いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

乱暴なロマンス 4

2013年05月21日 | 乱暴なロマンス
《あらすじ》

ウンジェは相変わらず、勘違いの連続。
とにかくドンス先輩を守ろうと必死。
あまりの熱心さに、今度はムヨルが勘違い。
こいつ、ドンス先輩に惚れちゃったんじゃないか?

朝、散歩にいったきりのドンス先輩とスヨンを心配しているウンジェに、
ムヨルが忠告する。
「先輩のことはあきらめろ、優しいけど、誰に対してもそういう人なんだ。
勘違いするな。彼が愛しているのは奥さんだけだぞ」
「な、何言ってんのよ!私が先輩に惚れてるって?
いい加減にしてよ!あんたこそ、先輩の目を盗んで奥さんと会ってるくせに!」

ウンジェの誤解に気付いたムヨルは、見る間に顔色が変わる。
激高して、ウンジェにつかみかかってくるムヨル。
「俺が先輩の奥さんとだと?!」
「違うって言うの!」
ウンジェは本気で応戦するが、ムヨルも手加減などしない。
しかしウンジェが、とうとう腕ひしぎを決めた。
「俺が不倫してるっていうのか?」
「見たのよ!力を抜かないと、腕が折れるよ!」
「構わん!折ってみろ!」
「本当に折れちゃう!」
「いいから折れ!」
そんなこと、できるわけがない。ウンジェは彼の腕を放し、逆に押さえつけられる。
「よくも……よくもそんな汚い想像をしたな!」

ムヨルは、仲良く帰ってきたドンスらに止められるが、
ふたりに気を利かせた結果がこれだ!と怒鳴り、怒って帰ってしまう。
ウンジェも、自分の誤解を悟り、必死にムヨルを追って、帰国する。
一言も話さないままで、空港に着いたふたり。
「ごめんなさい、私が悪かったです、でも状況が……」
「クビだ。二度と俺の視界に入るな」
後悔しても、しきれない。

ムヨルの新しいSPは、ケビン・チャン代表だ。
ウンジェはクビになったから……。
しかしウンジェは、たまたま一緒になったイベントで、ムヨルと一緒にいる女性を目撃する。
ふたりは親密な空気で、ホテルの客室階に上がっていく。
彼女はさっきすれ違ったとき、「うまく釣れた」と言っていた。
12時だと電話で誰かに報告していた。胸元にタトゥーがあった。
そう言えば、ロビーで、同じ模様のタトゥーを入れたあやしげな男も見た。
12時だな、と電話で話していた……。
もしかしてふたりはグルなんじゃないか?

気になったウンジェはムヨルに電話するが、とってもらえない。
男が上ってくる前に、なんとかムヨルの部屋番号を聞いて、突撃する。
バスタオル一枚のムヨルはウンジェに引っ張られて、部屋から連れ出されるが……。
自分の部屋に、あやしげな男が入っていくのを見て、納得。
美人局(つつもたせ)だ!

ムヨルの車で必死に逃げ出すふたり。
うっかり相手の女の携帯電話を持ってきてしまった。
ムヨルもまた、ネックレスをホテルの部屋に忘れてしまっていた。

ウンジェはドンアに携帯電話の暗証番号を解くように頼む。
1万通りもある暗証番号の可能性にうんざりするムヨルだが、
「0000だった」
「マジかよ?」
中には、女がいままでひっかけたカモとの記念写真がずらり。
女ふたりは嬉々として中身を検証中。
「もう俺帰るわ」
「なんか忘れてない?ありがとう、とか、恩に着る、とか」
黙ったままのムヨル。
「日本で私が誤解した件はこれでチャラね!」
「おー」
一応、冷戦状態は脱した、と思っていいのだろうか?

ムヨルは、ネックレスを忘れたことに気付いてホテルへ行くが、
忘れ物はないと言われる。
慌てて例の携帯電話で女の身元を探そうとするが、
ウンジェが携帯屋に売っぱらった後で、携帯は初期化されてしまっていた。
「そのネックレス、高いの?よかったらこれ、足しにして」
「お前には、金より大事なものはないのか……」
ムヨルはいつになく真面目な表情で、言い捨てて出て行った。
ウンジェもなんだか、その言葉だけは気になっている。

(つづく)


すごかったねー、ムヨルとウンジェの死闘。
ウンジェがSPだとはいえ、男と女だよ?体格差もあるのに。
そんなことはいっさいお構いなしで、つかみかかってきたムヨルの怒りの激しさに、
ウンジェも自分の勘違いを悟ったんだね-。
「腕折れるよ!」「折れ!」のやりとりで、ムヨルの言葉が本物だと確信したんだわ。
なんつーか、

無茶すんなよ……。

ウンジェとムヨルに対して、というよりは、制作陣に対して言いたいです。
ここまで引っ張った勘違いに終止符を打つためには生半可な解決法じゃすまないだろうと
思っていましたが、主役ふたりのガチな殴り合いで決着がつくとは……。
一昔前の少年漫画か!
1回目に観た時はね、ハラハラして、ムヨルの傷つき怒った様子に胸を痛めて、
ウンジェの後悔をほら見たことかとも言えず、かわいそうに思って、真面目に観てたんだけど……。
今こうして感想書いてると、だっはっは!と笑いそうになってしまいました。
バカな奴らだなー、こいつらってば。

