?

ドヤもヘリムのことは大好きなんだけど、
セジンのことも「生意気女」って言ってて気に入ってるんだよね。
またキスがどーたらこーたら言って、久々に軟派なドヤが見られて嬉しいです。
セジンはどうなのかと言えば、
お姫様だっこ気に入ったみたいだし、
車の中でヘリムにドヤの話をするとき楽しそうだし、
「韓国で一番最初のお友達です」とかいって、実は気にいっているのかな。
ヘリムに焼きもち焼かせようみたいな魂胆はないようだし。

ここも地上波カットですが、
セジンは、ドヤを陥れたことを
うしろめたく思ってひとりでお酒を飲んでいたんです。
ドヤは立派な検事なのに、政治の力で彼の人生を
潰してしまったと思い、後悔してるというか、嫌な気分になってるみたい。
「気にすることは無い」と肩に手をかけるカン・テサン。

と、立ち去ろうとするカン議員にここですがっちゃうセジン……。



あなたいったい何をどうしたいのよ!

字幕が日本語しかないので、原語にあたれないのですが、
日本語字幕では「あなたは私のビジネスパートナーですよね」となっています。
これは「私を愛して支えてくれる男ってわけじゃないのよね?」って確認したの?
それとも「それ以上の存在になって」と暗に頼んだの?
当初の私の希望通り、
ドヤに惹かれながらもカン議員と手を組んでいくセジンって立ち位置なのかしら?
なんか微妙~!でも楽しい。
あと、セジンのスカート丈、毎回短すぎます。
おしりが見えてしまいますよ。

カン議員はやっぱり謀略家だわ。
だけどチョ・ベホもうかつ過ぎない?
「恐ろしい男だ…」ってあんたの悪事がわかりやすすぎるんじゃ?
誰がこの情報をカン議員に流したのか、きちんと調べたほうがいいと思うよ。
あのおばさんじゃないとしたらセジンしかいないじゃん。
ハッカーとかいると思ってる?
隠し口座の番号まで漏れてるんだからやばいぞ。

ドヤのこといいなぁと思うのは、子どもと接する場面。
もちろん脚本どおりにセリフを言ってると思いますが、
クォン・サンウ自身が子ども好きなのかな?と感じるほど
優しくって、いい感じ。
国会の丸い屋根の中には正義のロボットが隠されている、なんてことを
子どもに話す男は、本当にいいお父さんになると思うよ~。



ドヤはね、この角度。こっちからの角度が、とってもかっこよく見えると思います。
意外に横顔も美しく整っています。
なんだろう?贔屓目かなー。
だんだんドヤのことがすごくかっこよく見えてきましたよ。

オモ!もちろん支庁長のことも忘れていません。
あの人、ドヤのこと本気でかわいがってるのよね。
取調べのため椅子に座ろうとしたチョ・ベホに
ドーナツ座布団をすすめて嫌な顔で断られていました。
あれって主として痔持ちの人が使う座布団だよね……。
こういうちょっとしたシーンはやっぱりカットになっているので、
細かな部分も味わいつくしたい方はぜひノーカットで。






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