怒って感情を爆発させた後は、肝心の先輩夫婦にまで八つ当たりして帰っちゃうムヨル。
そして、穴があったら入りたいくらいだろうに、身なりもかまわず必死でムヨルについて行って、
彼に謝ろうとするウンジェ。(弁解付きだが)
なんかすごいなーと思っちゃう。
こんなに濃い人間関係、現実にある?
自分が傷つきたくなくて、フェイドアウトしちゃったり、相手を避けちゃったり、
何事もなかったかのように振る舞ったり、自分だったらそうしてしまいそう。
お互いに、かっこわるくても、相手を傷つけてしまいそうでも、
自分の感情を全力でぶつけあって、それを受け止め合う努力をするって、大事なことかもね。

よく韓国の人は情が濃いっていうけど、摩擦を恐れない人間関係が、そうさせるのかも。
摩擦がいっぱいあったほうが、結局ぴったりくっつくもんね。
ツルツルだと、滑りっぱなしだよ。
ははは、でもドラマだしね!みんながみんな、こんなすごいケンカしてるわきゃないか!

仲直りできてホントによかった~。
でも一難去ってまた一難だね。
ネックレス、取られちゃったし。
すごく大事なものみたいだし。どうなるのかな?

あの女の人、家に届いた写真を見て、ムヨルに興味を持ったってことでしょ?
そしてターゲットにした。
ムヨルに脅迫写真を送ってくる人物が、そう誘導したわけだよね。
何者なんだろうね?この問題はドラマ後半まで引っ張られるのかな?

この脅迫者を追う、キム室長とドンアのコンビが大好き!
ドンアはムヨルへの奇妙なファンレターを分析し始める。
写真のムヨルの目をつぶし、裏には詩のような文言が並んでいる手紙。
この水筒と写真についていた指紋が同じだったことから、
この脅迫はマジでヤバいってことになってるわけね。

キム室長に会いに、彼女なりに気合いの入った格好?で現れたドンア。


こんなサングラスが似合うのは、小顔だからに違いない。

私は好きですよ。

「顔を洗う暇もなくて……」と言いつつも、歯磨き粉で汚れたようなトレーナー。
私これ、よく意味がわからなかったんだけど。
顔を洗う暇とかそういうことじゃなくて、その汚れた服をなんとかしろ!って意味?
それとも、そんなこと言ってるけど、必死で歯磨きした形跡がうかがえますよ、
キム室長に会うために気合いいれましたね?って意味?
どっちにしろ、ドンアはキム室長を気に入ってるみたいだし、
室長は、相手が有能なら、姿形は気にしなさそうだし、こちらもいいコンビになりそうです。

キム室長は、ドンアにファンレターの分析を頼んだわけですね。
ん?ドンアが指摘して、分析させてもらえるよう、頼んだのかな?
家まで車で送ってくれた室長は、ドンアに聞きます。
「携帯の番号は?」
「え?口説いてるの?」
「今後もファンレターは来ます」
「家に電話してください」
「分かりました」
ドンアは降車してから、わざわざ再度声をかけます。
「誘いを断ってるわけじゃありませんからね!」
「誘ってません」
「あ~、それはよかった。ではまた」

どうも彼女は携帯電話は持ってない模様ですね。
「誘ってません」と真顔で間髪入れずに答えたキム室長が好きです。

かっこなんか気にしないところがウンジェとドンアの共通点。
旅館での真面目シーン、よくわらわなかったなー、マンソクさん。
いや、結構NG出てたかもねぇ。


ボンバーにもほどがある。アボジもくるくるよね。

ん-、なんとなく、まだドンス先輩、というよりマンソクさん、と思って観ちゃう。
もうちょっと、入り込みたいなー。
不倫疑惑が一段落したし、もうあんまり物語に絡んでこないのかな?

ドンス先輩が食事中、おくさんにお肉をあげますよね。
おいしいから食べてごらんって。
それをじーっと見ているウンジェに、ムヨルもほらってお肉をあげるの。
あそこがなんか好きです。
(こいつってば、そんなに肉が食いたいのか)と思ってそうなムヨル。
そこで、ひょいっとあげてしまうんですから、それはそれで優しいな、と。
夫婦と勘違いされてベタに怒ってますが、
まさかSP連れてきてると思わないもんね。
露天風呂シーンも、赤裸々な女たちのケンカに
いたたまれなくなってそそくさと出て行くマンソクさんが良かった。

序盤から出演者の慰労?タイアップ?と疑問符がつきまくりの湯布院ロケでしたが、
それなりに楽しみました。
ぼろぼろのかっこで飛行機に乗るウンジェとか、状況の悪さは強調できたしね。
でもちょっと、ドラマ的にはどーでもいーかな……。



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